がん保険に入るならやっぱり終身!特徴から選ぶポイントまで全て教えます!
がんになる人の割合は年々増加傾向にあり、がん治療に対する備えは必須といっても良いでしょう。
そこでおすすめなのが、がん保険です。
がん保険には終身型と定期型の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
もしがん保険に加入するなら、終身型と定期型のどちらが良いのでしょうか。
今回は両者のがん保険について、さまざまな方向から解説していきます!!
これからがん保険に加入する予定がある人は、選ぶ際のポイントをしっかりチェックしてみてください!
【目次】
- がん保険に入るなら終身?それとも定期?
- 終身型がん保険とは?終身保険との違いが知りたい!
- 後悔しないように!終身型がん保険が必要なワケ
- 終身ってなに?終身型がん保険の保険期間とは?
- がん保険は終身がいい!定期よりもメリットが大きい理由
- 早いにこしたことはない!終身型がん保険に加入すべき年齢
- 夫婦型がん保険と終身型がん保険… おトクなのはどちら?
- がん保険にも貯蓄型がある!終身型よりもおトクなの?
- 終身型がん保険のベストな見直しタイミングとは?
- 終身型がん保険はがんリスクの少ない若いうちがおすすめ
- 特徴を理解して終身型がん保険の検討・見直しを行おう
がん保険に入るなら終身?それとも定期?
終身型がん保険とは
一生涯変わらない保険料で、一生涯保障が続く保険のことです。
対して定期型は、保険期間が決まっており、満期ごとに自動更新されます。
終身型の保険料が一定なのに対し、定期型は更新ごとに保険料が上昇していきます。
また、定期型は更新できる間は契約を維持できますが、最長保険期間が決まっているため、その期間を超えた契約更新はできません。
80歳や90歳以上など高い年齢で設定されていることがほとんどですが、万が一最長保険期間をすぎてからがんになってしまった場合の保障はありません。
終身型か定期型かで迷ったら、まずはどのくらいの保険料なら毎月支払っていけるのか、どのくらいの保障を望むのかなどをハッキリさせると良いでしょう。
必要な保障内容はライフスタイルによって変わりますので、自分にあったがん保険を選ぶことが大切です。
詳しくは、◆◆「備えておきたいがん保険!終身と定期どちらを選ぶのが正解?」 ◆◆をご参照ください。
終身型がん保険とは?終身保険との違いが知りたい!
終身型がん保険とは保険が一生涯続く保険のことですが、生命保険の終身保険とは大きな違いがあります。
生命保険とは、被保険者が亡くなったときに死亡保険金を支払う保険のことです。
生命保険の終身は貯蓄型とも呼ばれ、途中で解約すると解約返戻金をもらうこともできます。
対して終身型がん保険は、途中解約をしても解約返戻金はもらえません。
がん保険の「終身」とは、保障が一生涯続き、保険料が生涯変わらない、という意味です。
保険や終身という言葉を聞くと、生命保険を連想しやすいですが、がん保険とは仕組みが違うということを覚えておきましょう。
がん保険は、がんを治療するために必要な保障を受けられる保険です。
がん治療は長期に及ぶことが多く、治療費も高額になりがちです。
いざというときの備えのために、終身型がん保険への加入がおすすめです。
詳しくは、◆◆「終身型がん保険とはどんな保険?どういう人におすすめなの?」 ◆◆をご参照ください。
後悔しないように!終身型がん保険が必要なワケ
なるかどうかもわからない病気に対して、保険は本当に必要なのでしょうか。
保険料がもったいないからと、終身型がん保険への加入を拒む人もいます。
国立がん研究センターによれば、がんにかかる人の割合は年々増加傾向にあります。
一説には2人に1人はがんにかかる時代ともいわれています。
国民の半分はがんになるというのは、かなり高い罹患率で、誰しもがんにかかる可能性があるといわざるを得ません。
また、がんになっても公的医療費制度で治療費をまかなえるという意見もあります。
がんは種類によって手術方法や使用する抗がん剤が変わります。
もし通常の治療方法でがんを治せない場合、先進医療技術を使うこともありえます。
先進医療技術による治療は数百万円にも及びますので、仮に高額医療費制度を使っても自己負担分が残ります。
これらのリスクを軽減するためにも終身型がん保険は必要だといえるでしょう。
詳しくは、◆◆「終身が人気のがん保険!でも本当に必要なの?」 ◆◆をご参照ください。
終身ってなに?終身型がん保険の保険期間とは?
終身型がん保険の保険期間は一生です。
解約や保険の見直しをしない限り、死ぬまで続きます。
がん保険の中でも終身型を選ぶ人が多いのは、一生涯がんの保障を受けられるからでしょう。
定期型の場合は保険期間が決まっており、最長保険期間も設定されています。
契約更新をすれば契約を続けることはできますが、そのぶん保険料が上がってしまうことも、終身型がん保険を選ぶ要因となっています。
がんとは、高齢になればなるほどかかる確率が高くなります。
最長保険期間をすぎたあとの保障がなくなってしまうのは、がんの罹患率を考えると心もとないといえるのではないでしょうか。
終身型で注意が必要なのは加入直後の免責期間です。
その間はがんだとわかっても給付を受けることができないので、早めの加入がおすすめです。
くわしくは、◆◆「知っておきたいがん保険の保険期間!終身っていつからいつまで?」◆◆をご参照ください。
がん保険は終身がいい!定期よりもメリットが大きい理由
定期型よりも終身型がん保険を選ぶメリットは、保険料の安さにあります。
定期型も終身型も、若いうちに加入したほうが保険料が安くなることは共通しています。
また、最初のうちは定期型のほうが終身型よりも保険料が割安です。
しかし、定期型は更新ごとに保険料が高くなっていくため、ある年齢を境に終身型がん保険のほうが保険料が安くなります。
トータルで支払った保険料でも終身型のほうが安くなります。
また、短期支払い型を選べば、若いうちに保険料の支払いが完了できるのも大きなメリットです。
収入の減少が予想される老後には、保険料の支払いをすることなく保障を受けることができます。
保険会社によって保障内容は大きく変わりますので、給付条件や給付額などを確認したうえで選ぶと良いでしょう。
詳しくは、◆◆「がん保険に入るなら終身型がいいって本当?どんなメリットがあるの?」◆◆をご参照ください。
早いにこしたことはない!終身型がん保険に加入すべき年齢
終身型がん保険に加入する年齢は、早いほうが良いです。
理由は、がんは年齢が高くなるほど罹患率も上がるからです。
そのため、がん保険の保険料も、年齢とともに高くなる傾向にあります。
終身型がん保険の場合は一度加入してしまえば保険料は一定ですので、加入が早ければ早いほどお得です。
できれば保険料の安い20~40代の間に入っておくことをおすすめします。
ちなみに、がんの罹患率が上がり始めるのは30代で、男性より女性が多いです。
50代に入ると罹患率の高さは男女逆転し、60代以降は一気に跳ね上がります。
それと同時に保険料も跳ね上がりますので、収入が低くなりやすい高齢者になってからのがん保険加入はおすすめしません。
もちろん無保険よりは入ったほうが良いですが、なるべく若いうちに入っておいたほうが、メリットは大きいです。
詳しくは、◆◆「がん保険選びのポイントは年齢によって違う!終身型ならいつ入るのがベスト?」)◆◆をご参照ください。
夫婦型がん保険と終身型がん保険… おトクなのはどちら?
がん保険には、夫婦型という種類があります。
夫婦2人で1つの保険契約になりますが、保障は夫婦2人につきます。
夫婦型がん保険のメリットは、保険料が安くすむこと。
子どもがいたりローンがあったりすると、高い保険料を毎月支払っていくのは大変なものです。
夫婦型であれば保険料を節約したうえで保障をつけることができます。
逆に離婚したりどちらか一方が亡くなったりすると、配偶者の保障がなくなってしまうケースがあります。
また、保障内容を自由に設定できないデメリットもありますので、夫婦それぞれしっかりとした保障が欲しい場合は、個別に終身型がん保険に入ったほうが良いです。
どちらか一方に病気があったり、万が一別れたりしても、お互いの契約内容に影響を与えることはありません。
夫婦型はリスクもあるので、終身型とどちらがいいのかは、きちんと考えてから決めましょう。
詳しくは、◆◆「気になる夫婦型がん保険!終身型とどこが違うの?」◆◆をご参照ください。
がん保険にも貯蓄型がある!終身型よりもおトクなの?
終身型がん保険の多くは掛け捨て型です。
終身型がん保険のポイントは、保障は一生涯ですが、途中解約しても解約返戻金は戻ってこないことです。
終身保険が貯蓄型といわれているので勘違いしやすいですが、本質的にはまったく異なります。
がん保険にはもうひとつ、貯蓄型タイプもあり、途中で解約すると払い込んだ保険料の一部が戻ってきます。
また、所定年齢までに払った保険料が未使用であれば、そのぶんも戻ってきます。
ここまで聞くと、貯蓄型のほうが得なように思えますが、がん保険は本来、がんになったときの備えです。
いざというときのために、がん保険は一生涯保障が続いて保険料も安い終身型を選ぶ人が多くいます。貯蓄をするなら、貯蓄型の生命保険に加入してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、◆◆「終身掛け捨て型と貯蓄型のがん保険!入るならどちらがお得?」◆◆をご参照ください。
終身型がん保険のベストな見直しタイミングとは?
せっかく終身型がん保険に加入したのに、保険を見直すのは損をした気分になりがちです。
しかし、保険の見直しとは何も、今の終身型がん保険を解約して新しい保険に入り直すことだけではありません。
終身型がん保険の中には、入院・手術のみの古いタイプがあり、抗がん剤や放射線による通院治療に対応していないケースがあります。
その場合、古いタイプのがん保険をそのままにして、保障の足りない部分を特約で補うのが賢い見直し方法です。
古い終身型がん保険には、通院保障や上皮内新生物の保障がないケースも多いので、特約で補えるかは必ず確認するようにしてください。
また、先進医療技術を使った治療にも対応するために、先進医療保障の有無も確認しましょう。
詳しくは、◆◆「終身型がん保険の見直しは必要?押さえるべきポイントはどこ?」◆◆をご参照ください。
終身型がん保険はがんリスクの少ない若いうちがおすすめ
がん保険に入るなら終身型がおすすめです。
理由は、何といっても保障が一生涯続くから。
今や、がんはいつ誰がなってもおかしくない病気です。
加えて、高齢になるほどその罹患率は上昇します。
終身型がん保険をお得に利用するなら、なるべく若いうちに加入しておくのがおすすめです。
がんになってからだとがん保険に入れないこともあるので、早いにこしたことはありません。
また、がん保険には免責期間が設けられており、もし90日の免責期間中にがんと診断されても、給付金を受けることができません。
だからこそ、がんのリスクが少ない20代や30代のうちに加入しておくと安心なのです。
詳しくは、◆◆「おすすめの終身型がん保険!選ぶときのポイントは?」 ◆◆をご参照ください。
特徴を理解して終身型がん保険の検討・見直しを行おう
同じがん保険でも、保険期間や特約の有無などによってさまざまなタイプがあります。
それぞれの特徴をよく理解したうえで、加入する保険を選びましょう。
新しく終身型がん保険への加入を考えているなら、月々に支払う保険料の金額だけでなく、保障内容や保険料払込期間など幅広い視点から検討を重ねるのがよいでしょう。
また「終身型のがん保険にはすでに入っているから大丈夫」と考えている人も、これを機に内容を見直しておくと安心です。
少々面倒に感じるかもしれませんが、万が一のときにも十分な保障を受けるためには、定期的に見直しを行うことも不可欠となります。
がんへ備えるのに早すぎるということはありません。若いうちから、自分に適したがん保険に加入しておくことをおすすめします。
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