仮想通貨の取引を行うためには、まず仮想通貨取引所の口座開設が必要となります。
あまり仮想通貨の取引について行ったことがない方は仮想通貨取引所の特徴や手数料などを知らない方もいるのではないでしょうか?
今回は国内の大手取引所であるコインチェックについて解説していきます。
コインチェック(coincheck) | ||
取り扱い銘柄 | 取引所 (5銘柄) |
BTC/ETH/FCT/MONA/PLT |
販売所 (16銘柄) |
BTC/ETH/ETC/LSK/FCT/XRP/XEM/LTC BCH/MONA/XLM/QTUM/BAT/IOST/ENJ/OMG |
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取引手数料(税込) | 取引所 | メイカー手数料:0.000% テイカー手数料:0.000% |
販売所 | 無料(スプレッド:0.1〜5.0%) | |
入金手数料(税込) | 銀行振込(日本円):無料(各銀行の振込手数料あり) コンビニ入金:770円~1,018円 クイック入金:770円~入金金額×0.11% + 495 円 |
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出金手数料(税込) | 407円 | |
対応する取引 (現物取引以外) |
レバレッジ取引 | 非対応 |
積立 | 対応 |
「コインチェック(coincheck)」は日本国内でも特に有名な仮想通貨取引所です。テレビCMもよく流れているので一度は見たことがあるかもしれません。
取り扱っている仮想通貨の銘柄数が国内でも多い取引所なので、数多くのコイン取引に対応しています。
取引所の取引手数料が無料となっており、気軽に取引を行うことができます。
500円くらいからビットコインをはじめとした仮想通貨を取引できるので、少額から仮想通貨を触れることも可能となっています。
取り扱い銘柄 |
ビットコイン(BTC) |
イーサリアム(ETH) |
イーサリアムクラシック(ETC) |
リスク(LSK) |
ファクトム(FCT) |
リップル(XRP) |
ネム(XEM) |
ライトコイン(LTC) |
ビットコインキャッシュ(BCH) |
モナコイン(MONA) |
ステラルーメン(XLM) |
クアンタム(QTUM) |
ベーシックアテンショントークン(BAT) |
IOST |
エンジンコイン(ENJ) |
OMG |
パレットトークン(PLT) |
取引所の取り扱い | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ |
✕ |
✕ | ✕ | ✕ | ○ |
販売所の取り扱い | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ |
コインチェックでは2022年4月現在、合計で17種類の銘柄が取引可能となっています。
内訳としては「取引所」で5種類、「販売所」で16種類の取引が可能です。コインチェックで取り扱っている通貨の大半は販売所で購入することができます。
ただし、パレットトークン(PLT)だけは取引所のみでの取り扱いになっています。
パレットトークンは2021年7月に日本で初めてIEO(Initial Exchange Offering…新規発行するトークンを取引所が先行販売する方式※)が行われた仮想通貨銘柄です。
また2022年夏頃にも「フィナンシェトークン(FT)」のIEOも予定されており、取引可能な銘柄が増えることが期待されます。
※同じ取引所内でも「取引所」と「販売所」では取引方法が違います。 取引所は利用者同士の取引で、株取引などと同じく指値注文ができ、手数料は安めです。一方の販売所は取引所相手に売買するもので、ほぼ確実に売買が成立する・初心者でも簡単に売買ができるなどのメリットはありますが、一方で売りと買いの価格差(スプレッド)が大きく、仮に手数料が無料の場合でも実質手数料が高くなりがちです。 どの通貨がどちらの取引方法に対応しているかは仮想通貨取引所ごとに異なります。 |
メリット | デメリット |
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コインチェックのメリットは、何と言っても仮想通貨初心者でも使いやすいインターフェースであることでしょう。
また取り扱っている仮想通貨の銘柄数も合計17種類と多く、積立にも対応しています。
しかしレバレッジ取引は2020年で提供が終了してしまったため、現在は非対応なので注意が必要です。
初めて仮想通貨の取引をする人
多くの種類の銘柄に投資したい人
NFTを取引してみたい人
コインチェックはサイトデザインがシンプルなので、初めて仮想通貨の取引をする人には最もおすすめです。
また取り扱い銘柄が多いため、幅広い仮想通貨銘柄を触ってみたいと考えている人にもいいでしょう。
※ちなみにコインチェックはゲームなどで使われるNFT(非代替性トークン)の取引を行うマーケットプレイスもあります。
コインチェックやビットフライヤーでかかる各種手数料をまとめました。
下記にコインチェックの取引手数料や入金手数料などを示しているので参考にしてみてください。
取引方式 | 取引手数料 |
取引所 | メイカー手数料:0.000% テイカー手数料:0.000% |
販売所 | 無料(スプレッド:0.1〜5.0%) |
販売所では取引手数料事態は無料ですが、購入価格と売却価格の差(スプレッド)が実質的な手数料になります。
例えばビットコインの購入価格が500万円、売却価格が499万円なら1万円分がスプレッドとなります。
コインチェックでは最大5%のスプレッドになることがあるので注意が必要です。
入金方法 | 入金手数料 |
銀行振込(日本円) | 無料(各銀行の振込手数料あり) |
コンビニ入金 | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1,018円 |
クイック入金 (入金額から手数料差し引き方式) |
3万円未満:770円 3万円以上50万円未満:1,018円 50万円以上:入金金額×0.11%+495円 |
コンビニ入金とクイック入金については入金額によって手数料が異なります。
基本的に1回の入金額が高くなるほど、手数料も高くなる傾向にあります。
そのため手数料が気になる場合は銀行振込で対応しましょう。
出金の場合は金額にかかわらず1回で一律407円が掛かります。
そのため出金を小分けにして行うと、その度に407円の手数料が発生してしまいます。
できるだけ一回に高額の出金をしたほうがお得です。
コインチェック |
GMOコイン |
ビットフライヤー |
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取り扱い通貨 | 取引所:5銘柄 販売所:16銘柄 |
取引所:11銘柄 販売所:18銘柄 |
取引所:6銘柄 販売所:15銘柄 |
取引所手数料 | メイカー手数料:0.000% テイカー手数料:0.000% |
メイカー手数料:-0.01% テイカー手数料:0.05% |
約定数量 × 0.01 ~ 0.15% |
販売所手数料 | 無料 (スプレッドの負担あり) |
無料 (スプレッドの負担あり) |
無料 (スプレッドの負担あり) |
入金手数料(税込) | 無料~1,018円 | 無料 | 無料~330円 |
出金手数料(税込) | 407円 | 無料 | 220円~770円 |
対応する取引 | 現物取引 積立 |
現物取引 レバレッジ取引(2倍) 積立 |
現物取引 レバレッジ取引(2倍) 積立 |
コインチェックと他の国内人気取引所「GMOコイン」「ビットフライヤー」で比較してみました。
コインチェックは日本国内の取引所では取り扱い銘柄が豊富となっています。
ただレバレッジ取引のサービスは終了してしまい、現在はできないので注意しましょう。もしレバレッジ取引を希望するのであれば、GMOコインやビットフライヤーを試してみるのもアリです。
2022年6月現在、コインチェックの口座開設ボーナスキャンペーンは終了しています。
ちなみに2022年3月までは口座開設で2500円分のビットコインがもらえました。
口座開設ボーナスは年末年始や年度末などに行われることが多いので、気になる場合はキャンペーン情報を随時チェックしましょう。
公式HPにアクセスしてメールアドレス・パスポートを入力する
本人確認を行う
二段階認証を設定して本人確認完了の連絡を待つ
コインチェックに入金をして取引を始める
ここではコインチェックの口座開設をする流れを説明していきます。
口座開設はとても簡単にできるので、ぜひ参考にしてみてください。
まず申し込み前に、メールアドレス(GメールなどでOK)・本人確認書類(運転免許証など)・銀行口座の3つを用意します。
最初に公式HPにアクセスして、メールアドレスとパスワードを登録しましょう。
その後重要事項を承認して次に進みます。
次に本人確認を行います。本人確認に必要な書類は顔や住所の書かれた運転免許証やパスポートになります。
現在ではスマホで本人確認書類・顔写真の撮影をして提出する形が主流で、口座開設までの時間が短いのでおすすめです(郵送だと口座開設まで1週間くらい掛かります)。
必須ではありませんが、セキュリティのために二段階認証を設定しましょう。
仮想通貨はハッキングや資金流出などのリスクが0ではないので、セキュリティ面は厳しめにしておくのがおすすめです。
Google認証アプリ(iPhone版/Android版)などが必要になるので、まだスマホに入っていない場合はインストールしましょう。
本人確認が完了したら入金して取引が始められます。
銀行振込やコンビニ入金などできるので、利用しやすいものを使ってみてくださいね。
ただし手数料のところで触れたように、銀行振込以外では入金額に応じて手数料が高くなる点に注意しましょう。
今回は仮想通貨取引所のコインチェックについてご紹介しました。
国内取引所の中でも大手で、仮想通貨の取り扱い銘柄は17と国内取引所の中では多めです。積立にも対応していますが、レバレッジ取引は現在非対応です。
初心者でも使いやすかったり、今後IEOも予定されているので、気になる場合はぜひ口座開設に申し込みをしてみてください。