仮想通貨の取引所は日本国内だけではなく、海外の取引所にも登録ができます。しかし、日本国内の取引所とは法律が異なるため、気をつけなければなりません。

この記事は海外仮想通貨取引所5社の紹介と海外の仮想通貨取引所の危険性、注意点などを解説します。

日本人が登録可能な海外の仮想通貨取引所5社を紹介

取引所 銘柄数 取引手数料 レバレッジ取引

BINANCE(バイナンス)

350種類以上 メイカー手数料:最大0.1%
テイカー手数料:最大0.1%
最大125倍

Bybit(バイビット)

120種類以上

メイカー手数料:-0.025%
テイカー手数料:0.075%
最大100倍
MEXC 600種類以上 0.2% 最大125倍
CryptoGT 17種類 無料 最大500倍
Bitterz(ビッターズ) 約20種類 無料 888倍

※2022年4月現在、日本人が新規登録できる取引所

上の表の5社は2022年4月現在、日本人が新規登録できる取引所です。どの取引所も使用言語に日本語が設定可能で使いやすくなっています。

ただし日本の仮想通貨取引所と違い、海外の取引所を利用するには特有の危険性も存在します。

海外の仮想通貨取引所は、どちらかというと仮想通貨中級者以上の人向けとなっています。

ちなみに海外の取引所は、日本人向けのサービスを日本から許可を得ずに展開してはいけません(ただし利用者が進んで海外の取引所を利用することは違法ではない)。

そのため日本語対応して日本人に向けてサービスをしているのは、利用する側からすれば問題ありませんが、運営側は日本の金融庁的には禁止されています。

海外の仮想通貨取引所で特に人気の3社を紹介

海外の仮想通貨取引所は、世界中を探せば無数に存在します。

ここではその中でも特に人気の取引所を3つピックアップしてご紹介します。

1.BINANCE(バイナンス)

BINANCE(バイナンス)

取扱通貨 BTC、ETH、SOL、XRP、ADA、BCH、XLM、ENJ、XEM、OMG他300種類以上
取引手数料 Maker:0.02%~0.1%
Taker:0.04%~0.1%
出金手数料 ビットコイン:0.0004BTC
リップル:0.25XRP
イーサリアム:0.002ETH
最低出金額 ビットコイン:0.001BTC
リップル:30XRP
イーサリアム:0.01ETH

BINANCEは世界的に人気が高い仮想通貨取引所です。仮想通貨取引量は世界一で、取引所では買値・売値の差がかなり小さくなっています。

またレバレッジ取引は125倍まで対応しているので、少ない資金で一攫千金を狙いたい方に向いています。

ただし有名な海外の取引所で日本語対応していることもあり、日本の金融庁からたびたび警告を受けています。

今後も警告が続けば日本からのアクセスができなくなる可能性はあります。長期的に利用するなら、どこかのタイミングで取引できなくなる可能性がある点は覚えておきましょう。

2.Bybit(バイビット)

Bybit(バイビット)

取扱通貨 BTC、ETH、USDT、XEM、XTZ、ADA、DOT、XRP、LTC、ENJ他130種類以上
取引手数料 Maker:0%~0.1%
Taker:0.02%~0.1%
出金手数料 ビットコイン:0.0005BTC
リップル:0.25XRP
イーサリアム:0.02ETH
最低出金額 ビットコイン:0.001BTC
リップル:20XRP
イーサリアム:0.02ETH

Bybitはシンガポールにて設立された仮想通貨取引所です。日本語完全対応で、海外取引所の中でも日本人の人気が高いです。

日本語に対応しつつ、日本の取引所にはないメリットを持ち合わせているので、初めての海外取引所を使うならおすすめと言えます。

ただしbybitはBinanceと同じく、日本からライセンス認定を受けていないのですが、それでも日本人を多く囲っているため金融庁から目をつけられています。

そのため今後も警告が続けば、日本からのアクセスや日本人の新規登録ができなくなる可能性はあります。

3.MEXC(旧MXC)

MEXC(旧MXC)
取扱通貨 BTC、ETH、XRP、TRX、SOL、LTC、BCH、ADA、ETC、ATOM他600種類以上
取引手数料 0.2%
出金手数料 リップル:0.1XRP
イーサリアム:0.00600117ETH
ステラルーメン:0.1XLM
最低出金額 リップル:12XRP
イーサリアム:0.01ETH
ステラルーメン:10XLM

MEXCは世界的に人気の高い仮想通貨取引所です。取り扱いの仮想通貨が600種類以上と非常に多いです。

たくさんのアルトコインで運用したいならMEXCを選ぶのがおすすめです。通貨数はBINANCE並み・かつレバレッジも最大125倍なので、一攫千金も夢ではありません。

MEXCは日本語には完全対応ではありません。翻訳ミスのためか分かりづらい日本語も多く、結局英語のほうがわかりやすい場合もあります。

また取引手数料も高いのも大きなデメリットなので、BinanceやBybitで取り扱いがある銘柄ならそちらで対応したほうがいいかもしれません。

そもそも海外の仮想通貨取引所を利用するのは危険?

海外の仮想通貨取引所を利用する際の危険性
  • 日本国内とは法律自体が異なる

  • 設定できるレバレッジが高倍率過ぎる

  • 金融庁から規制を受ける可能性がある

海外の仮想通貨取引所を利用する際の危険性として、大きく上の3つが挙げられます。

海外取引所は日本と法規制が異なります。そのため何かトラブルがあった場合に適切な処置を受けられない可能性があります

また、日本では取引の際のレバレッジは2倍までと規制されていますが、海外では規制がなく取引所によっては100倍以上の設定も可能です。投機的な取引で一気に資産を失う可能性もあります。(損失を抑えるロスカットの仕組みを備えた取引所もあります)

日本の金融庁は仮想通貨の交換業に登録していない業者に対して厳重に対処しています(大手の取引所でも登録していない場合も多い)。万が一規制対象になった場合は、利用者の資金が守られない可能性が高いと考えられます。

上記を踏まえ海外取引所の利用は危険性を理解した上、自己責任で利用する必要があります。特に仮想通貨初心者の方は、国内の取引所を利用しましょう。

海外の仮想通貨取引所を利用するメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 取り扱い通貨の種類が豊富

  • 手数料が安い場合が多い

  • レバレッジが高い

  • 日本円で入出金することがほぼ不可能

  • 日本の法律が適用されない

  • 運営元がはっきりしていない取引所もある

海外の仮想通貨取引所を利用するメリット・デメリットは上の通りです。

日本の取引所では、多くて20種類ほどの銘柄しか扱っていない一方、海外大手取引所では数百種類以上(例:バイナンスでは350銘柄)の取り扱いがあります。

また手数料が安い取引所も多く、最大レバレッジが100倍以上の取引もできますので、大きな金額を動かす取引ができるメリットがあります。

一方デメリットとしては、日本円の入金はほとんど不可能で、国内取引所で仮想通貨を購入して海外取引所に送金などの手間がかかる場合もあります。

さらに危険性のところでも触れましたが、そもそも日本の法律が適用されないためトラブルの危険性があります。

現在、海外でも取引所の規制は進んでいるものの、運営元がはっきりしていない取引所もあります。利用する場合はよく調べ、分からないまま取引する事だけはやめましょう。

日本人が仮想通貨投資で利用するなら海外取引所と国内取引所のどちらがおすすめ?

ここまで危険性やメリットデメリットを紹介してきました。では、海外と国内どちらでの取引がいいのでしょうか。

結論、安全性を配慮する場合は国内取引所を選ぶべきです。国内取引所は本人確認が厳密に行われ、日本の法律が適用されます。

海外の取引所はもちろん便利でスケールも大きく、そもそも日本の仮想通貨事情は金融庁による規制が厳しく自由度が低いため、海外取引所が魅力的に映る場合も多いですよね。

ただし危険性は無視できない要素なので、やはり日本人が利用する上では注意することが多い点は考慮した方がいいでしょう。

日本人が安全に利用できる仮想通貨取引所3選

海外の取引所の多くは金融庁からの許可を得ていないことがあります。その点、安全性には欠けてしまいます。

安全性に考慮した場合は国内の取引所を利用するほうがおすすめなので、以下では国内で安全に利用できる仮想通貨取引所を3つ紹介します。

1.bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)
取り扱い銘柄数 15種類
取引所の取り扱い銘柄 ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)/リップル(XRP)/ステラルーメン(XLM)
販売所の取り扱い銘柄 ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)/モナコイン(MONA)/リスク(LSK)
リップル(XRP)/ベーシックアテンショントークン(BAT)
ステラルーメン(XLM)ネム(XEM)/テゾス(XTZ)
ポルカドット(DOT)/チェーンリンク(LINK)/シンボル(XYM)
入金手数料 クイック入金手数料(住信SBIネット銀行からのご入金):無料
クイック入金手数料(住信SBIネット銀行以外からのご入金):330円/件
出金手数料 3万円未満のご出金の場合

お客様の銀行が三井住友銀行:220円(税込)

お客様の銀行が三井住友銀行以外:550円(税込)


bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴
  • ビットコイン取引量6年連続No.1

  • 安心して使えるセキュリティ

  • 15種類の仮想通貨を1円から買える

bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコインの取引量で6年連続No.1を獲得している取引所です。

取引所がハッキングされユーザーの仮想通貨が流出したというニュースを聞きますが、ビットフライヤーは業界最長の7年連続でハッキング0のセキュリティの高さを持ち合わせています。

また、現物取引、レバレッジ取引、積立と3つの取引形態が選べる点も特徴です。銘柄の種類も充実しており、1円からの取引ができますのでおすすめの取引所です。

2.Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)

取り扱い銘柄数 17種類
取引所の取り扱い銘柄 ビットコイン(BTC)/ファクトム(FCT)/イーサリアムクラシック(ETC)
モナコイン(MONA)/パレットトークン(PLT)
販売所の取り扱い銘柄 ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/イーサリアムクラシック(ETC)
リスク(LSK)/ファクトム(FCT)/リップル(XRP)
ネム(XEM)/ライトコイン(LTC)/ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)/ステラルーメン(XLM)/クアンタム(QTUM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)/アイオーエスティー(IOST)/エンジンコイン(ENJ)
オーエムジー(OMG)
入金手数料 銀行振込:無料(振込手数料負担)

コンビニ入金(3万円未満):770円

クイック入金(3万円未満):770円

出金手数料 日本円出金:407円

暗号資産/入金手数料:無料


Coincheck(コインチェック)の特徴
  • 国内トップクラスの銘柄数

  • 貸暗号資産サービス

  • アプリが非常に使いやすい

Coincheck(コインチェック)は取引銘柄17種類と国内トップクラスの銘柄数を誇る取引所です。

コインチェック独自の貸暗号資産サービスを行なっており、仮想通貨の運用をコインチェックに任せることで利益を得られるサービスもあります。

UIUXに非常にこだわっており、初めての方でも「簡単」に操作ができるアプリがあります。

過去にハッキングによりネム(NEM)の流出騒動もありましたが、現在はその心配もなく口コミでも高い評価を得ています。

3.GMOコイン

GMOコイン

取り扱い銘柄数 20種類
取引所の取り扱い銘柄 ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)/リップル(XRP)/ネム(XEM)
ステラルーメン(XLM)/ベーシックアテンショントークン(BAT)
クオンタム(QTUM)/シンボル(XYM)/モナコイン(MONA)
販売所の取り扱い銘柄 ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)リップル(XRP)/ネム(XEM)/ステラルーメン(XLM)
ベーシックアテンショントークン(BAT)/オーエムジー(OMG)/テゾス(XTZ)
クオンタム(QTUM)/エンジンコイン(ENJ)/ポルカドット(DOT)/コスモス(ATOM)
シンボル(XYN)/モナコイン(MONA)/カルダノ(ADA)
メイカー(MKR)/ダイ(DAI)/チェーンリンク(LINK)
入金手数料 無料
出金手数料 無料

GMOコインの特徴
  • 取扱銘柄数国内No.1

  • GMOグループのサービスなので安心

  • 手数料が無料

GMOコインは東証1部上場企業のGMOグループの子会社です。取扱銘柄数国内No.1を誇り、GMOグループで培われた金融サービスのノウハウが活かされ安心して取引ができます。

口座開設、即時入金、日本円の出金など各種手数料が全て無料な点もおすすめです。

さらに、取引形態も充実しており様々な投資スタイルに合ったサービスの取り扱いを行なっています。

仮想通貨取引所を口座開設して取引を始めるまでの流れ4ステップ

取引を始めるまでの流れ4ステップ
  1. 仮想通貨取引所の公式HPにアクセスしてメールアドレスを登録する

  2. 案内にしたがって個人情報・パスワードなどを入力する

  3. 本人確認を行う

  4. 審査が通れば口座開設できる

ここでは国内の仮想通貨取引所を新規口座開設して取引を始めるまでの流れをご説明します。口座開設のステップは各取引所大体同じです。

今回はビットフライヤーを参考に一般的な口座開設の流れを開設しますので参考にしてみてください。

登録にはメールアドレスや本人確認書類、入出金口座が必要になります。あらかじめ用意しておくことをおすすめします。

【ステップ1】仮想通貨取引所の公式HPにアクセスしてメールアドレスを登録する

申し込みしたい仮想通貨取引所の公式HPにアクセスし、「登録」からメールアドレスを入力して登録します。

すると、ビットフライヤーから「キーワード」が記載されたメールが届きます。キーワードを覚えて公式HPに戻り入力します。

【ステップ2】案内にしたがって個人情報・パスワードなどを入力する

また登録の際に銀行口座の入力を先に求められる場合もあります、という感じでメールの確認ができれば、案内に従い個人情報、パスワードを入力、設定します。

※仮想通貨を扱いますのでパスワードはセキュリティ面を考え、他のサイトなどで使っているものを使いまわさないよう注意してください

利用規約などの同意事項のチェック項目にチェックを入れて「同意する」をクリックして次に進みます。

【ステップ3】本人確認を行う

口座開設するためには、本人確認が必要です。本人確認書類として使える書類は、「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」の写真付きのものです。

案内に従い本人確認書類を提出しましょう。

現在はスマホで本人確認書類を撮影して本人確認ができる取引所も多いので、利用可能ならこの方法を使うのが早くておすすめです。

二段階認証の設定を求められた場合、「認証アプリ」「携帯電話SMS」「メール」の3つの方法から選び案内に従い設定しましょう。「認証アプリ」を利用すると簡単でよく使われています。

【ステップ4】審査が通れば口座開設できる

本人確認が終わり審査が完了すればいよいよ仮想通貨を取引できます。登録した銀行口座から資金を入金して実際に仮想通貨を購入してみましょう。

審査に通ったらメールかハガキで「審査完了」の通知が来ます。いざという時のために保管しておきましょう。

まとめ

この記事では、海外仮想通貨取引所の危険性などを解説し、国内で安全に取引できるおすすめの取引所を紹介しました。

海外の取引所の大きな特徴は、銘柄数の豊富さとレバレッジ倍率の大きさです。一歩間違えれば大きな損をすることになります。初めての方は国内取引所の利用をおすすめします。

国内には現在20社ほどの取引所があり、それぞれ取り扱い銘柄や手数料が異なります。今回解説した内容を参考に是非気に入った取引所の口座開設してみて下さい。