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近年は仮想通貨(暗号資産)に興味を持つ人が増えてきました。

しかし初心者の場合、興味を持ったとしても何から始めたらいいのか迷うかもしれません。

ここでは初心者向けに仮想通貨とは何か、どうやって始めるのかについて解説します。

そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨は日本円・米ドルなどの法定通貨とは異なります。

まずは仮想通貨とは何なのか、どんな種類があるのかを簡単にご紹介します。

仮想通貨の特徴

  • 法定通貨のように物質を持たないデジタルな通貨

  • 国や企業が管理しない非中央集権なシステムで成り立つ

  • 相場変動がとても激しい(ボラティリティが高い)

普段買い物などに使っている日本円は硬貨やお札があります。しかしビットコインなどの仮想通貨は物理的には存在しておらず、デジタルデータとしてのみ存在しています。

仮想通貨が法定通貨と大きく異なるのは、どの国にも企業(銀行)にも管理されず、ブロックチェーンと呼ばれる技術によって民主的に管理されていることです。

また投資対象として仮想通貨を見た場合、株など他投資と比べても相場変動がとても激しいという特徴を持っています。

仮想通貨の種類にもよりますが、翌日に相場が2倍、または半分になるなどは珍しくありません。

どんな仮想通貨がある?代表的な人気の仮想通貨銘柄を5種類紹介

仮想通貨の種類 解説

ビットコイン(BTC)

2009年に誕生した仮想通貨の代名詞の存在
ビットコインの相場状況が他の仮想通貨相場に影響する
時価総額1位(2022年4月現在)
発行上限の2,100万BTCが既に発行済

イーサリアム(ETH)

ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)の中でも特に人気
2014年に誕生
時価総額2位(2022年4月現在)

リップル(XRP)

2012年に誕生した仮想通貨
運営会社「Ripple Inc」によって中央集権的に管理されている
時価総額6位(2022年4月現在)

ライトコイン(LTC)

ビットコインを元に作られた仮想通貨
ビットコインよりも決済・送金が早い
2011年に誕生
時価総額21位(2022年4月現在)

ビットコインキャッシュ(BCH)

 

ビットコインから派生(分裂)した仮想通貨
ビットコイン開発者間での方針対立により誕生
2017年に誕生

仮想通貨は世界中で見ると現在15000種以上あると言われており、日々新しいものが生まれています。

仮想通貨の代名詞的存在のビットコインを始め、ビットコイン以外(アルトコイン)の代表イーサリアムなど、様々な銘柄があります。今回ピックアップした5つの通貨は、誕生してから時間がたっていて人気の銘柄です

新しく生まれる仮想通貨は稀に大幅な値上がりをすることもありますが、中にはまったく価値が上がらなかったり、詐欺的な通貨もあるので初心者の人は人気銘柄から触るのがおすすめです。

仮想通貨はどうやって始める?どこで購入する?

仮想通貨を始めるためには、まず購入できる場所を用意する必要があります。

その購入できる場所とは「仮想通貨取引所」と呼ばれ、日本国内では20以上の仮想通貨取引所が存在します。イメージとしては株式市場の仮想通貨版といった感じです。

取引所の口座開設をすることで購入でき、基本的に20歳以上なら誰でも口座開設は可能です。

また取引所によっては1円単位からと、かなり少額からでも取引できます。そのため予算に余裕がない、もしくは少額から仮想通貨を触ってみたい人でも気軽に始められますよ。

仮想通貨初心者の人が取引所を選ぶ際に注目したい3つのポイント

  1. 自分が購入したい仮想通貨の銘柄は取り扱っているか

  2. 取引手数料や入金/出金に掛かる手数料は高くないか

  3. 取引所の安全性はどうか

初心者の人が仮想通貨取引所の口座開設をする際は、上記のようなポイントを見て取引所を選ぶのがおすすめです。

ここから詳しく解説していくので参考にしてみてくださいね。

1.自分が購入したい仮想通貨の銘柄は取り扱っているか

取引所によって取り扱う通貨は異なります。

なので仮想通貨取引所で口座開設する前に自分が購入したい銘柄を取り扱っている取引所なのか必ず確認しましょう。

日本では1つの取引所で最大20種くらいの仮想通貨が取引できます。

ビットコインやイーサリアムなど有名どころはほぼどこでも取引可能です。

※同じ取引所内でも異なる2つの取引方法「取引所」と「販売所」に分かれています。
取引所は利用者同士の取引で、株取引などと同じく指値注文ができ、手数料は安めです。一方の販売所は取引所相手に売買するもので、ほぼ確実に売買が成立する・初心者でも簡単に売買ができるなどのメリットはありますが、一方で売りと買いの価格差(スプレッド)が大きく、結果として手数料が高くなりがちです。
どの通貨がどちらの取引方法に対応しているかは仮想通貨取引所ごとに異なります。

2.取引手数料や入金/出金に掛かる手数料は高くないか

取引所によって取引や入出金に掛かる手数料は異なります。

取引手数料が高いと、取引をすればするほど手数料がかさむので注意が必要です。

また仮想通貨を取引するための日本円の入出金にも手数料が掛かるので、できるだけ手数料を抑えましょう。

3.取引所の安全性はどうか

取引所自体がしっかりした運営でなければ、安全に取引ができません。

日本では金融庁が取引所を審査しており、審査を通過した業者のリスト※を公開しています。

特に仮想通貨初心者の人は、金融庁の認可がある比較的安全とされる取引所から始めるのがおすすめです。

また日本人でも海外の取引所の口座開設をすることも可能ではありますが、日本の法律が及ばないので危険性は高いです。

仮想通貨初心者の人におすすめの取引所3選!

初心者におすすめの取引所をご紹介します。

どの取引所も使いやすく、金融庁の認可もあるので安心して利用することができます。

取引所選びの参考にしてみてください。

1.コインチェック(coincheck)

コインチェック(coincheck)
取り扱い銘柄 取引所
(5銘柄)
BTC/ETH/FCT/MONA/PLT
販売所
(16銘柄)
BTC/ETH/ETC/LSK/FCT/XRP/XEM/LTC
BCH/MONA/XLM/QTUM/BAT/IOST/ENJ/OMG

取引手数料(税込)

取引所 メイカー手数料:0.000%
テイカー手数料:0.000%
販売所

無料(スプレッド:0.1〜5.0%)

入金手数料(税込) 銀行振込(日本円):無料(各銀行の振込手数料あり)
コンビニ入金:770円~1,018円
クイック入金:770円~入金金額×0.11% + 495 円
出金手数料(税込) 407円

※スプレッド…購入価格と売却価格の価格差

coincheck(コインチェック)の特徴
  • 特徴1 初心者でもアプリが使いやすい

  • 特徴2 500円からビットコインが買える

  • 特徴3 取引所の取引手数料が無料

コインチェック(coincheck)はアプリのダウンロード数国内No.1で初心者の人でも使いやすいです。

ビットコインが500円から購入できるので、少額から手軽に仮想通貨を始められます。また、取引所の取引手数料が無料になります。

さらにコインチェックでは月1万円から積立もできるため、手間をなるべく減らしたい人にもおすすめの取引所です。

2.ビットフライヤー(bitFlyer)

ビットフライヤー(bitFlyer)
取り扱い銘柄 取引所
(6銘柄)
BTC/ETH/BCH/MONA/XRP/XLM
販売所
(17銘柄)
BTC/ETH/ETC/LTC/BCH/MONA/LSK/XRP
BAT/XLM/XEM/XTZ/DOT/LINK/XYM/MATIC/MKR
取引手数料(BTC) 取引所 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%
販売所 無料
(スプレッドの負担あり)
入金手数料(税込) 無料~330円/1件
出金手数料(税込) 220円~770円/1件

※スプレッド…購入価格と売却価格の価格差

ビットフライヤー(bitFlyer)の特徴

  • 特徴1 6年連続ビットコイン取引量が国内No.1

  • 特徴2 ビットコインが1円から買える

  • 特徴3 セキュリティが高い

ビットフライヤー(bitFlyer)は今回ご紹介する取引所の中で一番少額(1円単位)からビットコインを購入できます。

なお、ビットコイン以外の17種類のアルトコイン(イーサリアムやリップル)も1円から購入可能です。そういった手軽に仮想通貨を始められることから多くの人に利用され、6年連続ビットコイン取引量が国内No.1になっています。

また、ビットフライヤーは業界最長の7年以上ハッキング0の実績もあるため、セキュリティ面でも優れています。

※Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

3.GMOコイン

GMOコイン
取り扱い銘柄 取引所
(11銘柄)
BTC/ETH/BCH/LTC/XRP/XEM
XLM/BAT/QTUM/XYM/MONA
販売所
(18銘柄)
BTC/ETH/BCH/LTC/XRP/XEMXLM/BAT/OMG
XZT/QTUM/ENJ/DOT/ATOM/ADA/MKR/DAI/LINK
取引手数料 取引所 メイカー手数料:-0.01%
テイカー手数料:0.05%
販売所

無料
(スプレッドの負担あり)

入金手数料

無料
(振込手数料の実費負担)

出金手数料 無料

※スプレッド…購入価格と売却価格の価格差

GMOコインの特徴
  • 特徴1 取り扱い銘柄数国内No.1

  • 特徴2 手数料が基本無料

  • 特徴3 ユーザー資産を徹底管理

GMOコインはネット系大手のGMOインターネットグループの仮想通貨取引所です。

取り扱い銘柄数が20種類と国内No.1なのでさまざまな種類の通貨を購入できます。また、日本円の入出金や販売所と取引所メイカーの取引手数料が無料です。

ただし、取引所テイカーでは手数料が発生するのでご注意ください。

GMOコインはユーザーの資産を運営(会社)の資産と分けて、インターネットから切り離したコールドウォレットという場所で管理しているのでセキュリティ面もバッチリです。

仮想通貨取引所の口座開設をして実際に取引を始めるまでの流れ4ステップ

  1. 仮想通貨取引所の公式HPにアクセスしてメールアドレスを登録する

  2. 案内にしたがって個人情報・パスワードなどを入力する

  3. 本人確認を行う

  4. 審査が通れば口座開設できる

ここからは具体的な仮想通貨取引所の口座開設をして、仮想通貨の取引ができる状態になるまでの流れを上の4つで解説していきます。

口座開設には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要になるので事前に準備しておきましょう。

多くの取引所で共通する口座開設する流れを順番に説明していくので参考にしてみてください。

【ステップ1】仮想通貨取引所の公式HPにアクセスしてメールアドレスを登録する

利用したい取引所を決めたら仮想通貨取引所の公式HPにアクセスしてメールアドレスの登録をしてください。

すると取引所からメールが届くので、メール内のリンクをクリックすれば手続きが進みます。

取引所によってはメール内に確認コードが添付されており、公式HP内でコードを入力する方式もあります。

【ステップ2】案内にしたがって個人情報・パスワードなどを入力する

メールアドレスが登録できたら個人情報(氏名や住所など)の入力やパスワードの設定をします。

ここで注意したい点としては、セキュリティが低下してしまうのを防ぐために他のサービスで使用しているパスワードを使いまわさないようにすることです。

その他、利用規約などに同意して次のステップに進みましょう。

【ステップ3】本人確認を行う

取引所の口座開設する際に本人確認する必要があります。本人確認手続きに対応しているものは、

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

などの顔写真付きのものです。

本人確認手続きはスマホで完結する取引所が多いです。そのためスマホに対応している取引所であれば、パソコンよりもスマホを利用した方がスムーズかつ迅速に口座開設ができるのでおすすめです。

二段階認証については取引所によって設定しなくても取引できるところもありますが、セキュリティ面を考えると必ず二段階認証を設定しておくべきです。

【ステップ4】審査が通れば口座開設できる

申し込みが終わったら、マネーロンダリングなどを防ぐ目的で取引所による審査があります。

無事に審査が通ったら口座開設完了です。あとは取引所の口座に日本円を入金すればいつでも仮想通貨を購入できますよ。

パスワードはもちろんのこと、仮想通貨を送金したり、受け取る際に必要なアドレスを第三者に知られないよう厳重に保管しましょう。

まとめ

今回は仮想通貨とはどんなものなのか、初心者がどうやって仮想通貨を始めればいいのか、について解説しました。

仮想通貨は最初は難しく感じるかもしれませんが、取引所の口座開設をしてしまえば案外簡単に仮想通貨投資を始めることができます

口座開設や口座維持に手数料が掛かる取引所はほとんどないので、口座開設だけでも先に済ませておくことをおすすめします。