仮想通貨取引は自分で取引所などで売買することがほとんどですが、ツールを利用すると取引を自動化できます。

この記事では仮想通貨の自動売買について仕組みやメリット・デメリットなどを解説します。

「仮想通貨を自動売買で運用してみたい」と考えている方はこの記事を参考にしてみてください。

そもそも仮想通貨の自動売買はどのような仕組み?

仮想通貨の自動売買とは、本来人間が行う取引の判断をプログラムにやってもらう仕組みです。

あらかじめ価格がどう変化したら売買するかなど、詳細なルールを自分で設定します。詳細設定が完了すると、設定通りにプログラムが売買してくれます。

  • 1ビットコインが500万円で買いを入れる

  • 1ビットコインが550万円になったら売りを入れる

例えば単純ですが上のように売買するように設定すれば、値動きに応じてプログラムが自動で売買をします。

一般的に仮想通貨を取引する場合は相場の動きを追うチャートに張り付く必要がありますが、自動売買を利用するとチャートに張り付く必要がありません。

そのため仮想通貨の運用にかける時間が短くなり、時間をかけずに売買できるようになります。

仮想通貨の自動売買を行うメリット・デメリット

メリット

デメリット

  • 24時間取引できる

  • 複数の銘柄を同時に取引できる

  • 迷わず取引できる

  • 銘柄の急な価格変動により損をすることも

  • 詐欺被害に遭う可能性がある

  • 利用コストがかかる

仮想通貨の自動売買にはメリット・デメリットが3つずつあります。

自動売買は自動で行われるため、チャートに張り付く必要がありません。また、取引を人間がすると「もうちょっと上がったら…」などの感情で運用してしまい、損をするケースもあります。

しかし自動売買の場合はあらかじめ設定したルールに従い取引するので、感情的な運用で損をする事がありません。

取引の失敗は「上がっているからもっと上がりそう…」といった人の期待感によって引き起こされることが多いですが、自動売買を選択することで機械的に運用できるようになります。

デメリットとしては、急激な相場の変動などによって思わぬ価格で購入したり売却したりと損することもあります。

また自動売買プログラム運用を利用した場合は別途コストがかかるため、手数料を差し引いて利益が残るようなパフォーマンスを出さなければなりません。

仮想通貨の自動売買を実践する2つの方法

方法 解説
自動売買ツールを自作する プログラミングの知識が必要
自分で取引のルール設定を行う

販売されているツールを購入する

プログラミングの知識がなくても使える
取引ルールのプランを用意されたものの中から選ぶ
詐欺目的のツールが存在する

仮想通貨の自動売買を実践するには上記2つの方法があります。

自動売買ツールを自作する場合は、仮想通貨取引所が公開しているAPI(Application Programming Interface:アプリケーション・プログラミング・インターフェース)と呼ばれるツールをプログラムに組み込む必要があります。

APIとは提供サービスを外部で利用できるようにするために必要なツールです。自動売買ツールを自作する場合は、プログラミングの知識が必須になります。

しかし、販売されているツールを購入する場合は、プログラミングの知識をつける必要はありません。ツールによっても異なりますが、ある程度決まったルールの中からプランを選択する形で利用できます。

※ツールの中には詐欺目的で使い物にならないツールも販売されています。事前にツールの口コミや評判について調べた上で購入しましょう。

仮想通貨の自動売買を行うには取引所の口座開設と入金が必要

自動売買の場合でも取引所を経由して仮想通貨を売買します。利用するには仮想通貨取引所の口座開設が事前に必要です。

口座開設や口座維持には特に手数料は掛からないので、複数の仮想通貨取引所の口座開設をしても問題ありません。

また、取引所によっては自動売買できない場合もあります。APIを公開している取引所の場合は自動売買が可能です。

取引を自動で繰り返すため、取引手数料ができるだけ安い取引所を選びましょう。

仮想通貨の自動売買をするのに利用できる取引所3選

ここでは自動売買が利用可能な取引所を3社紹介します。

仮想通貨の自動売買をするにも取引所の口座がなければ取引できません。「これから仮想通貨を始めて、自動売買も挑戦してみたい」と考えている方は、口座開設してみてください。

1.GMOコイン

GMOコイン

取り扱い銘柄 取引所
(11銘柄)
BTC/ETH/BCH/LTC/XRP/XEM
XLM/BAT/QTUM/XYM/MONA
販売所
(18銘柄)
BTC/ETH/BCH/LTC/XRP/XEMXLM/BAT/OMG
XZT/QTUM/ENJ/DOT/ATOM/ADA/MKR/DAI/LINK
取引手数料 取引所 メイカー手数料:-0.01%
テイカー手数料:0.05%
販売所 無料
(スプレッドの負担あり)

GMOコインは東証1部上場企業のGMOグループの子会社です。

取扱銘柄数国内No.1の計20種類を取り扱っており、GMOグループで培われた金融サービスのノウハウが活かされ安心して取引ができます。

GMOコインはAPIを公開しており、自動売買が可能です。

口座開設、即時入金、日本円の出金など各種手数料が全て無料な点も自動売買をするのにおすすめです。自動売買で複数の取引を重ねた場合でも手数料が無料なので、手数料負担が少なく安心できます。

2.ビットバンク(bitbank)

ビットバンク(bitbank)
取り扱い銘柄 取引所
(14銘柄)
BTC/XRP/LTC/ETH/MONA/BCH
XLM/QTUM/BAT/OMG/XYM/LINK/MKR/BOBA
販売所
(12銘柄)
BTC/XRP/LTC/ETH/MONA/BCH
XLM/QTUM/BAT/OMG/XYM/LINK
取引手数料 取引所 メイカー手数料:-0.02(一部例外あり)
テイカー手数料:0.12(一部例外あり)
販売所

無料
(スプレッドの負担あり)

ビットバンク(bitbank)は合計14種類の仮想通貨銘柄を扱っている取引所で、「取引所」形式の取扱銘柄数は日本で最も多くなっています。

自動売買のAPIを公開しており自動売買も可能です。

ビットバンクは国内で初めての取り扱いとなる「ボバネットワーク(BOBA)」などもあり、取引所形式での取引(板取引)をしたい人におすすめです。

3.コインチェック

コインチェック(coincheck)
取り扱い銘柄 取引所
(5銘柄)
BTC/ETH/FCT/MONA/PLT
販売所
(16銘柄)
BTC/ETH/ETC/LSK/FCT/XRP/XEM/LTC
BCH/MONA/XLM/QTUM/BAT/IOST/ENJ/OMG
取引手数料(税込) 取引所 メイカー手数料:0.000%
テイカー手数料:0.000%

販売所

無料(スプレッド:0.1〜5.0%)

Coincheck(コインチェック)は取引銘柄17種類と国内トップクラスの銘柄数を誇る取引所です。自動売買のAPIを公開しており、自動売買も可能です。

コインチェック独自の貸暗号資産サービスを行なっており、仮想通貨の運用をコインチェックに任せることで利益を得られるサービスもあります。

UIUXに非常にこだわっているため、初めての方でも「簡単」に操作ができるアプリがあります。

過去にハッキングによりネム(NEM)の流出騒動もありましたが、現在はその心配もなく口コミでも高い評価を得ています。

仮想通貨の自動売買を実際に行うまでの流れ3ステップ

  1. 自動売買に利用する仮想通貨取引所の口座開設

  2. 自動売買に必要な資金入金

  3. 自動売買ツールを動かして取引

通常の取引と自動取引では、取引開始までのステップが若干異なります。

これまで仮想通貨取引をしてきた方でも、もう一度確認すると間違いなく取引できるようになります。

仮想通貨の自動売買を考えている方は是非参考にしてみてください。

【ステップ1】自動売買に利用する仮想通貨取引所の口座開設をする

取引所で自動売買を行うためには取引所のAPIが必要になります。取引所でAPIを取得するには、口座開設が必要です。

まずは自動売買を行う取引所で口座開設をしましょう。

【ステップ2】自動売買に必要な資金入金

仮想通貨の自動売買は仮想通貨取引所で行うため、自動売買するには取引所の口座に資金がなければいけません。取引所で口座開設をしたら自動売買に必要な資金を入金しましょう。

基本的に仮想通貨は自己資金での運用になります。値上がりも激しくリスクが伴うため、自分のリスク許容度の範囲内で運用するように心がけましょう。

【ステップ3】自動売買ツールを動かして取引をする

口座開設・資金の入金まで済んだらあとはツールを動かして取引を開始します。「自動売買ツール」と一口に言っても、細かい仕様はツールによって異なるため注意が必要です。

特に販売されているツールを使用する場合は、自動売買の設定などツールによって異なります。

※自動売買は設定したルールに基づき自動で仮想通貨を取引します。そのため取引ルールを間違えて設定すると大きな損失につながります。

初めての方は無理のない範囲で自動売買ツールを活用し、時間があれば取引の内容を確認すると失敗がありません。

まとめ

この記事では仮想通貨の自動売買について解説しました。自動売買はとても便利なツールですが、リスクがあることを忘れてはいけません。

また自作するか既存のツールを購入して利用するかによって、必要な知識やスキルは異なってきます。

特に仮想通貨運用初心者の方は、詐欺目的の自動売買ツールをつかまされないように注意しましょう。