「審査でおすすめのクレジットカードはどれでしょうか?」
今回は、お金の専門家のFP(ファイナンシャル・プランナー)が審査で絶対におすすめしたいクレジットカードを厳選して解説します。
1.クレジットカードの審査とは?
クレジットカードの審査とは、カード利用後の支払い能力があるかどうかを調べる事です。
カード会社各社には独自の審査項目があり、お客様の「信用情報」や「本人の就業状況」「年収」「本人確認」などの項目を確認して審査の合否を決定します。
クレジットカードの特性やグレードにおいても審査基準が違います、カードのランクが上がるほど審査基準が厳しくなります、初めてクレジットカードをつくる人は審査基準が低い一般のカードから選択して申し込む事をおすすめします。
2.審査なしのクレジットカードはない
先にご説明したようにクレジットカード特性にはカードのご利用後の後払い方式ですので、カード利用額の返済能力がある事を証明出来なければカードを使う事を許可出来ませんとカード会社は判断します。
お客様の属性状況や信用状況などを基に審査は行われます、この審査がないクレジットカードはないと思っておいて下さい。
「credit=信用」という意味なので、お客様の信用情報をもとに返済できる範囲を想定し、カード利用出来る金額を設定して発行しています。
3.審査に不安がある方の注意事項
クレジットカードの審査が不安に感じている方は、審査が甘い又は緩いという窓口が広いクレジットカードを選びたいところです。
審査が甘いと言われるカードは、申し込みの用紙の内容に年収を記入する欄がない場合や専業主婦や学生、フリーターOKなどと記載されているカードは審査が甘く、なるべく多くの人にカードを作ってもらおうとしています。
審査に不安がある方は、収入が安定しなくても入れる審査が甘いクレジットカードを選んで申し込むと良いでしょう、またそういったカードは複数存在しています。
4.審査に落ちる理由
クレジットカードの審査に落ちてしまう理由をご説明します。
審査に落ちる原因には、いくつかありますが特に「個人信用情報機関に異動情報(ブラックリスト)の登録がある場合に審査に落ちるケースがあります。
クレジットカードやローンなどの支払いが延滞を61日又は3カ月以上していると、信用情報機関に「異動」という記録が載ってしまいます、そういう記録が付くと信用力が失われたという状態となります。
「異動」という記録がつくことであらゆる審査に通ることが難しくなります、「借りたお金を約束通り返済出来ない」というレッテルが張られた状態です。
特に身近なもので注意しなければならないのが携帯電話の支払いです、携帯電話の機種料金や通信量の分割支払いに滞納があったりすると信用情報期間に情報が登録される事があります、登録されると新たに携帯電話の機種交換時期になっていざ新機種を分割で購入を考えていても審査が通らない可能性があります、もちろん新たな借り入れも、新規のカード作成やカードの更新も難しくなります。
その他には「現在の借入金が大きい」「過去に金融事故がある」などの理由があります。
5.審査に通りやすいカードを選ぶポイント
クレジットカードの審査に通りやすいカードを選ぶポイントには、「審査のスピードがはやい」「土日、祝日のカード発行の対応してくれる」「申込書に年収に関する記載欄がない」「学生やフリーターの申し込みが可能」「年会費がないクレジットカード」こういったクレジットカードは利用者を増やそうとしているので審査が通りやすい傾向にあります。
クレジットカードの発行会社でも違いがあります、クレジットカードの審査難易度の傾向は銀行系会社が発行するクレジットカードで審査難易度が高く、交通系、審判系、流通系、消費者金融系の順に審査の難易度が下がっていきます。
もっとも審査の通りやすいカードは消費者金融系ですので、審査が不安な方は消費者金融系クレジットカードを選ぶと良いでしょう。
6.審査が甘いクレジットカードのメリット・デメリット
審査が甘いクレジットカードは消費者金融系・流通系のクレジットカードとご紹介しましたが、審査が甘いカードにもメリット・デメリットがあります。
メリットは
デメリットは
こういったメリットやデメリットがありますが、審査が甘いという事で理解しなくてはいけません。
7.クレジットカードの審査はカードにより変わる
カードの特性により、審査基準や申し込み基準が違います、カードのランクが高くなるにつれ審査が厳しくなります、カードの利用額が多くなればそれだけ信用力が必要になります。
一般向けや審査が学生向けのカードは審査の難易度が低い傾向にあり、年会費無料でしたり、18歳(高校生不可)といったカードは多くの方に所有してほしいので審査が通りやすくなっています。
またその逆で年収が多い方は、審査が厳しいですがカード利用金額制限が多いカードもあります。
1位.ACマスターカード
おすすめのポイント
消費者金融の大手アコムが発行する「ACマスターカード」は審査が甘いと言われています、その理由には即日のスピード発行が出来る事や、インターネットからの事前予約を申し込んでから、最短30分での審査が終了した後、お急ぎの場合の方は自動契約機(むじんくん)での契約をすると即日でカードを手に入れる事ができます、特に急な海外出張や旅行などに最適です。
パートやアルバイトの方も利用できて海外でも使え、なおかつ年会費無料、応募資格に収入の記載がないというところが審査に甘いと言われている由縁です。アコムが発行している事で、消費者金融のアコムが利用できる方なら審査は通りやすいクレジットカードです。
2位.三井住友カード RevoStyle
おすすめのポイント
「三井住友カードRevoStyle」の特徴は、お支払い方法が「マイ・ペイすリボ」(残高スライドコース)という支払い方法で、自動的にリボ払いになる仕組みになっていています、リボ払いの手数料が9.8%からとなっています。
年会費が無料で、追加で家族カードやETCカードもつくる事が出来ますし、「お買い物安心保険」という保険がついていて、カードでお買い物した商品に損害があった場合に最高100万円までの補償をしてくれます。
各種ポイント優遇もあり、特に「対象するコンビニや飲食店では最大ポイント5%」の還元があります。
3位.JCB CARD
おすすめのポイント
JCB CARD Wの特徴には、年齢制限があることです「18歳から39歳まで」の方しか申し込みが出来ませんとなっています、これは若い方を対象にしていて、年収や職業などの審査富順がゆるい傾向なカードです、39歳までのすべての方へと明記されています。
また生計を同一の配偶者者や親、子供などにも家族会員を申し込む事ができます。
39歳までの入会で年会費が40歳以降も無料で利用でき、ポイント還元率も高く1.0%~5.5%となっています、「Oki Dokiランド」というポイント支援サイトを使うとポイント還元率がさらに上がり、各種キャンペーンも多く行われています。
4位.楽天カード
おすすめのポイント
知名度の高い「楽天カード」ですが審査がゆるいといわれているクレジットカードです、申し込み条件も年齢だけで主婦や学生(高校生不可)も申し込みが可能です。
会員数も1.700万人以上と多いことから、多数の方が審査に通っていることを考えると、審査はそれほど厳しくはないと言えます。
流通系のクレジットカードのため、発行枚数を増やすことで楽天商圏内の囲い込みを狙っている傾向にあります。
楽天カードの大きな特徴には、楽天市場のご利用で100円に付き3ポイントが付いて、なおかつ通常のお買い物でも100円に1ポイントもの楽天ポイントが貯まります、その他楽天には様々な商品やサービスがあり、各種商品と紐づける事でポイントがUPする事が出来る人気のクレジットカードです。
5位.イオンカードセレクト
おすすめのポイント
「イオンカードセレクト」はイオンカードの中でも主婦層からの人気が高いクレジットカードです。
イオン銀行との提携やイオン系列の店舗でポイントが増えたり「お客さま感謝デー」の割引商品もあります、またカードのキャラクターデザインも選択できる事などでも人気のカードです。
イオンカードセレクトは流通系カードなので発行枚数を多くしてイオンでの利用促進を目指しています、イオンカードセレクトの申し込み基準は、「18歳以上の(高校生不可)で電話連絡が可能な方」「未成年の方には親権者の同意書が必要」18歳以上の方は電話連絡さえ出来れば良いというのが審査が甘いと言える由縁です。
年会費も無料で様々なサービスがある充実したクレジットカードです。
6位.ライフカード
おすすめのポイント
「ライフカード」は消費者金融大手のアイフルの傘下でライフカード株式会社が発行するクレジットカードです。
ライフカードには通常のクレジットカードとデジポットカードの2種類あります、通常のクレジットカードの申し込み基準は「日本国内に住んでいる」「18歳以上(高校生不可)」「電話連絡出来る」と基準が少ないといえます、デジポットカードは過去に支払いの延滞や滞納の経験があっても利用出来るカードです。
年会費無料で、お誕生日月のポイント3倍などのサービスも充実しています。
7位.dカード
おすすめのポイント
「dカード」は知名度も高い「株式会社NTTドコモ」が発行しているクレジットカードです。
「dカード」は年会費無料でカード決済では「100円に1ポイント」たまり、「1ポイント=1円」でスマホ料金の支払いにも利用出来ます。
申し込み審査も、「個人名義の申し込み」「18歳以上(高校生不可)」「引き落とし口座は本人名義の口座」「他ドコモが定める条件」となっていていることから審査の基準が低いクレジットカードです。
その他にahamoとdカードを紐づけると1GB/月が上乗せされるサービスや最大1万円の携帯補償がついていて紛失や故障の際に利用できます。
8位.エポスカード
おすすめのポイント
「エスポカード」は流通系のカードで丸井グループが発行しているクレジットカードです。
流通系のカードの特性により多くの人に自社のサービスを利用してもらおうと審査がゆるい傾向にあります。
申し込み基準には「満18歳以上(高校生を除く)で日本国内に居住されている方」「未成年は親権者の承諾が必要」となっていて窓口が広いといえます、専業主婦やアルバイト・パートの方も利用出来ます。
カードの特徴で表面にカード番号や名前が記載されていない様になっていて個人情報などは裏面に記載されています、またカード利用の度に通知が届くので不正利用を早期に発見することが出来ます。
9位.au PAY カード
おすすめのポイント
「au PAY カード」は、その名の通り携帯電話会社の「au」が発行するクレジットカードです。
「au PAY カード」は以前「au WALLETクレジット」という名前でしたが「au PAY カード」と名前やサービスの変更がありました。
au IDを持っていれば誰でも申し込みができるクレジットカードで、年会費は1.375円掛かるのですが「au携帯電話を契約している」「povo2.0を契約している」「年1回以上カード利用がある」という条件で年間費無料になります。
「au PAY カード」の申し込み条件には「満18歳以上(高校生を除く)」「個人利用のau IDを所有」「本人または配偶者に定期収入がある」とハードルが低くなっています。
auが提供しているサービスを使うと特典が数多く用意されていています。
10位.SAISON CARD Digital
おすすめのポイント
「SAISON CARD Digital」は、 セゾンカードグループが発行しているデジタルカードです。
「SAISON CARD Digital」の特徴はスマートフォンにカード番号が発行されるクレジットカードでオンラインショッピングの決済に便利です、スマートフォンにクレジット番号が発行されるため、カードを持ち歩かなくても良くて紛失の心配が有りません。
カードの個人情報も記載されていないので、不正利用やスキミングの心配が減りますが、スマートフォンを持っている人が利用できるためスマートフォンの管理も大切です。
信販系のカードで年会費無料、一般カードとなっていて、申し込み基準も「SMSを受信できる電話番号を持っている方」「運転免許証もしくは銀行口座でオンライン本人確認ができる方」「18歳以上(高校生を除く)未成年者は親権者の同意確認が必要」と申し込み基準も低くなっています。
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