アコムで借りてるけどお金が足りない!プロミスでも借りれる?
最初に借りたカードローンで限度額いっぱいまで借りている。
でもさらにお金が必要になってしまった。
安心してください。
借金があっても借りられるカードローンはあります。
カードローンの複数借り入れは多くの人がやっていて、決して特殊なことではありません。
他社借入2件、3件、4件と審査に通過して借入をしている方も実際にいます。
しかし気をつけたい点があることも確かです。
他社借り入れがあってもお金を借りたい場合に注意すべき点について解説します。
【他社借入あっても借りれるか気になる方に】
カードローン審査の際に銀行や消費者金融各社が情報照会を行う指定信用情報機関の一つにJICC(株式会社日本信用情報機構)があります。
JICCは貸金業法対象情報として借入残高がある者の借入件数毎の登録状況をサイト上に掲載しています。
画像引用元:統計情報|日本信用情報機構
こちらの表は2022年2月末時点での借入件数ごとの登録人数や一人当たりの借入残高を示しています。
わかりやすく借入件数と登録人数、一人当たりの借入残高だけを抽出します。
借入件数 | 登録人数 | 一人当たり残高 |
---|---|---|
借入1件 | 670.8万人 | 75.2万円 |
借入2件 | 225.7万人 | 96.7万円 |
借入3件 | 82.9万人 | 124.4万円 |
借入4件 | 27.5万人 | 155.5万円 |
借入5件以上 | 10.4万人 | 255.3万円 |
これによると
借入2件:全国で225万人
借入3件:全国で82.9万人
借入5件以上の人:全国で10.4万人
いることがわかります。
借入件数は1件だけという人が全体の約7割を占めています。しかし複数借り入れをしている人も全国で346.5万人いるのです。
346.5万人というと横浜市の人口と同規模です。
カードローンの複数借り入れ、他社借入3件、4件、5件といったケースが珍しいことではないことが、統計データでもはっきり示されています。
カードローンの複数借り入れが珍しくないことが分かった上で、次に気になるのが他社借入がある状況での次のカードローンの選び方です。
銀行カードローンは消費者金融と比べて金利が安く、総量規制対象外で融資枠が大きいのが魅力です。
しかし2017年に銀行カードローンによる自己破産の増加や多重債務が社会問題化して以降、金融庁の指導の下での貸付自粛が進んでいます。
参考:銀行カードローン、高額融資 80行「年収3分の1超」:朝日新聞デジタル
参考:銀行カードローンのフォローアップ調査結果について|令和元年9月18日|金融庁
かつてはおまとめローン利用等で他社借入があっても契約できた銀行カードローンですが、多重債務防止の観点から審査の厳格化も進んでいます。
そして現在は他社借入がある状況では審査通過が困難になっています。
そのため2社目以降の借入先として選ぶカードローンは消費者金融系の一択しかない状況です。
銀行カードローンがおすすめなのは、初めてカードローンで借りる方です。他社借入がある人には審査落ちのリスクが高く、基本的にはおすすめできません。
2社目以降の借り入れ先は消費者金融から選ぶのが正解ですが、何を基準に次の借入先を選ぶべきでしょうか。
その答えはカードローン各社が属している金融グループにあります。
主な銀行カードローンや消費者金融は以下の金融グループに分かれています。
金融グループ | 主なカードローン |
---|---|
三菱UFJフィナンシャル・グループ |
アコム 三菱UFJ銀行バンクイック |
SMBCグループ |
プロミス SMBCモビット 三井住友銀行カードローン |
新生銀行グループ | レイクALSA |
みずほフィナンシャルグループ | みずほ銀行カードローン |
独立系・無所属 | アイフル |
現在借りているカードローンも上記の金融グループのどれかに属していると思います。
次に借りるカードローンはこの金融グループが異なるカードローンを選ぶのが鉄則です。
同じ金融グループ内でカードローンを申し込むと、借入先の組織の大元は同じになります。
つまり同じ会社に借金を申し込むのに近い状況になります。
そうなるとお金を貸す側としては、同一グループ内でひとりの債務者に対して背負うリスクが大きくなります。
そのため審査に落ちる可能性も高くなり、審査に通過できても融資枠にはあまり期待できなくなります。
「同じ金融グループで借りる方が信用が出来てて良いのではないか?」
と思われがちですが、銀行の事業性融資と違い個人向けの消費者金融事業ではむしろ反対にリスク要因となります。
特にSMBCグループのSMBCモビットはプロミスのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の子会社です。
プロミスで借りている人がSMBCモビットに借入を申し込むのは、本当に同じ会社に借金をしに行くようなことになってしまうので注意してください。
2社目、3社目は金融グループの異なる消費者金融を選びましょう。
アコムやバンクイックで借りている人ならプロミスや独立系のアイフルがおすすめです。
銀行カードローンで既に借入がある方は、その保証会社が消費者金融になっている場合があります。
これはアコムやプロミスのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社など消費者金融大手は自社のカードローン事業とは別に、銀行カードローンの信用保証事業も行っているためです。
利用中の銀行カードローンの保証会社になっている消費者金融に申し込みをするのは、やはり同じ会社に借金をしに行くような形になります。
その会社にとってはリスクが大きくなり、審査で他の会社に申し込むより不利になってしまいます。
例えば三井住友銀行カードローンで借りている人は、保証会社がSMBCコンシューマーファイナンス株式会社なので、プロミスに申し込むのは避けた方が良いです。
以下が主な銀行カードローンの保証会社の一覧です。こちらで申し込みを考えている消費者金融が保証会社になっていないか確認してください。
主な銀行カードローンの保証会社一覧
銀行カードローン | 保証会社 |
三菱UFJ銀行バンクイック | アコム株式会社 |
三井住友銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス) |
みずほ銀行カードローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
住信SBIネット銀行カードローン |
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス) 住信SBIネット銀カード株式会社 |
楽天銀行スーパーローン |
楽天カード株式会社 SMBCファイナンスサービス株式会社 |
オリックス銀行カードローン |
オリックス・クレジット株式会社 新生フィナンシャル株式会社(レイクALSA) |
PayPay銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス) |
セブン銀行ローンサービス | アコム株式会社 |
この他にエム・ユー信用保証株式会社という保証会社がついている銀行カードローンも多いです。
この会社はアコムの完全子会社です。この保証会社が付いている銀行カードローンを利用している場合はアコムでの借入は避けましょう。
「バンクイックとプロミスで借りているけど、次はどこで借りようか・・・。」
といった具合に次に借りるところで迷ってしまう場合は、現在の借入での審査影響が相対的に少ないアイフルをおすすめします。
消費者金融の大手5社(アコム、プロミス 、SMBCモビット、レイクALSA、アイフル)のうち、どの金融グループにも属していない唯一の独立系消費者金融がアイフルです。
アイフルならどの金融グループのカードローンでお金を借りている人でも金融グループが異なるため、他社借入がある人にとっては他のどの大手消費者金融よりも相対的に審査で有利になりやすい状況にあるのです。
アイフルは独立系かつ借り換えやおまとめローンにも力を入れています。2件目、3件目の借入なら他社よりもおすすめできます。
他社借入件数が3件以上の人、借り入れ件数が多い人は大手消費者金融の通常のカードローンに申込をしても審査に通らないことが多くなります。
借り入れが多い人におすすめなのは
このどちらかです。
大手消費者金融では通常のカードローンでは借り入れが多くて審査に通らない場合でも、他社からの借り換えを前提としたおまとめローンなら審査に通る可能性があります。
ただしおまとめローンは返済専用ローンなので、通常のカードローンのように追加融資や返済後にまた借りるといったことはできません。
中小消費者金融は大手で審査に通らない方を主要な顧客にしています。
借り入れの多い人でも総量規制による年収の3分の1の融資枠の制限に余裕がある人であれば、総量規制の範囲内で借りれる可能性があります。
貸金業法では50万円以上の借入もしくは他社借入を合わせて100万円を超える借入を希望する場合は、収入証明書類の提出を求めることを貸金業者に定めています。
参照:年収を証明する書類とは【貸金業界の状況】|日本貸金業協会
このため1社で50万円以上の借入を申し込んだり、他社借入を含めて100万円を超える借入をしたい時は、収入証明書類のいずれかを提出しなければなりません。
収入証明書類
他社借入がある人のカードローン申し込みはこれらの収入証明書類の提出が必要です。
これは法律で定められているため、どの業者でも避けられません。
今は収入証明書類の提出もスマホで撮った写真の送付などで簡単に行えます。収入証明書類も忘れずに用意しましょう。
ほとんどの方にとっては給与明細書が入手が一番簡単でしょう。
ボーナス時の賞与明細もあれば給与明細書と合わせて提出するのがおすすめです。
カードローンの申し込み記入の欄に必ずあるのが「他社お借入状況について」という項目です。
この他社お借入状況に含める借金の種類は
基本的にはこの2つのみです。
ただしカードローン会社によって他社お借入状況に含める借金の種類は細かく異なる場合もあります。
大手消費者金融のカードローンの他社お借入状況に含める借金は以下の通りです。
カードローン | 他社お借入状況に含める借入 |
アコム |
他の消費者金融カードローンでの借入 |
プロミス |
他の消費者金融カードローンでの借入 クレジットカードのキャッシングでの借入 |
アイフル |
他の消費者金融カードローンでの借入 銀行カードローンでの借入 |
SMBCモビット |
他の消費者金融カードローンでの借入 クレジットカードのキャッシングでの借入 |
レイクALSA |
他の消費者金融カードローンでの借入 銀行カードローンでの借入 |
消費者金融で融資を申し込む際の他社借入には、原則として銀行カードローンは含めなくてもよいです。
しかしアイフルとレイクALSAでは他社借入状況の報告に、銀行カードローンでの借入もあれば記入しなくてはいけません。
これは総量規制にかかるものとは別に返済能力を見る狙いもあるようです。
消費者金融系カードローンは他社借入を合計して年収の3分の1に相当する金額以内に貸付を抑える、貸金業法の総量規制の対象になっています。
消費者金融では複数のカードローンを合わせて、年収300万円の人なら最高でも100万円までしか借りられないよう法律で決まっているのです。
新たに契約するカードローンでいくらまで借りられるかは、この総量規制による年収の3分の1の制限に対して、現在の消費者金融とクレジットカードのキャッシングで借りている額を差し引いた金額で決まります。
総量規制の対象となる貸付けは、貸金業者の貸付けです。したがって、貸金業者に該当しない銀行などが行うローンや、信販会社の販売信用(ショッピングクレジット)は総量規制の対象にはなりません。
引用元:お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
総量規制で借入が年収の3分の1以内に制限されるのは、消費者金融での借入とクレジットカードのキャッシングでの借入のみです。
最初に契約したのが銀行カードローンという方は、消費者金融でも借りると借入の合計は年収の3分の1を超える場合もあるでしょう。
しかしその場合は銀行カードローンが総量規制対象外で計算に含めなくてよいので大丈夫です。
銀行カードローンは総量規制対象外
銀行カードローンは総量規制対象外です。
そのため年収300万円の人が銀行カードローンで80万円借りていて、さらに消費者金融でも50万円借りる
といったことは可能です。
この場合、合計で借入は130万円となり年収の3分の1を超えますが、総量規制に該当する借入は消費者金融の50万円のみなので問題ありません。
借りているカードローンが複数になると、返済期日がそれぞれいつになるかもきちんと把握しておくべきです。
支払いの手間を考えると全てのカードローンで毎月決まった日に揃えて返済するのがラクです。
しかし資金繰りが厳しいときに返済期日が重なっていると返済に困ることが出てきます。
カードローンは限度額の範囲内で何度でも借入ができるので、毎回の返済期日をあえてずらして契約しておくのがおすすめです。
例えば1社目のカードローンで2万円、2社目のカードローンで2万円の合計4万円の返済が迫っているとします。
返済期日をずらしておけば、まず1社目で2万円返済した後にすぐまた2万円を借り、2社目の返済に充てることができます。
要するに2万円で合計4万円の返済に延滞なく対応できるということですね。
返済のスケジュール管理に手間はかかりますが、万が一、返済に困った時のことも考えて対策をしておくのが大切です。
これはいわゆる自転車操業であり避けたい状況です。しかし返済を遅延・滞納してしまうよりはずっとマシです。
この記事のまとめ
借金があっても借りれるカードローンは銀行では厳しいものの、消費者金融なら金融ブラックなど個人信用情報に問題がない限り契約できるところは多いです。
ただし消費者金融では総量規制による年収の3分の1の範囲内での借り入れになるので、いくらでも借りられるわけではありません。
ご自身の年収の3分の1に相当する金額から、現在の消費者金融またはクレジットカードのキャッシングでの借入額を差し引いた金額が借りれる金額の最大値です。
借金があっても借りれるカードローンはありますが借金の合計額もそれなりに多くなります。返済についてもしっかり考えた上で利用しましょう。
実質年率 | 4.5%〜17.8% |
審査時間 | 最短30分 |
融資まで | 最短30分融資も可能 |
借入限度額 | 1〜500万円 |
実質年率 | 3.0%〜18.0% |
審査時間 | 10秒で簡易審査結果表示 |
融資まで | 最短即日 |
借入限度額 | 最高800万円 |
※プロミス:他社ご利用の方でも審査可能ですがお客様のご状況によってご利用いただけない場合もございます。※最短15秒事前審査結果ご確認後本審査が必要となります。※新規契約時点のご融資額上限は、50万円までとなります。※三井住友カード カードローン:すでに三井住友カードが発行するカード会員の方は、お持ちの三井住友カードと本カードの合算でのご利用残高が、本カードの総利用枠を超えない範囲でご利用いただけます。※すでにカード発行タイプのカードローン会員の方は、お申込みいただけません。※最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30※みずほ銀行カードローン:住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です。※レイクALSA:※審査結果表示は年末年始を除く8時10分〜21時50分の間。毎月第3日曜日は8時10分〜19時まで。上記以外の時間帯は審査結果をメールで連絡。※初回お借入れ額5万円まで180日間無利息は契約額1万円~200万円まで ※初回Webで申込むと60日間無利息はWebで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。30日間、60日間、180日間無利息と併用不可。ご契約額が200万超えの方は30日無利息のみになります。Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。無利息期間経過後は通常金利適用。※初回契約翌日から無利息 ※最短即日融資は21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。審査によりご希望に沿えない場合がございます。・申込資格:年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方、ご自分のメールアドレスをお持ちの方、日本の永住権を取得されている方・遅延損害金(年率):20.0%・ご返済期間・回数:最長5年、最大60回・担保・保証人:不要・必要書類:運転免許証、※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)新生フィナンシャル株式会社貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号
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