金銭的に困っているとき、「ブラックOKで審査が甘い中小消費者金融」という言葉に惹かれる方も多いかもしれません。

しかし、そのような甘い審査を謳う業者は本当に安全なのでしょうか？

この記事では、全国141社の中小消費者金融、いわゆる街金やサラ金を地域別一覧で紹介しながら、中小消費者金融の特徴や審査の実態、そして「ブラックOK」「極甘審査ファイナンス」等を謳う業者の危険性について詳しく解説していきます。

大手とは異なる中小消費者金融の魅力や、地域に根ざした金融サービスの可能性を探りつつ、安全に利用するための注意点もお伝えします。

借入を検討されている方はもちろん、金融サービスに興味がある方にも参考になれば幸いです。

【全国対応の主な中小消費者金融一覧】

全国には1500以上の貸金業者がありますが、消費者金融として個人向けの無担保融資を行なっている貸金業者は実はそこまで多くありません。

今般、財務局、都道府県からの提出資料に基づき集計を行ったところ、令和５年７月末時点の貸金業者数は1,538業者でした。
引用元：貸金業者数について｜令和５年９月７日｜金融庁

しかしこの1500以上の貸金業者の全てがカードローンやフリーローンなど、個人で無担保でお金を借りられる個人向け無担保融資を行なっているわけではないのです。

財務局や都道府県知事に登録されている登録貸金業者の業態は大きく6つに分類されます。

このうちカードローンやフリーローンなどの個人向け無担保融資を扱う「消費者向無担保貸金業者」となる中小消費者金融は、登録貸金業者全体の約4割程度です。

さらにそのうちの半数程度はクレジットカード関連の会社のため、純粋に消費者金融として個人向け無担保ローンを取扱いしているのは貸金業者全体の2割程度です。

貸金業者自体は全国で1500社以上ありますが、個人が無担保でお金を借りられる消費者金融という業態の貸金業者は全国で約300事業者ほど、ということになります。

中小消費者金融には実店舗はあるものの、公式Webサイトを持たない、あってもWeb経由での申込を受け付けていない業者も割と多いです。

貸金業法では、貸金業者は常に5,000万円を超える純資産額を保有していることが定められています。

十四　純資産額が貸金業の業務を適正に実施するため必要かつ適当なものとして政令で定める金額に満たない者（資金需要者等の利益を損なうおそれがないものとして内閣府令で定める事由がある者を除く。）
３　第一項第十四号の政令で定める金額は、五千万円を下回つてはならない。
４　第一項第十四号の純資産額は、内閣府令で定めるところにより計算するものとする。
引用元：貸金業法第六条（登録の拒否）第一項第十四号

このため中小消費者金融でも純資産額が5,000万円を下回るところは法令により存在しないことになっています。

しかし中小消費者金融は銀行系列の大手のように潤沢な資金を常に確保しているわけではないため、融資できる資金規模に応じた営業をしているところがほとんどです。

そのためWebサイトという営業窓口を設けていない中小消費者金融も数多く存在しています。

こうしたWebサイトを持たない中小消費者金融はネット上では情報がほとんどなく、見つけることさえ困難なこともあります。

ただしそうした中小消費者金融であっても登録貸金業者であれば貸金業法の定めに従い、店舗では必ず貸金業務取扱主任者の資格保有者が最低1名は在籍しており、受付等の見やすい場所に貸金業の登録票を掲示しています。

Webサイトを持たない中小消費者金融でも店頭に貸金業の登録票の掲示があれば安心してお金の相談ができます。

中小消費者金融では地域密着型の経営にこだわり、融資対象地域を限定しているところも多いです。

対面または電話等でお客様の話を直接聞きながら資金状況などを丁寧に汲み取り、大手では真似のできないきめ細かな営業をモットーにしている業者も少なくありません。

例えばエイワのように全国に25店舗もありながら来店による対面融資にこだわりを持つ中小消費者金融さえあります。

中小消費者金融では融資を受ける申込の際も大手消費者金融（アコム、アイフル等）のようなWebサイトや専用アプリ、自動契約機といった方法とは異なり、電話申込や店頭申込となるところも多いです。

店頭での来店契約の場合、必要書類を持参すればその場で審査を行い、即日融資となることも多いです。

全国各地でフリーローンなどの個人向け無担保ローンを取り扱う約300の中小消費者金融のうち、Webサイトを運営している主な登録貸金業者141社を営業地域別に一覧表にまとめました。

前述の通りWebサイトを持たない登録貸金業者も数多くあるので、141社を掲載していますが中小消費者金融の全てを網羅しているわけではありません。

融資内容などの詳細については各社のWebサイトで確認してください。

中小消費者金融に関しては「審査が甘い」という噂をよく耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。

ここでは、中小消費者金融の審査の実態について詳しく見ていきましょう。

中小消費者金融だからといって、必ずしも審査が甘いわけではありません。中小消費者金融も大手と同様に貸金業法に基づいて融資を行っています。つまり借り手の返済能力を適切に審査する義務があるのです。

実際のところ、中小消費者金融の審査通過率は明確な統計はないものの、大手消費者金融の30～40％よりも低いというのが通説です。

これは中小消費者金融が大手と比較して他社借入が多い人や信用情報に問題がある人からの申し込みを多く受けているためです。

中小消費者金融ではアコムやアイフルといった大手消費者金融の審査に落ちた方でも審査に通るケースが多くあります。

しかし審査自体が甘いわけではなく、中小消費者金融でも審査に落ちる方は決して少なくないと心得ておいてください。

どうしても借入が必要な場合は複数の中小消費者金融に申し込んでみるのも一つの方法ですが、その際は同時に複数の中小消費者金融に申し込むのではなく、審査結果を聞いてから1社づつ申込をするようにしてください。

中小消費者金融は大手とは異なる独自の審査基準を持っていることが多いです。

そのため信用情報に問題があり金融ブラックリストとなっている人でも、状況によっては融資を受けられる可能性があります。

例えば、以下のような条件を満たしている場合、金融ブラックリストでも審査に通る可能性が高まります。

1. 現在の返済に滞りがない
2. 安定した収入のある仕事に従事している
3. 現在の借入が総量規制の上限（年収の3分の1）を超えていない
4. 借入希望金額が比較的少額（10万円未満など）である

 ただしこれらの条件を満たしていても、必ず融資が受けられるというわけではありません。

中小消費者金融は各社でそれぞれ独自の審査基準を設けていますが、多くの中小消費者金融で共通して言えるのは、実際の返済能力を重視する点です。

現在安定した収入があり、それを給与明細や源泉徴収票などの収入証明書類で証明できることは、中小消費者金融の審査では大きな意味があります。

中小の消費者金融ではアコムなどの大手のようにテレビCMを出したり駅や電車内に積極的に広告を出稿できるほどの資金力がありません。

「カードローンを利用するのは人生で初めて」といった、まっさらな新規顧客の獲得は大手にはまったく太刀打ちできません。

そこで中小の消費者金融は大手ではなんらかの事情で審査に落ちたり、お金を借りれない人を主な顧客にすることでアコムのような大手消費者金融とはうまく棲み分けをして営業を行っています。

他社で断られたのですが、借りられますか？
現在でのお客様のご状況を確認させていただいた後に審査を行います。お申込をいただかないと確認ができませんのでお申し込みをお願い致します。お待ちしております。
引用元：1-8：他社で断られたのですが、借りられますか？ | エース株式会社

アコムやプロミスなどで審査に落ちた人が、どこかでお金を借りれないかと調べてたどり着くのが中小消費者金融なのです。

アコムのような大手で審査に落ちた人を顧客にしているから中小消費者金融は審査が甘い。激甘だ！というのは正しくありません。

中小消費者金融はただ審査を甘くしているわけではなく、独自の審査基準を設けて特定の条件に対してだけリスクをとって融資をしています。

例えば過去5年以内に自己破産をした人であれば、金融ブラックなのでアコムでは絶対に審査に通りません。

しかし中小消費者金融の中には、現在の収入など返済能力をしっかり確認し、返済能力があると判断すれば融資するところもあります。

過去5年以内に自己破産をした人というアコムなどの大手が引き受けないリスクに対し、現在の収入などを独自の審査基準で判断して融資しているのです。

その分だけ中小消費者金融の審査は大手より時間もかかり、収入証明書類をはじめ提出する書類も多くなることがあります。

ただし収入が不十分で返済能力に乏しいと判断された人は、中小消費者金融であっても審査に落ちてしまいます。中小なら誰でも借りれるわけではないのです。

中小消費者金融でも、以下のようなケースでは審査に落ちる可能性が高くなります。

1. 現在も他社の金融機関からの借金を滞納・延滞している
2. 無職で収入がない、収入が著しく少ない
3. 借金の残高が総量規制（年収の3分の1）を超えている
4. 自己破産や債務整理の直後である

特に現在進行形で返済トラブルを抱えている場合は、ほぼ確実に審査に落ちると考えてよいでしょう。

こうしたトラブルを抱えている場合は消費者金融でお金を借りるのはいったん諦めて、質屋の利用や家族・友人に相談するなど、他の金策を検討することをおすすめします。

中小消費者金融を利用する際は、いたずらに「審査が甘い」という先入観を持たずに、自身の返済能力をしっかりと見極めることが大切です。

他社の借入を延滞しているからその返済のためにどうしてもお金を借りたい！

という人もいるでしょう。

しかし他のカードローンなどでお金を借りていて、その返済を延滞している人は残念ながら中小の消費者金融でも審査に通りません。

現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
引用元：新規お申込みフォーム／キャッシング・消費者金融アロー公式サイト

中小消費者金融ではその人の実際の返済能力を非常に重視しますが、すでに返済の延滞や支払いの滞納がある人は、返済能力に乏しいと判断されるからです。

他社から借りて返済するなどで自転車操業になっていたとしても、延滞している状態よりは審査通過の可能性があります。

残念ながら中小の消費者金融でも貸したお金をきちんと返さない人は信用がなく、審査は非常に厳しいです。

中小消費者金融は大手が重視するCIC、JICCなどの指定信用情報機関の登録情報よりも、実際の返済能力を重視する傾向があります。

そのため、現在無職でご自身に収入のない人は中小消費者金融でも基本的には審査に通りません。

Q.無職でも契約は可能ですか？
A.無職の場合はご契約いただけません。
引用元：よくある質問｜いつも -itsumo-

ただし一部の中小消費者金融では配偶者に安定した収入があり配偶者の同意書を得ている場合に限り、専業主婦でもお金を借りれる場合があります。

これは貸金業法による総量規制の例外貸付けに該当するもので、あやしいヤミ金や違法業者の宣伝文句とは異なります。

配偶者の同意を得て、借入れをすることができる場合があります。その際は、配偶者の年収を証明する書類、借入れについての配偶者の同意書などが必要となります。
引用元：貸金業法Q&A：金融庁

アコムのような大手では無職も専業主婦も審査落ちですが、無職は無理でも専業主婦なら借りれる可能性があるのは中小消費者金融ならではと言えます。

貸金業法では他社借入を含めて年収の3分の1を超える貸付が禁じられています（総量規制）。

審査が甘いといわれる中小消費者金融でも総量規制はしっかり遵守しなければ営業停止等の処分を受けてしまいます。

そのためすでに他社から年収の3分の1に相当する額の借入がある方は、中小消費者金融であっても審査に通りません。

年収に対してどのくらいの融資が可能ですか？
基本的には年収の1/3までの融資額になります。※他の貸金業者からの融資額も含みます。
引用元：消費者金融アロー公式サイト

年収300万円の方で、貸金業者での借入がすでに100万円近くまである方は中小消費者金融でも審査落ちするのです。

消費者金融でもおまとめローンに関しては総量規制の例外として年収の3分の1を超える融資が行えますが、中小消費者金融でおまとめローンを扱うところはかなり限られます。

中小の消費者金融は銀行傘下の大手ほどの資金力はなく、さらにもともと大手で借りれないリスクのある人を主要な顧客としているため、一人あたりの融資額を最大でも50万円程度とする小口融資に徹しているところが多いのです。

審査の甘い中小消費者金融でも総量規制はキッチリ守ります。

逆に総量規制オーバーでも借りれる中小消費者金融は無許可のヤミ金の可能性があるので注意しましょう。

「ブラックOK」「極甘審査」といった表現を使用する正規の登録貸金業者は存在しません。このような表現を目にした場合は、違法な業者である可能性が高いため、十分な注意が必要です。

正規の貸金業者が「ブラックOK」や「極甘審査」といった表現を使用することはありません。

ブラックOKや極甘審査ファイナンス等の文言は貸金業法に違反する可能性の高い表現だからです。

貸金業法第16条では誇大広告の禁止が以下のように明言されています。

 貸金業法第16条（誇大広告の禁止等）
２　前項に定めるもののほか、貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、次に掲げる表示又は説明をしてはならない。
一　資金需要者等を誘引することを目的とした特定の商品を当該貸金業者の中心的な商品であると誤解させるような表示又は説明
二　他の貸金業者の利用者又は返済能力がない者を対象として勧誘する旨の表示又は説明
三　借入れが容易であることを過度に強調することにより、資金需要者等の借入意欲をそそるような表示又は説明
四　公的な年金、手当等の受給者の借入意欲をそそるような表示又は説明
五　貸付けの利率以外の利率を貸付けの利率と誤解させるような表示又は説明
六　前各号に掲げるもののほか、資金需要者等の利益の保護に欠けるおそれがある表示又は説明として内閣府令で定めるもの
引用元：貸金業法第16条（誇大広告の禁止等

さらに日本貸金業協会では誇大広告の禁止等に関する基準を定め、具体的な禁止広告の例を挙げています。

ブラックOKや極甘審査ファイナンスはこれらの禁止されている表現に極めて類似した、限りなくブラック寄りなグレー表現といえます。

貸金業登録を行なっている中小消費者金融であれば、貸金業法違反は金融庁から営業停止等の処分を受けることとなり、こうした表現での宣伝活動を行うこと自体に経営を脅かすリスクがあります。

そのためきちんと貸金業登録を行なって営業している貸金業者であれば、こうした宣伝文句を用いることはありません。

もし営業停止等のリスクをとって敢えて「ブラックOKの極甘審査ファイナンス」を名乗る貸金業者が見つかれば、それは無登録のヤミ金やソフト闇金の可能性が非常に高いです。

法外な高金利を請求し、健全な社会生活を脅かす悪質な取り立てを行うヤミ金やソフト闇金には決して関わってはいけません。

「ブラックOK」「極甘審査」と謳う業者は、以下の点に注意が必要です。

1. 違法な高金利：ヤミ金は法定金利を超える違法な貸し付けを行う可能性があります。
2. 執拗な取り立て：違法業者は執拗な取り立てを行う可能性があり、借り手の生活を脅かす恐れがあります。
3. 個人情報の悪用：ヤミ金に個人情報を提供することで、犯罪に巻き込まれるリスクがあります。
4. 保証金詐欺：借入前に保証金を要求し、その後融資を行わないという詐欺的行為を行う可能性があります。

このような業者から借り入れを行うと、返済が困難になるだけでなく、さまざまな犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性があります。

正規の貸金業者を見分けるためには、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」を利用して、業者の登録状況を確認することが重要です。SNSなどでの借入の勧誘には特に注意が必要です。

金銭的に困難な状況にあっても、ヤミ金やソフト闇金からの借入は絶対に避けるべきです。代わりに、正規の金融機関や専門家に相談し、適切な解決策を見つけることが重要です。

中小消費者金融は、金融会社にある程度詳しい人でなければヤミ金業者と見分けがつかないこともあります。

それはちゃんとした正規の貸金業者になりすまして無登録で営業するヤミ金業者の存在があるからです。

きちんと貸金業登録をした正規の貸金業者の名称や住所、登録番号などを使って本物になりすまし、携帯電話や銀行口座の譲渡を要求するようなヤミ金業者もいます。

きちんと貸金業登録を行なっている正規の中小消費者金融会社にとっては営業妨害も甚だしいことですが、実際にそのような被害にあっている貸金業者はいくつもあります。

最近エイワの社名を使い「大口一本化」「300万円までスピード融資！」といった内容の勧誘メールを、携帯電話等に送信してくる事案が発生しています。当社とは一切関係がありませんのでご注意ください。
引用元：類似広告にご注意ください。｜エイワ

こうした正規の貸金業者になりすますヤミ金業者を見抜くには、以下のサイトが役立ちます。

• ヤミ金（悪質業者）の検索 【借金・借入について】 | 日本貸金業協会
• 登録貸金業者情報検索サービス：金融庁

なりすましのヤミ金業者も電話番号まで偽っては直接連絡がとれないため、電話番号は正規の貸金業者と異なっている場合が多いです。

特に金融庁の登録貸金業者情報検索ページで出てくる住所や電話番号と相違ないか確認するのがおすすめです。

愛媛県松山市に本社を置くセントラルは創業50年以上の歴史を持つ中小消費者金融です。地元愛媛を中心に中国・四国地方で事業を展開していますが、振込融資により全国どこからでも利用可能です。

セントラルの特徴として、インターネットから24時間365日申し込みができる全国対応の振込キャッシングがあります。

平日14時までの申し込みで即日融資に対応しており、審査も最短30分で結果通知しています。返済方法もセントラルATM、口座振込、セブン銀行ATMと多様な選択肢があります。

金利面では実質年率4.8%～18.0%と大手消費者金融と変わらない利用しやすい設定で、さらに初回利用時には最大30日間の無利息サービスもあります。対象者は20歳以上69歳以下で定期的な収入がある方となっており、パート・アルバイト、自営業の方も申し込みが可能です。

セントラルは地方発の消費者金融でありながら、インターネットやセブン銀行ATMを活用した全国展開により地元以外の利用者にも便利なサービスを実現しており、地域密着型の中小消費者金融ならではの柔軟な対応と、大手に負けない利便性を両立させています。

セントラル公式サイトへ

名古屋のアローは2000年に設立され2010年に貸金業登録を完了した中小消費者金融です。設立当初は地域密着型のサービスのみの提供でしたが、現在は振込融資により全国どこからでも利用可能となっています。

アローの特徴として最短45分での審査完了と、中小消費者金融には珍しい専用のスマートフォンアプリを活用が挙げられます。アプリでの申込ならWeb完結で基本的に郵送物一切なしで契約を行えます。

融資額は最大200万円まで、実質年率15.00%～19.94%の金利設定で、原則として担保や保証人は不要です。返済方法は残高スライドリボルビング方式を採用しており、最長15年までの返済期間を設定できます。

同社は「フリープラン」と「借換ローン」の2つの主要商品を提供しています。フリープランは使途自由のローンで、借換ローンは既存の貸金業者からの借入を一本化することができます。

アローは地方発の中小消費者金融でありながら、全国規模のサービス提供と最新のテクノロジーを活用した利便性の高いサービスを実現していますが、大手で審査に落ちた方など、借りられずに困っている方のニーズにも柔軟に対応する姿勢も合わせ持った中小消費者金融です。

アロー公式サイトへ

アルコシステムは兵庫県姫路市に本社を置き、1983年の創業以来、信頼と実績を積み重ねてきた中小消費者金融です。

同社は全国対応の振込キャッシングを提供しており、申し込み後、最短でその日のうちに指定口座へ送金が可能という迅速な対応が特徴です。これにより地元だけでなく全国の利用者からも高い評価を得ています。

貸付利率は実質年率3.00％～20.00％と幅広く設定されており、融資額は最大50万円までとなっています。保証人や担保は不要で、初めての利用者でも安心して申し込むことができます。申し込みは24時間WEBで受付可能なため、忙しい方でも手軽に利用できる点が魅力です。

注意点としては、アルコシステムでは手数料や保証料を請求することは一切ありませんが、アルコシステムになりすましてこれらを要求する悪質業者も存在するようです。必ず公式サイト（https://www.alcosystem.co.jp/）で内容を確認しましょう。

地域密着型の老舗でありながら、全国規模のサービス展開を実現しているアルコシステムは迅速かつ柔軟な対応と顧客第一の姿勢で、多くの利用者に支持され続けています。

アルコシステム公式サイトへ

ダイレクトワンはスルガ銀行グループが運営する静岡県の中小消費者金融で、全国対応のカードローンを提供しています。

ダイレクトワンの最大の特徴は、申し込みから契約までをWEBで完結できる利便性の高さです。これにより、来店不要で手続きが進められるため、忙しい方でも気軽に利用することができます。

セブンイレブンやファミマなど全国のコンビニATMで借入や返済ができるなど、中小消費者金融ながら大手と変わらないサービスも提供しています。

また来店できる場合は最短当日での借入れも可能で、静岡県、山梨県、愛知県、そして東京、神奈川の方であれば急な資金需要にも迅速に対応してもらえます。

ダイレクトワンは全国規模でサービスを展開しながらも、地域密着型の親しみやすいサポート体制を整えています。スルガ銀行グループという信頼性を背景に、安全かつ安心して利用できる中小消費者金融としておすすめできます。

ダイレクトワン公式サイトへ

「いつも」は、高知県高知市に本社を構える中小消費者金融で、1993年の創業以来、地域密着型のサービスを展開しながらも、全国対応のキャッシングを提供しています。

申し込みから融資までの手続きはすべてオンラインで完結可能で、最短30分で審査が完了し、即日融資にも対応しているため、急な資金ニーズにも迅速に応えることができます。

金利は実質年率4.8％～18.0％で、初回利用者には最大60日間無利息という特典も用意されています。この無利息期間は他社と比較しても長く、利用者にとって大きなメリットとなっています。

「いつも」は利用者のプライバシーにも配慮しており、原則在籍確認の電話はなしで、来店不要で郵便物も原則ありません。

「いつも」は、中小消費者金融ならではの親身な対応と、大手に匹敵するスピード感や利便性を兼ね備えたおすすめの業者です。

いつも公式サイトへ

この記事では中小消費者金融の実態や地域別の一覧のほか、「ブラックOK」「極甘審査」を謳う業者の危険性について詳しく見てきました。ここで重要なポイントを整理しましょう。

1. 中小消費者金融は大手とは異なる特徴を持ち地域に密着したサービスを提供していることが多い。
2. 「中小だから審査が甘い」というのは誤解で多くの中小消費者金融は慎重な審査を行っています。
3. 金融ブラックリストでも融資を受けられる可能性はあるが、現在進行形で返済トラブルを抱えている場合は難しい。
4. 「ブラックOK」「極甘審査」を謳う業者は、ヤミ金やソフト闇金の可能性が高く非常に危険。
5. 正規の貸金業者を見分けるには、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」を利用すること。

全国各地には数多くの中小消費者金融があるので、金銭的に困難な状況にあっても安易にヤミ金やソフト闇金に手を出すのは絶対に避けるべきです。

中小消費者金融を利用する際は、自身の返済能力をしっかりと見極め、信頼できる業者を選ぶことが重要です。地域に根ざした中小消費者金融の中には、大手にはない柔軟なサービスを提供している業者もあります。

借入を検討する際はこの記事で紹介した全国141社の中小消費者金融リストを参考に、お住まいの地域の業者も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ただしどの業者を選ぶにせよ、慎重な判断と計画的な返済が不可欠です。金融サービスを賢く利用し健全な経済生活を送れることを願っています。

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