宝くじに当選するなどの幸運にても恵まれない限り、借金を一気に返す方法は殆どありません。
唯一、可能性があるとすれば、自分が持っているありとあらゆるものを売り払う方法です。

家、車のような高額な資産だけではなく、家具、本、CD、携帯電話、家電製品、値段が付くものはすべて売り払うのです。

 

私は、カードローンの借金を早く返したかったので、家や車は持っていませんでしたけど、不要なものだけではなく、売ってしまっても生活できるなら容赦なく手放しました。

エアコンどころか、扇風機も無くなってしまったので、夏は大変でした。
そんなもの売っても、大した金額にならないと思うかもしれません。
でも、私はこの方法で借金を早く返すことができました。

身の回りから、殆どの家財道具が消えて惨めでしたけど、その惨めさが借金返済に対する意識を、一気に高めてくれました。

 

自己破産でもしない限りは、借金を返すには節約しかないです。
でも、自分に甘いと、節約も中途半端になります。
それで、ダラダラと返済を続けることになるのです。

借金を一気に返すには、まず、自分が本気になる必要があります。
中途半端な決意で、早く返すことなんか無理なんですよ。

参考：借金返済のための節約生活の方法、ど貧乏生活体験談

 

借金返済のために工夫している方法は、人それぞれ違うと思います。
私の場合は、食費をなるべく抑えようと、究極ど貧乏節約生活を追求しました。

 

まず、５袋入ったラーメン袋を３セットずつ、毎月買います。
これだけで１５日分の１食が賄えます。
ディスカウントショップなどで購入すると、金額にして一袋わずか60円です。

１食６０円の節約生活。
私の毎日の朝食はこれでした。
貧乏なので仕方ありません。

その他にも、飲み物は１００円均一で売っている２０パック入りの麦茶です。
水出しをして一ヶ月使えます。

 

食費で使うであろう金額を節約することで、借金を早く返すことが出来ます。
稼ぐ事も大切ですが、同じくらいお金を「使わないこと」も重要なコツです。

収支のバランスが取れていない人は、お金を余らせる事が出来ないと思います。
という私自身も、当時は何にも考えてなく、借金を作りまくっていました。

自業自得として、究極ど貧乏生活で、借金を早く返すために神経を尖らせました。
本気で早く返すために、死ぬ気で頑張りました。

 

冬場はそんなに汗をかかないので、シャワーは節約して２日に１回だったりします。
不潔な話ですが、ガス代と水道代を浮かせています。

タバコなどは、借金返済のために辞めました。
お酒は、スーパーに置いてある激安の缶チューハイなどです。
飲む頻度も、１週間に１度だけにしました。

生活を切り詰める日常は、辛くても仕方ありません。
借金返済の重みは朝から晩まで自分にのしかかります。
早く返すなら、貧乏生活に耐えるしかありません。

 

よほどのラッキーでもない限り、いきなりお金が増えるということはありません。
節約が不十分だと、借金返済がなかなかすすみません。

 

それでも借金を早く返す方法と言えば、副収入を得るようにするしかありません。
社員で仕事をしていると、掛け持ちで別の仕事をするということも難しい人が多く、現状は厳しいところなのですが、どのような収入が考えられるのでしょうか。

まずは、前述の通り、掛け持ちでの仕事を考えることです。
日勤の仕事終わりに、夜勤を別会社でアルバイトしたりソーシャルワーカーとして、家で仕事をしたりするという方法が考えられます。
収入は確実に増え、借金返済に大きく貢献してくれることは間違いないでしょう。

 

次に、アフィリエイトなどの収入を得るという方法があります。
アフィリエイトとは、インターネット上の広告を掲載し、クリック、あるいはリンク先の商品が購入されたことで報酬を得ることができるプログラムのことです。

大きく収入を得ることができるようになれば、借金返済への貢献はもちろんのこと、構築された後の仕事量は減り、精神的にも楽になることが期待できます。
ただし、副収入を得るということは、それだけ仕事をする時間が増えてしまいますので、休む時間はなくなってしまいます。

 

借金返済のための副業に躍起になりすぎると、身体を悪くする原因にもなりますので注意しましょう。
借金を早く返すために収入を得ることはとても大切なのですが、何よりも一番大切なのは、健康に仕事を続けられることです。

副業で身体をこわして、メインの仕事もできなくなったら、ますます手が付けられなくなってしまいます。
収支のバランスを考えて・・と言われますが、収支だけではなく、生活のバランスも検討したいものです。

参考：借金返済のための副業！サラリーマンのバイト・ダブルワーク５選！

 

借金返済生活に入って、ものすっごく、本当に心の底から思うことはと言えば、「何故、もっと早くにお金を貯められなかったのだろう？」ということですね。

と、言いますか、ここまでストイックに節約できるのならば、何故もっと早く、そのような生活にしなかったのだろうか・・と。

自分自身のことながら、思ってしまうものなのですよね。
借金する事態になる前に、もっと貯金を頑張っておけば良かったのですよね。

まあ、そのようなことを後から言ったところで、借金をしてしまうような人間は、「借金返済の必要性」が生じてからでないと、生活に緊張感が出ないのでしょう。
まあ身近な例が、この私ではあるのですが。

ですからこそ、「借金があった方が生活にハリが出る」などと、寝ぼけた発言もしてしまうのですよね。
おそらく、お金を借りたりしない人は、普段からストイックで、堅実な心をもって生活をしていけるのでしょうね。
ですからこそ、賢くお金を貯めることができるのでしょう。

けれども、借りるときは、なぜか「ラクショー」などと思ったのですよね。
後の祭り的な話ですけど。
借金は早く返したほうがいいのですが、また同じ間違いを繰り返さないことも重要です。

参考：借金返済方法の種類おすすめ７選と賢い借金の返し方！

 

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