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終身保険の必要性は?必要な人と必要ない人の特徴は?

■この記事でわかること

  • 貯蓄が苦手な人は終身保険の必要性が高い
  • 保険料の安さを求める人は終身保険の必要性が低い
  • 終身保険でも適宜見直しが必要

保険に加入する際には、それぞれの特徴を知ったうえで契約をする必要があります。

終身保険はどのような特徴を持ち、どんな場合に加入すると良いのか知っていますか?

終身保険は1度加入をすると、長期に渡って契約が続くため慎重に選ぶ必要があります。

今回は、終身保険の特徴と必要性について解説をします。

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目次[非表示]

  1. 1.終身保険に加入するメリットを考える!
  2. 2.終身保険のデメリット
  3. 3.終身保険が必要な人の特徴
  4. 4.終身保険の必要がない人の特徴
  5. 5.終身保険の必要性を判断するポイント
  6. 6.終身保険の必要性に関してよくある質問
    1. 6.1.終身保険に入るタイミングは?
    2. 6.2.終身保険解約はもったいない?
  7. 7.終身保険の役割を活かせるなら必要!



終身保険に加入するメリットを考える!


終身保険に加入するメリットとして挙げられるのは

● 老後や学費のための資金を蓄えられる
● 保険金を必ず受給できる
● 資金計画を立てやすい
● 葬儀費用や遺族の生活費などに使う資金形成に活かせる
● 税金対策や相続税争いなど、遺産相続のトラブルを回避しやすい


などです。

まず、老後や学費、自身の葬儀費用、遺族の生活費のために資金形成がしやすいという点は、終身保険に貯蓄効果があるためです。

保険に加入して、月々の保険料を納め続けることで、まとまった資金を用意するでき将来的に起こるさまざまなトラブル、ライフイベントに活用できます。

終身保険で資金の積み立てを行う場合、資金形成を行いながら死亡や病気、ケガに備えられる点が優れていると言えるでしょう。

また、個人で預金をする場合とは異なり、資金計画を立てやすかったり、遺産相続に関するトラブルを回避できたりするなどのメリットもあります。

資金計画が立てやすい理由は、終身保険は毎月の保険料の額も定められているため、どの段階でどれだけのお金が貯蓄されているのかを見通しやすいと言えます。

終身保険の死亡保障は、納税の際の控除枠が設けられていたり、あらかじめ受取人を指定できたりするなど、遺産相続の際にも有利に働きやすいのです。

終身保険のデメリット


終身保険加入のデメリット 一見するとメリットの多い終身保険ですが、デメリットもあります。

終身保険のデメリットとして挙げられるのが

● 掛け捨て型の保険よりも保険料が高額になりやすい
● 早期で解約をすると損をしてしまう
● 保険の見直しがしにくい


などです。

終身保険は特性上、どうしても保険料が高額になってしまいやすい傾向にあります。

これは、掛け捨て型の保険と貯蓄型の保険は保障金を形成するための構造が異なるためです。

終身保険の場合は、支払った保険料が徐々に積み立てられていき、その額に応じて死亡保障金や解約返戻金が決定されます。

一方、定期保険などの掛け捨て型の保険は「保険料を支払うことによって保障を受ける権利を購入している」というような保険の構造になっています。

保険のサービスの内容も、保障がメインになっており、貯蓄の効果はありません。

よって、終身保険は掛け捨て型の保険よりも保険料が高額になってしまうのです。

また、終身保険は堅実に積み立てができる代わりに、保険プランの見直しや解約がしにくくなっています。

厳密にいうと、保険プランの見直し・変更・解約は自由に行えますがそれまで支払ってきた保険料が無駄になってしまいやすい構造になっているのです。

終身保険が必要な人の特徴


まず終身保険への加入が向いている人の特徴として挙げられるのが「貯蓄が苦手な方」です。

将来的に必要になる資金を用意するには、銀行の預金システムを活用することで行えます。

しかし、貯蓄が苦手な方のなかには「毎月お金を使いすぎてしまってなかなか貯まらない」と悩む方もいるのではないでしょうか。

終身保険に加入すると、毎月決まった額が確実に積み立てられていきます。

積み立てられた資金は、解約の手続きを行わない限り、自分で管理をすることはできません。

早い段階で保険を解約してしまうと、支払った保険料が無駄になってしまいますが、解約しない限り自然にお金が貯まっていくシステムになっています。

貯蓄が苦手な方だけではなく「将来に向けて確実に資金を貯蓄しておきたい」という方にもメリットが多い保険と言えるでしょう。

また「掛け捨て型の保険に加入したくない」という方も終身保険への加入が適しています。

定期保険などの掛け捨て型の保険は、保障が手厚く保険料が安いことが特徴ですが、長期に渡って加入するとデメリットになりやすいです。

「支払った保険料を無駄にしたくない」と考える方は、終身保険を選んでおくと安心です。

終身保険の必要がない人の特徴


終身保険に向いていない人 終身保険への加入が不向きな人として挙げられるのが

「保険料を抑えながらも手厚い保証を得たい」

という方です。


このようなニーズを抱えている場合は、掛け捨て型の保険の方が適していると言えるでしょう。

終身保険は、有事の際の保障内容は掛け捨て型の保険よりも劣るケースが多いことも事実です。

特約を付けると保障を手厚くできますが、保険料がさらに高額になってしまう場合もあります。

次に終身保険への加入が不向きな人として挙げられるのが

「仕事・家庭の環境がフレキシブルに変化しやすい」

という方です。


将来的に転職をしたり、起業をしたりする可能性がある方は毎月コンスタントに保険料を納めることが難しくなるケースも考えられます。

終身保険は早期解約をすると損をしてしまうため、注意が必要です。

また「十分な貯金がある方」「保険に加入する必要性がないほど豊かな生活を送っている方」も終身保険へ加入する必要性は低いと言えるでしょう。

終身保険の必要性を判断するポイント


終身保険の役割を考える 終身保険は

● 長期に渡って堅実にお金を貯蓄していき、死亡にも備える

という特性を持つ商品です。

保障期間は一生涯に渡って続くため、契約者の意思で早期解約をしない限り損をしにくい保険とも言えます。

死亡後には、必ず保険金を受け取れるため確実に遺族に資金を残すことができるのです。

また、終身保険には解約返戻金制度があります。

解約返戻金とは、契約者の意思で保険を解約した場合、それまでに支払ってきた保険料の額に応じてお金が払い戻されるシステムです。

早期に解約をしてしまうと、解約返戻金は少額になってしまいますが、払込期間を終えてから解約をした場合、返戻金が支払った保険料を上回るケースもあるのです。

終身保険に加入しているからといって積み立てられたお金は、必ずしも死亡保障金として葬儀代や遺族の生活費に充てられるわけではありません。

解約返戻金を老後や介護にかかる費用に充てることもでき、積み立てた資金の使い道は契約者に決定権があります。

終身保険の必要性に関してよくある質問

終身保険の必要性に関してよくある質問をまとめました。

終身保険に入るタイミングは?

終身保険加入の最適なタイミングは、個人のライフステージやニーズによります。若くて健康な状態で加入することが、保険料を割安にするポイントです。また、家族がいる場合や結婚・出産を考慮しているとき、責任感から加入を検討すべきです。さらに、安定した収入がある状況で無理のない保険料負担を計画し、家族や自分の将来を守ることが重要です。これらの要素を考慮して、適切なタイミングで終身保険に加入しましょう。

終身保険解約はもったいない?

終身保険の解約がもったいないかどうかは、個々の状況によります。解約返戻金が低い場合、加入期間が短いと割に合わないことがあります。しかし、保険料の負担が大きい、保障ニーズが変化した、新たな保険商品が適切な場合は、解約を検討することが適切です。解約返戻金と新保険の費用を比較し、保障ニーズや経済状況を総合的に判断し、解約を検討してください。終身保険の解約は、慎重に検討し、適切な判断を行うことが重要です。



終身保険の役割を活かせるなら必要!


誰にでもマッチする保険商品というものはなく、終身保険にもまたメリットとデメリットがあります。

終身保険に加入したいという方は

自分のケースでは終身保険のメリットを十分に活かせるのか

を踏まえ、本当に必要か否かを考えましょう。

終身保険の役割や特徴を知り、堅実に貯蓄・万が一の備えを始めましょう。

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