この記事では、米国株でおすすめのネット証券を紹介しています。

「どの証券会社がいいのか分からない」

「証券会社ごとに特徴が知りたい」

「米国株を運用するメリットは?」

などと思われている方も多いはず…
 

そこでこの記事では、ネット証券の中で米国株を扱っている証券会社を比較しました。

この記事を読むと、証券会社ごとの特徴や取扱いサービスの違いが分かります。

また、米国株を運用するメリットが分かり、自分に合った証券で米国株の取引ができるため、ぜひ最後までご覧ください。

ネット証券米国株の取引手数料・取引銘柄数・為替手数料を比較

証券会社によって「取引手数料」や「取引銘柄数」「為替手数料」などの取扱いサービスが異なるため、違いについて下記の証券会社で比較しました。

  • SBI証券
  • DMM証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券

開設する証券会社を迷っている方は、参考にしてください。

取引手数料

取引手数料は、米国株を扱っている証券会社のほとんどが約定代金0.495%(最低手数料0ドル〜上限22ドル)と同じですが、DMM証券では約定代金にかかわらず一律無料で売買ができます。

頻繁に取引を考えている方は、手数料ができるだけ安い証券会社を選ぶといいでしょう。
 

【米国株 取引手数料比較表】

ネット証券会社名 取扱手数料
SBI証券

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

DMM証券 無料
楽天証券

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

マネックス証券

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

auカブコム証券

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

取引銘柄数

取引銘柄数で圧倒的な銘柄数を保有しているのがSBI証券です。

投資する銘柄が決まっていない場合は、選択肢が多いほど、投資スタイルに合った銘柄を見つけやすい利点があります。

そのため、投資する銘柄が決まっていない方は、取扱銘柄数が6,000を超えるSBI証券を選ぶといいでしょう。
 

【米国株 取引銘柄数比較表】

ネット証券会社名 取扱銘柄数
SBI証券 6,000銘柄超
DMM証券 2,046銘柄
楽天証券 4,940銘柄
マネックス証券 4,532銘柄
auカブコム証券 1,800銘柄超

為替手数料

為替手数料を比較した場合、マネックス証券が最安値で円やドルに換えられます。

一見すると、auカブコム証券の20銭が安いように見えますが、為替手数料は買付時と売却時に発生するため、実際の取引では合計40銭のコストが発生します。

その点、マネックス証券は買付時の手数料が無料で設定されているため、ほかの証券会社より為替手数料を抑えられます。

為替手数料を抑えたい方は、マネックス証券を選ぶといいでしょう。
 

【米国株 為替手数料比較表】

ネット証券会社名 為替手数料※片道
SBI証券 25銭
DMM証券 25銭
楽天証券 25銭
マネックス証券

買付時:無料

売却時:25銭

auカブコム証券 20銭

米国株のおすすめネット証券ランキング5選

米国株でおすすめするネット証券ランキングは、下記の通りです。

  • 1位 SBI証券
  • 2位 DMM証券
  • 3位 楽天証券
  • 4位 マネックス証券
  • 5位 auカブコム証券
     

取扱銘柄数や手数料、ツール、為替手数料、取引単位などを基準に選びました。

それぞれの特徴やどういう方に向いているのか詳しく解説していきます。

1位 SBI証券

SBI証券は取扱い銘柄数が豊富で、下記の口座に対応しています。

  • 特定口座
  • 一般口座
  • NISA口座
  • ジュニアNISA口座
     

国内取引シェアNO.1を掲げているほど、投資家からの支持を集めており、証券会社選びに迷ったら、まず間違いない証券会社でしょう。

もし米国株で運用益が出なかったとしても、国内株式や投資信託、FX、CFDなどの投資の幅を広げたいと思っている方にもおすすめです。

なお、取引ツールのSBI証券米国株アプリでは、「検索」「注文」「管理」がスマホひとつで操作ができます最大約20年分の株価データや複数期間のチャート比較ができるため、非常に機能性・視認性に優れたアプリとしてユーザーから高評価です。
 

【SBI証券取扱いサービス】

取扱銘柄数 6,000銘柄超
手数料

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

ツール SBI証券米国株アプリ、My資産
取引単位 1株から
為替手数料 25銭

引用:公式SBI証券
 


2位 DMM証券

DMM証券は約定代金にかかわらず一律無料なため、取引手数料を抑えたい方におすすめです。

米国株式を担保に国内株式の信用取引ができる「米株担保サービス」があるため、信用取引にチャレンジしやすい利点もあります。

また、初心者からプロまで様々な投資スタイルに合わせた取引ツールがあります。

なお、DMM株の「かんたんモード」は難しい用語がなく直感的に操作ができるため、初心者の方にも安心して使えるのが特徴です。
 

【DMM証券取扱いサービス】

取扱銘柄数 2,046銘柄
手数料 無料
ツール DMM株 PRO+、DMM株 STANDARD、かんたんモード、ノーマルモード
取引単位 1単元から
為替手数料 25銭

引用:公式DMM証券

3位 楽天証券

楽天証券では楽天ポイントが貰えるポイント制度があるため、楽天市場や楽天モバイルを活用している楽天経済圏の方におすすめです。

例えばポイント制度として「米国株式と投資信託のポイント併用でSPU最大1倍」や「米国株の取引手数料の1%ポイントバック」などがあります。

上記の制度で貰ったポイントはもちろんですが、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天グループでもらえるポイントでも、米国株の購入が可能です。

また、PC並みの豊富な機能が搭載されている「iSPEED」は取引ツールとしての使い勝手が良く、投資初心者にも愛用されています。

「注文」「株アラート」「最大2,000銘柄」をお気に入り登録できる機能が搭載されています。
 

【楽天証券取扱サービス】

取扱銘柄数 4,940銘柄
手数料

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

ツール iSPEED、マーケットスピード II 
取引単位 1株から
為替手数料 25銭

引用:公式楽天証券
 


4位 マネックス証券

マネックス証券は、円やドルに換える際に発生する為替手数料を抑えたい方におすすめです。

多くの証券会社では往復の為替手数料が、40銭〜50銭のところ、マネックス証券の買付時は無料で、売却時の25銭のみコストが発生します。

そのため、ほかの証券会社より為替手数料を抑えられます。

また、取引ツールの「銘柄スカウター」は、過去10年の企業業績をグラフで確認ができ、情報分析が苦手な方でも見やすい工夫がされています。

米国株専用のスマートフォンアプリ「トレードステーション米国株」は、高度なチャート分析や発注等の機能がありスマートフォンで取引が完結できるのが特徴です。
 

【マネックス証券取扱サービス】

取扱銘柄数 4,532銘柄
手数料

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

ツール トレードステーション米国株スマートフォン、銘柄スカウター
取引単位 1株から
為替手数料 買付時:無料  売却時:25銭


5位 auカブコム証券

auカブコム証券は、業界最小水準の取引手数料0.495%で1株から買付できる特徴があり、単元未満で手数料を抑えたい方におすすめです。

また、自動売買にも対応しておりリスク管理が可能です。条件を設定しておくと日本時間の夜間に米国市場の急変があっても、損失の拡大を未然に防ぐために逆指値で対応します。

取引ツールは、無料で利用できる「kabu.com for iPhone/Android/au」と有料の「kabuステーション」があります。

「kabuステーション」は、毎月990円(税込)の利用料金が発生しますが、取引実績や口座状況に応じて無料で利用ができます。

引用:公式auカブコム証券(kabuステーション)
 

また、インストールから初期設定、注文方法に至るまでマニュアルが用意されているため、初心者の方でも安心して利用できます

※サービス利用料金については、公式サイトにて確認してください。
 

【auカブコム証券取扱サービス】

取扱銘柄数 1,800銘柄超
手数料

約定代金0.495%

(最低手数料0ドル〜上限22ドル)

ツール

kabuステーション、kabu.com for iPhone/Android/au

取引単位 1株から
為替手数料 20銭


ネット証券で買える米国株3つの魅力

ここからは米国株が持っている3つの魅力についてお伝えします。

  • 世界的有名企業が多く売上が安定している
  • 年4回の配当がある企業が多め
  • 1株から買付できる

世界的な有名企業が多く売上が安定している

誰もが知っているアップルやグーグル、マイクロソフト、アマゾンなどの世界的有名企業に投資ができます。

また米国の企業は、時価総額ランキングで上位を占めており、今後も成長が期待できるため安心して投資ができます。

年4回の配当がある企業が多め

米国株は、1年に4回の配当がある企業が多数あります。

それに比べて日本株は、1年に1回の配当が多く、業績が下がると配当金の減配や無配当といった対応がとられます。

米国の企業は、「会社は株主の所有物」という考えが浸透しているため、業績が下がったとしても減配や無配当の対応はせず、オーナーである株主に還元するように努めます。

日本株より米国株の方が安定した配当益を得られ、こつこつ配当金を再投資して資産の拡充が可能です。

1株から買付できる

米国株は通常100株単位からのところ、1株から買付できる証券会社が増加しています。

100株単位の取引となると手元資金も多く必要になり、投資リスクも比例して高くなります。

単元未満株のように1株から買付できるのは、リスクも最小限に抑えられ、気軽に始められるのがメリットです。

本記事でおすすめしている証券会社の多くが1株から買付ができるため、対象の証券会社を選ぶ際には参考にすると良いでしょう。

売上が安定している世界的企業や配当金をもらいたい方におすすめ

この記事では、米国株でおすすめのネット証券を紹介しました。
 

米国株でおすすめのネット証券は下記の通りです。

  • 銘柄数の豊富さの「SBI証券」
  • 楽天経済圏の方に有利なポイントバックがある「楽天証券」
  • 取引手数料が無料の「DMM証券」
  • 為替手数料を抑えられる「マネックス証券」
  • 業界最小水準の取引手数料で1株から投資ができる「auカブコム証券」
     

証券会社により、提供するサービスや強みが違うため、自身のライフスタイルや投資スタイルに合わせて選びましょう。

また米国企業は、「会社は株主の所有物」という考えが浸透しているため、株主への配当が安定しているのが特徴です。

さらに米国株に1株から投資ができる証券会社も多くあるため、ぜひこの機会に少額から世界的有名企業に投資を始めてみてはいかがでしょうか。