【PR】この記事には広告を含む場合があります。
「つみたてNISAを始めたいけど、何からすれば良いのか分からない」「初心者でも失敗しないやり方が知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
初めてのことは不安に感じてしまい、後回しになってしまうものです。
つみたてNISAは、意外にかんたんに始められます。
この記事を読むと、つみたてNISAを始める手順や失敗しない金融機関の選び方、おすすめの銘柄がわかり、スムーズにつみたてNISAを始められます。
つみたてNISAを上手く活用し、あなたの大切な資産を守るために、ぜひ最後までご覧ください。
つみたてNISAを始める手順は以下の通りです。
金融機関により、多少の差異はありますが、全体の流れは同じです。
それぞれの内容を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
つみたてNISAを始めるためには、専用の口座を開設する必要があります。
まずは、専門の口座を開設する金融機関を選びましょう。
選択可能な金融機関は、郵便局や銀行、証券会社です。
まだ金融機関を決めかねている方は、「ネット証券」をおすすめします。
クレジットカード払いでポイントが貰えるため、効率良く資産運用ができるからです。
金融機関を決めたら、口座開設の手続きをしましょう。
口座の開設には、以下3点の書類が必要です。
3つの書類全てがインターネット、もしくは郵送で提出可能ですが、インターネットで書類を提出する方が短時間で済みます。
なお、銀行窓口で開設する場合は「印鑑」や「預金通帳」が必要です。
また、当日必要な書類は開設する金融機関に事前に確認しておくと出戻りの心配がなくなります。
証券会社でつみたてNISAの口座を開設するためには、総合口座の開設が必要になります。
総合口座の開設では「特定口座の源泉徴収あり」を選択しましょう。
なぜなら、総合口座の種類には特定口座と一般口座があり、「特定口座の源泉徴収あり」以外の口座は確定申告が必要になるためです。
証券会社の総合口座を開設時に、つみたてNISA口座も同時に開設しましょう。
総合口座開設時につみたてNISA口座を開設するガイダンス、もしくは選択肢が表示されますので、そのまま開設に進んでください。
もし提携の銀行口座開設のガイダンス、もしくは選択肢が表示された場合も開設をおすすめします。
提携の銀行口座を開設すると、つみたてNISAを換金する時にスムーズに出金ができるため、後が楽です。
つみたてNISA口座の開設が済んだら、銘柄を買うための投資資金を金融機関の口座に入金しましょう。
銀行引落や銀行振込など、銀行を経由した入金が多くなるため、入金可能な銀行口座が必要になります。
なお、クレジットカード払いが可能な金融機関もあり、入金が手間と感じる方はクレジットカード払いがおすすめです。
金融機関に入金が完了したら、購入する銘柄を選択しましょう。
つみたてNISAの銘柄は、金融庁が厳しい審査をもとに選定しています。
具体的な審査基準は以下です。
銘柄を選択したら、無理のない範囲でつみたて金額を設定しましょう。
つみたて設定には、「毎日」「毎週」「毎月」と金融機関により様々な選択肢が用意されています。
非課税枠の上限が年間40万円とされているため、毎月33,333円積立すると年間399,996円になります。
しかし、非課税枠を使い切ることよりも、日々の生活に支障をきたさない範囲での設定金額がおすすめです。
途中でつみたてを中止してしまうと、将来の資産形成が困難になる可能性があるからです。
毎月5,000円〜10,000円ではじめてみてはいかがでしょうか。
つみたてNISAを投資初心者におすすめする理由は、以下の5つです。
詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。
結論からお伝えすると、つみたてNISAは投資の知識が少なくても運用できます。
つみたてNISAは株を保有するともらえる配当金(配当益)を持っている株に再投資して資産を増やしていく投資方法です。
配当金は投資金額に対して僅か4%ぐらいですが、毎年配当金を再投資すると、複利の力で財産が大きく膨らみます。
株と言えば安い時に購入し、高い時に売却して、利益を出していくイメージがありますが、この方法を実践して利益(売却益)を得られる方は、金融知識が豊富な一握りの方たちです。つみたてNISAの非課税枠は年間最大40万円までですが、必ず40万円の枠を使う必要はありません。
自分で決めた予算内で無理なく始められます。
例えば、毎月10,000円つみたてて、ボーナス月のみプラス20,000円購入なども可能です。
自分自身に合う積立方法で運用しましょう。
つみたてNISA口座で運用した金融商品は、購入した年から20年間非課税になります。
非課税のメリットは以下の2つです。
つみたてNISA口座以外で運用した場合は運用益の約20%を国に納税するため、効率良く資産運用ができません。
また、運用益が課税対象ではないため、確定申告が不要です。
つみたてNISAはドルコスト平均法という投資方法を活用した分散投資ができます。
ドルコスト平均法とは、「毎月」「毎週」「毎日」など決められた周期で定額の金融商品を買い続ける手法です。
購入取得単価をおさえられるメリットがあります。
定額で買い続けるため、金融商品が高い場合は少数の購入口数になり、金融商品が安い時は多数の購入口数になります。
また、目先の株価を気にする必要がない投資方法として、初心者に向いています。
つみたてNISAの積立設定は、いつでも積立の停止と換金ができます。
停止するためには、つみたてNISA口座を開設した金融機関で積立停止申請が必要です。(銘柄は保有している状態)
換金は保有している銘柄を必要な資金分売却すれば、指定の銀行口座に振り込まれます。
住宅や車のローン等で、頭金として使いたい時や、つみたてNISAへの毎月の投資資金をローンの返済に使いたい時は、柔軟に対応できるのは安心です。
つみたてNISAをはじめるにあたって押さえておきたい証券会社の選定基準は、以下の3つです。
4つ目の項目におすすめの証券会社をピックアップしてますので、選定に困ったらそちらの証券会社の口座開設をおすすめします。
証券会社を選ぶ基準として大切なのは、つみたてNISAの取扱銘柄が豊富かどうかです。
なぜなら自分の考え方に適した銘柄が見つけやすいからです。
購入したい銘柄がある方は、取り扱いがある証券会社の口座を開設しましょう。
また、つみたてNISAの銘柄は国が厳しい基準で選定しているため、購入者のリスクが少ない銘柄が揃えられています。
つみたてNISAは換金後、銀行へ送金し、銀行から現金を引き出すため、換金後の引き出しがスムーズかどうかが大切です。
換金後の銀行への送金手数料の有無や、銀行からの引き出し手数料等も確認しましょう。
銀行口座を決めてない方は、証券会社の口座を開設するときにおすすめされる銀行口座を開設しましょう。
送金手数料や引き出し手数料が無料なことが多く、スムーズに引き出しが可能です。
クレジットカード払いで積立設定時のポイント還元率が高い証券会社を選定しましょう。
クレジットカード払いにすると、購入金額の0.5%〜2.0%のポイント還元があります。
ポイントの還元率が高いと効率良く資産運用ができるため、ポイント還元率が高いクレジットカードが使える証券会社がおすすめです。つみたてNISAのおすすめ証券会社は以下の2つです。
選定基準をクリアしている証券会社のため、参考にしてください。
SBI証券は、「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」「Vポイント」「JALマイレージ」の5つのポイントが使えます。
選定基準は以下の通りです。
取扱銘柄が豊富にあり、あなたに合う銘柄がみつかるでしょう。
SBI証券では、「三井住友カード(NL)」でのクレジットカード払いがお得です。
年会費が無料のクレジットカードで、購入金額に対して0.5%のポイントがつきます。
また、SBI証券では、使えるポイントの種類が多く、ポイントで金融商品が購入可能なため、使い道に困っているポイントがある方はSBI証券を検討しましょう。
楽天経済圏を活用している方は「楽天ポイント」が貯まる楽天証券がおすすめです。
選定基準は以下の通りです。
楽天ポイントが貯まる以外にも、楽天市場のSPUの倍率が上がるなど、楽天経済圏の方はさまざまな特典が得られます。
楽天市場を頻繁に活用する方は楽天証券を選ぶと良いでしょう。つみたてNISA銘柄の失敗しない選び方は下記の3つです。
つみたてNISA銘柄の信託手数料が低コストかどうかを確認しましょう。
目安として、信託手数料が0.1%前後の銘柄だと低コストと言えます。
投資信託にはアクティブファンドとインデックスファンドの2種類があり、インデックスファンドの方がアクティブファンドより低コストです。
まずはインデックスファンドかどうかを確認し、次に手数料を見るようにしてください。
投資信託の投資先の内訳が分散されているかどうか確認しましょう。
投資先が「国内外株式」「国内外債券」「国内外不動産」に投資されている場合は分散されていると言えます。
投資にはリスクがつきもので、一つの銘柄に集中投資していると、暴騰と暴落の影響を直接受けてしまいます。
投資先を分散させると、資産運用のリスク低減が可能です。
また、リスク許容度が高く、リターンの最大化を狙いたい方は先進国株式や米国株式などもおすすめです。
銘柄のチャートで表示されている「純資産総額」と「基準価額」が上昇しているかどうかを確認しましょう。
純資産総額が上昇している銘柄は、購入し続けている方が多く人気の証です。
基準価額が上昇している銘柄は、今後も成長するだろうという期待値が高い証です。
チャートを見る場合は1年間のチャートで判断せず、出来るだけ長い期間のチャートを表示して、上昇しているかどうか判断してください。つみたてNISAのおすすめ銘柄は以下の3つです。
失敗しない選び方を基準にして選定しましたので、ぜひご覧ください。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、全世界の株式に分散投資します。
特徴は以下の通りです。
「投信ブロガーが選ぶFund of the Year」で3年連続1位の人気銘柄です。
全世界の株式に分散投資しているため、人類が経済成長し続ける限り、長期的な視野で見ると下落することはありません。
何も考えずに買い続けるだけで良いため、初心者におすすめです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は全米500種類の株式に分散投資します。
特徴は以下の通りです。
純資産総額がインデックスファンドで初めての一兆円を超えており、日本最大です。
米国株式100%の構成比になっており、リターンの最大化を狙いたい方におすすめします。eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は「国内外株式」「国内外債券」「国内外不動産」に分散投資します。
特徴は以下の通りです。
株式だけではなく債券や不動産にも分散投資しているため、リスクを極力避けたい方におすすめです。
つみたてNISAと一般NISAの違いは以下の3つです。
下の表にまとめましたので、参考にしてください。
つみたてNISA | 一般NISA | |
非課税年数 | 20年 | 5年 |
年間非課税投資額 | 40万円まで | 120万円まで |
購入可能な金融商品 |
金融庁が承認した投資信託 上場投資信託(ETF) |
国内株式 上場投資信託(ETF) 投資信託 外国株式 J-REIT(国内不動産) |
つみたてNISAは、住宅ローンの頭金や、子供の教育資金、または結婚資金を作るのに向いています。
一方の一般NISAは、一括投資や購入可能な金融商品が豊富なため、金融知識が豊富な方やつみたて期間が多く取れない方にお勧めです。
つみたてNISAとiDeCoの違いは以下の6つです。
下の表にまとめましたので参考にしてください。
つみたてNISA | iDeCo | |
換金のしやすさ | いつでも換金可能 | 原則60歳まで換金不可能 |
購入可能な金融商品 |
金融庁が承認した投資信託 上場投資信託(ETF) |
定期預金 保険 投資信託 |
住民税と所得税の軽減 |
住民税と所得税の軽減 なし |
掛金の約10%の住民税が減税 掛金の約20%(年収により変動あり)の所得税が減税 |
運用期間 | 20年 | 最長70歳まで |
運用益の税金 | なし |
運用益は非課税 受取時は課税対象だが優遇制度あり |
口座維持費 | 無料 | 最低毎月171円以上(金融機関で異なる) |
iDeCoは60歳まで原則換金できないため、老後資金を作るのに向いています。
60歳まで資金を拘束されたくない方は、いつでも換金できる老後資金として、つみたてNISAの活用をおすすめします。
また、iDeCoとつみたてNISAは併用可能のため、投資資金に余裕がある方は併用も検討しましょう。投資初心者の方に知ってほしい「つみたてNISA」の注意点は以下の3つです。
注意点を把握して、許容範囲内の場合はつみたてNISAを始めましょう。
つみたてNISAの銘柄は、元本保証がなく元本割れのリスクがあります。
元本保証がないと「怖い」と感じる方もいると思います。
しかし、つみたてNISAで投資できる銘柄は全て金融庁に認定されている銘柄のため、詐欺のような銘柄や、明らかに怪しい銘柄などは存在しません。
また、元本保証がある銀行預金が安全かというと、インフレ時に円の価値が下がるため安全とは言い切れません。
NISA口座または、つみたてNISA口座は1個人で1口座のため、複数の口座開設は不可能です。
もし、NISA口座をお持ちの方が、違う金融機関にNISA口座の開設を申請すると、後日「他の金融機関で口座開設済のため、開設致しかねます」と連絡がきます。
また、開設後の金融機関の変更は1年間に1回しかできないため、口座の開設は慎重にしましょう。つみたてNISAの非課税枠は年間40万円が上限です。
投資資金に余裕があり非課税枠以上に投資したい方は、課税口座で資産運用するしかありません。
家族がいる場合は、家族名義でNISA口座を開設すると、世帯での非課税枠が増えるため、活用をおすすめします。つみたてNISAを始める手順は以下の通りです。
NISA口座開設時に銀行口座の開設もしましょう。
換金後の出金がスムーズになり、急な出費にも対応できます。
おすすめ証券会社は以下の2つです。
つみたてNISA銘柄が豊富で自分好みの銘柄に出会える可能性があります。
クレジットカードの還元率が0.5%以上に設定されているため、効率よく資産運用が可能です。
おすすめの銘柄は以下の3つです。
長期投資に大切な信託手数料が低く設定されています。
純資産総額と基準価額が上昇していて将来の成長が見込める銘柄です。
記事掲載時点でメガバンクの金利は0.002%と微小なため、銀行預金の代わりにつみたてNISAを始めてみてはいかがでしょうか。