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この記事では、つみたてNISAで証券会社を変更する方法について紹介します。
「証券会社を変更する方法や期間を知りたい」
「変更する際の注意点は?」
と思われている方も多いはず…
そこで今回は、つみたてNISAで証券会社を変更する際の方法や期間、注意点を調べました。
この記事を読むと、いつから証券会社の変更手続きができるのか、適切なタイミングが分かります。
また、変更する際の注意点や、変更におすすめの証券会社もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
つみたてNISAの証券会社を変更する方法は、証券会社による違いはないため、今回はSBI証券を例にして、NISA口座の変更方法をお伝えします。
証券会社の変更方法手順は、下記の通りです。
それでは、NISA口座の変更方法を手順に沿って詳しくお伝えします。
現在利用している金融機関に変更を申請すると「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が届きます。
引用:引用:公式SBI証券(変更手続)
届いた「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」は、新しくNISA口座を作る際に必要となるため、大切に保管しておきましょう。
変更したい金融機関へのNISA口座申請や、初めて利用する金融機関の場合は、総合口座とNISA口座を同時に開設する必要があります。
金融機関から届いた「NISA口座開設届出書」に必須項目を記載して、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」と必要書類と合わせて提出しましょう。税務署での審査が完了した後、金融機関よりNISA口座開設完了の通知が届きます。
引用:公式SBI証券(返送書類)
つみたてNISAの証券会社を変更する際、変更できる期間や気をつけたい注意点は下記3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
つみたてNISAでは年間40万円の非課税枠があり、その年の非課税投資枠に未使用分があっても翌年以降に繰越せません。
例えば、その年の投資金額が30万円の場合、非課税枠は残り10万円あります。
しかし、つみたてNISAでは、残りの10万円を翌年の非課税枠に移してトータル50万円にはできません。
そのため、年間40万円の非課税枠を有効活用できるように計画を立てましょう。引用:公式金融庁HP(非課税枠の取扱い)
つみたてNISAは、1年に1度だけ金融機関を変更できます。
ただし、変更したい年の9月末までに、金融機関の変更手続きを完了する必要があります。
金融機関によっては、変更手続きの締め切りが早いところがあるため、期限を確認の上、余裕をもっておこなうようにしましょう。
引用:公式金融庁HP(口座開設)
引用内容:金融機関の変更は可能です。
ただし、変更しようとする年の9月末までに、金融機関で変更の手続きを完了する必要があります。
引用:公式SBI証券
変更したい前年10月1日から翌年9月30日までに、1円でも買付していた場合、当年の変更はできません。
そのため、変更したい前年の買付時期に注意が必要です。
引用:公式金融庁HP(口座開設)
つみたてNISAを運用の際、証券会社の変更を検討したほうがいい方は、下記の内容にひとつでも該当する方です。
取引手数料が高いと感じている方は、証券会社を変更した方が良いでしょう。
つみたてNISAは、買付けをしている期間は取引手数料が発生するため、取引手数料はなるべく安い方が、コストを抑えられます。
そのため、取引手数料が高いと感じる方は、手数料が少しでも安い商品を選ぶといいでしょう。銘柄の選択肢を増やしたい方は、証券会社見直しのタイミングにきているといえます。
証券会社によってつみたてNISAの取扱い銘柄数は異なります。
投資初心者は、銘柄数が少ない方が選びやすいという利点はありますが、投資経験を積んだ方でさらに違う銘柄で選択肢を増やしたい方は、より豊富な銘柄数を扱っている証券会社への変更を検討してはいかがでしょうか。
証券会社の変更を検討したほうがいい方は、使い勝手に不満がある方です。
スマートフォンの普及に伴い、証券会社から投資に役立つアプリが数多く開発されています。
それにより、スキマ時間で市場の動きの確認や取引ができるようになりました。
しかし、パソコンとは違いスマートフォンの小さな画面での操作が人によっては使いづらいと感じる方もいるでしょう。
証券会社によって提供しているアプリや画面構成は異なるため、公式ホームページでアプリの特徴や口コミを参考にして、自身の環境に合うアプリを探すと、不満軽減に繋がります。
ここからは、つみたてNISAの変更先としておすすめの証券会社を4つ紹介します。
具体的な証券会社は下記です。
しかし、銘柄数やポイントサービスがそれぞれ異なるため、自身のライフスタイルに合う証券会社を選ぶといいでしょう。
それでは、4つの証券会社の特徴について詳しくお伝えします。
SBI証券は、投資信託の保有額に応じてポイント(dポイント・Pontaポイント・Tポイントなど)が貯まり、貯まったポイントで投資信託の買付ができるのが特徴です。
そのため、dポイント・Pontaポイント・Tポイントをよく利用する方にはぴったりの証券会社といえるでしょう。
また、SBI証券グループで口座開設数は910万以上を突破しており、豊富な商品ラインナップで、初心者から経験者まで人気が高い証券会社です。
銘柄数 |
185銘柄(2023年2月時点) |
手数料 |
無料 |
最低投資額 |
100円から |
ポイントサービス |
dポイント・Pontaポイント・Tポイント |
引用:公式SBI証券
楽天証券は、投資信託の積立に楽天カードや楽天キャッシュを利用すると、楽天ポイントが付与されるのが特徴です。
取引の際に貯まったポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどに活用できるため、楽天グループのサービスをよく利用する方におすすめです。
銘柄数 |
184銘柄(2023年2月時点) |
手数料 |
無料 |
最低投資額 |
100円から |
ポイントサービス |
楽天ポイント |
引用:楽天証券
マネックス証券は、投資信託の残高に応じて、マネックスポイントが貯まります。
貯まったマネックスポイントは、Amazonギフト・dポイント・JALやANAマイルに交換できるのが特徴です。
仕事やプライベートで飛行機をよく利用する方やAmazonで買い物をする方におすすめです。
銘柄数 |
152銘柄(2023年2月時点) |
手数料 |
無料 |
最低投資額 |
100円から |
ポイントサービス |
Amazonギフト・dポイント・JALやANAマイル |
引用:公式マネックス証券
auカブコム証券は、auPAYカード決済で投資信託を積立すると1%のPontaポイントが還元され、貯まったポイントで投資ができるのが特徴です。
また、SBI証券や楽天証券とほぼ変わらない銘柄数を取り扱っており、投資初心者でポイント投資から始めてみたい方におすすめです。
銘柄数 |
181銘柄(2023年2月時点) |
手数料 |
無料 |
最低投資額 |
100円から |
ポイントサービス |
Pontaポイント |
引用:公式auカブコム証券
この記事では、つみたてNISAで証券会社を変更する方法について紹介しました。
取引手数料が高いと感じる方や銘柄の選択肢を増やしたい方、使い勝手に不満がある方は、おすすめした証券会社を参考に変更を検討してはいかがでしょうか。
証券会社を変更することで、コストの軽減や銘柄の選択肢が増えるため、新たな資産運用の幅が広がる可能性もあります。
また、証券会社を変更する際は、変更できる期間や買付期間に注意が必要なため、現在運用している金融機関の公式サイトを参考に手続きを進めてください。
自身のライフスタイルに合った証券会社を見つけて、無理なくお得に、長期投資で資産運用をしていきましょう。