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「楽天証券のかぶミニについて知りたい」
「ほかの証券会社との違いは?」
「SBI証券の手数料とどちらがお得?」
このように思われている方も多いのではないでしょうか?
新しくできた商品のため、どのような特徴を持っているのか、これまでの商品との違いも気になるところです。
そこでこの記事では、楽天証券でかぶミニを運用するメリット・デメリットや証券会社ごとの取引サービスの違いを解説します。
楽天証券とSBI証券との手数料比較もお伝えしていますので、資産運用に役立てるために、ぜひ最後までご覧ください。
楽天証券では、2023年春より「かぶミニ」の取扱いを開始しました。
公式で発表されている概要を見ると、取引口座は特定口座、一般口座、NISA口座で、取引時間は9:00〜11:30、12:30〜15:00です。
リアルタイム取引や日計り取引も可能で、ポイント投資にも対応しています。
さらに、銀行口座と証券口座の資金が自動で移動する「自動スイープ」にも対応しているため、入出金を操作する必要がないのも魅力です。
引用:公式楽天証券
単元未満株の取扱いが開始されている証券会社と比較すると「売却時の手数料」と「スプレッド」に違いがあり、特に「リアルタイム取引」「日計り取引」「ポイント投資」に関しては、対応している証券会社が僅かです。
その点、楽天証券のかぶミニは、すべて対応可能となっているため、投資スタイルに合わせやすい特徴があります。
後ほど、リアルタイム取引や日計り取引、ポイント投資の詳しい内容を紹介します。
楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
リアルタイム取引 | 〇 | × | × | × |
ポイント投資 | 〇 | × | × | 〇 |
日計り取引 | 〇 | △ | × | △ |
引用:公式楽天証券
ここからは、米国株の手数料について解説します。
米国株では、「取引手数料」と買付・売却時に「スプレッド」の2つのコストが発生します。
下記の表で楽天証券の『かぶミニ』とSBI証券の『S株』では、実際の取引コストがいくらかかるのかを比較しました。
【楽天証券とSBI証券の運用コスト比較表】
楽天証券 | SBI証券 | |
手数料(税込) |
買付:無料(0円) |
買付:無料(0円) |
売却:11円/回 |
売却:0.55% 最低手数料55円 |
|
スプレッド |
0.22% |
なし |
往復コスト (5,000円の場合) |
33円 (買付・売却時スプレット料金+売却手数料) |
55円 ※最低手数料55円 |
引用:公式楽天証券
結論からお伝えすると、楽天証券の方がお得です。
5,000円の往復コストで比較すると、楽天証券は33円でSBI証券は55円となり、楽天証券の方が22円手数料を抑えて運用できます。
そのため、できるだけコストを抑えたい方は楽天証券をおすすめします。
楽天証券かぶミニのメリットは、下記4点です。
それぞれ詳しく解説していきます。
楽天証券かぶミニのメリットは、通常取引では手が届きづらい企業に1株から投資ができる点です。
下記の表を参考に解説します。
トヨタ自動車で通常取引する場合、100株単位のため、187,900円の資金が必要ですが、かぶミニでは1株の1,879円で投資が可能です。
かぶミニを利用することで、多額の資金を用意しなくても有名企業に投資ができるのは魅力です。
引用:公式楽天証券
楽天証券かぶミニ2つ目のメリットは、リアルタイムに取引ができる点です。
ほかの証券会社では、リアルタイム取引に対応しているところは少なく、自分の売りたい・買いたい株価のタイミングで即時成立できるのは大きなメリットです。
楽天証券かぶミニ3つ目のメリットは、楽天市場などで貯まったポイントで投資ができる点です。
うまく運用すれば、手元資金が0円でもポイントのみで投資が続けられます。
楽天経済圏の方にとっては、資産運用の選択肢がより広がったといえるでしょう。
楽天証券かぶミニのメリットとして最後にお伝えするのは、購入した銘柄を当日中に売却できる日計り取引に対応している点です。
こちらもリアルタイム取引と同様、対応している証券会社が少なく、売却したいタイミングを逃さず運用できます。
楽天証券かぶミニで抑えておきたいデメリットは、下記3点です。
それぞれ詳しく解説します。
取扱いが開始される現時点では、100銘柄と発表されています。
そのため、自分が購入したいと思っている銘柄が対象外の可能性もあります。
しかし、順次拡大予定との発表があるため、今後に期待しましょう。
かぶミニは、少ない金額で投資ができるため一見お得感がありますが、1株でも1回売却する度に11円の手数料がかかりやや高めです。
運用コースや約定代金にもよりますが、投資信託や国内株式、債券など手数料無料で運用できる投資もあります。
かぶミニの手数料が割高と感じる方は、手数料無料の投資方法を視野に入れてみるのもいいでしょう。
かぶミニは、少ない資金で投資ができるのが魅力ですが、投資金額が少ないほどリターンも僅かです。
かぶミニはどちらかというと、投信初心者や分散投資に向いており、リターンを多く求めない方にはデメリットには感じないでしょう。
もし、リターンを多く求めるのであれば、リスクは高くなりますが、FXや仮想通貨など違う投資方法に変えてみてはいかがでしょうか。この記事では、2023年春に楽天証券で取扱いが開始される「かぶミニ」について解説しました。
楽天証券かぶミニは、リアルタイム取引や日計り取引も可能で、ポイント投資、自動スイープにも対応しているのが特徴です。
また、SBI証券の運用コストと比較すると、5,000円往復コストの場合、楽天証券は33円でSBI証券は55円となるため楽天証券の方がコストを抑えて運用できます。
かぶミニは、投信初心者や分散投資に向いているので、2023年春に楽天証券で取扱いが開始されるこのタイミングで口座開設してみてはいかがでしょうか。