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この記事では、楽天証券のポイント改悪についてご紹介します。
楽天証券は2022年4月から大幅なポイント変更が目立ちますよね。
そんな状況を見て、「改悪」と感じるユーザーも多いはず…
そこで今回は、楽天証券ユーザーのためにポイントの変更内容について調べました!
この記事を読むと、ポイント還元が変更前と変更後の違いがわかります。
また、楽天証券から移管を考えている方におすすめの移管先も合わせてお伝えします。
結論からいうと、コストがかかっていたポイントの改正が行われました。
このポイント改正により楽天証券は「改悪」と感じるユーザーも多いはず…
実際は、楽天ユーザーに還元しているポイントの総量は、「変わっていない」と三木谷社長は話しています。
>引用:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikenta/20220215-00282246
引用内容:”楽天によれば、「ユーザーに還元しているポイントの総量」自体は、あまり変わっていない”
つまり楽天は、より多くのサービスを利用する人に対して、より多くのポイントを還元していく傾向を強めています。
それにより、楽天サービスの利用が少ないユーザーは還元率が低下していると感じるため「改悪」のイメージがつきました。
ポイント還元の変更内容は、下記の3点です。
ひとつずつ紹介します。
1点目は、SPU条件の変更です。
変更前では、1ポイント以上利用して月に500円以上の投資信託を購入した場合、楽天市場でのお買い物で+1%のポイント還元を受けられました。
変更後は、1ポイント以上利用して月に30,000円以上の投資信託と米国株をそれぞれ購入すると、変更前と同様1%のポイント還元を受けられます。
>引用:公式楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-03.html
米国株を購入する際には、手数料がかかるため、ポイント還元率が上回るのかを事前に確認をしましょう!
また「楽天銀行+楽天カード」の利用の際、楽天銀行で楽天カードの引き落としでポイント+1倍を受け取れたのが、ポイント+0.5倍に改正となりました。
さらに購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取るとポイント+0.5倍受け取れます。
>引用:公式楽天証券
https://www.rakuten-bank.co.jp/campaign/spu/?scid=wi_ich_spu_sputop_pc
※楽天銀行のハッピープログラムへのエントリーが必要。
※給与・賞与のお受取は、「給与振込」の電文で振込をされているものを給与受取として判定
「楽天銀行+楽天カード」SPU条件月間獲得上限ポイント数も下記に変更となります。
変更前 |
変更後 |
ダイヤモンド会員様:15,000ポイント |
全会員ランク一律5,000ポイント |
プラチナ会員様:12,000ポイント |
全会員ランク一律5,000ポイント |
ゴールド会員様:9,000ポイント |
全会員ランク一律5,000ポイント |
シルバー会員様:7,000ポイント
|
全会員ランク一律5,000ポイント |
その他会員様:5,000ポイント |
全会員ランク一律5,000ポイント |
会員ランクによって上限獲得ポイントが異なっていましたが、変更後では、会員ランクに関係なく一律5,000ポイントとなります。
会員ランクが上がるにつれて影響が大きいですね…
2点目は、投資信託資産形成ポイントの変更です。
楽天証券は通常より楽天ポイントを多くもらえるサービス「投資信託資産形成ポイント」があります。
楽天銀行を使用している方は、ハッピープログラムでポイント還元が可能です。
変更前は獲得条件が「投資信託の残高が一定の残高を保有している場合」でしたが、2022年4月の変更後から「月末時点で、保有残高がはじめて条件に達した場合」となりました。
>参考:公式楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20211227-03.html
変更前
月末時点の投資信託の残高 |
毎月付与される楽天ポイント |
50万円以上200万円未満 | 20ポイント |
200万円以上400万円未満 | 80ポイント |
400万円以上600万円未満 |
150ポイント |
600万円以上800万円未満 | 200ポイント |
1,000万円以上2,000万円未満 |
300ポイント |
2,000万円以上 |
800ポイント |
変更後
基準残高 |
進呈ポイント |
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 |
10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 |
30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 |
50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 |
100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 |
100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 |
100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 |
100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1,000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1,500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2,000万円に到達した場合 |
500ポイント |
3点目は、投信クレカ積立のポイント還元率の変更です。
クレカ決済の投信積立では、積立額に対して1%の楽天ポイントが還元されます。
しかし、2022年9月買付分から、信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料(代行手数料)が年率0.4%未満の銘柄を購入の場合、ポイント還元率は0.2%に変更となります。
年率0.4%以上の銘柄を購入の場合は、変更前と同様のポイント還元率1.0%です。
>引用:公式楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-01.html
そして新サービス「楽天キャッシュ決済で0.5%のポイント還元」が加わりました。
具体的には、楽天カードから「楽天キャッシュへチャージした金額」の0.5%が還元されるサービスです。
さらに2022年8月〜12月買付分までは、投資積立を「楽天キャッシュで購入した金額」に対して0.5%のポイント還元されます。
「楽天キャッシュへチャージした金額0.5%」と「楽天キャッシュで購入した金額0.5%」を合わせると最大1.0%の還元を2022年12月まで受けられます。
ポイント変更後もクレカ決済やSPUなどのサービスは幅広いため、楽天経済圏の方はこれまでどおりお得なのは変わりません。
しかし、楽天サービスの利用が少ない方や投資信託を主に運営している方は、ポイント制度が充実しているほかの証券会社への移管をおすすめします。
楽天証券から移管を検討している方のために、次の章では、おすすめの移管先をご紹介しています。
楽天証券から移管を検討している方は、SBI証券がおすすめです。
その理由として、取り扱い銘柄数が豊富、手数料の安さ、投資残高に応じてTポイントかPontaポイントが付与されるからです。
さらに2022年1月から「投信お引越しプログラム」として、出庫手数料を全額負担するキャンペーンを実施しています。
通常、楽天証券からSBI証券へと投資信託を移管する場合、楽天証券の出庫手数料が1銘柄あたり3,300円かかるところ、キャンペーン期間中は出庫手数料が無料となります!
SBI証券に移管を検討している方は、キャンペーン期間中の移管がおすすめです。
楽天証券のポイント改悪についてご紹介しました。
楽天ユーザーからは「改悪」と話題になっていますが、実際は、ユーザーに還元しているポイントの総量は「変わっていない」と三木谷社長は話しています。
楽天は、より多く楽天サービスを利用するユーザーに対して、より多くのポイントの還元を行う傾向を強めています。
その影響で、楽天サービスの利用が少ないユーザーに対して「改悪」のイメージが広まったようです。
ポイント変更後もクレカ決済やSPUなどのサービスは充実しているため、楽天経済圏の方がお得なのは変わりません。
しかし、ポイントを改悪されたと感じているユーザーは、さらに楽天サービスの利用を増やすか、おすすめの移管先としてご紹介したSBI証券への移管を検討してはいかがでしょうか。