この記事では、岡三オンライン証券ではIPOが当たりにくいのか?抽選方法やルール、補欠当選の繰り上げの可能性についてお伝えします。
IPOは購入すると高い確率で儲けが出るとの話があり注目を集めています。そんなIPOですが、購入までのハードルが高く、抽選で当たらない話を耳にした方も少なくないでしょう。
そこで今回は、オンライン証券大手の岡三オンライン証券のIPO事情について調べました!
岡三オンライン証券のIPOでは、少しでも多くの投資家が当選できるように平等抽選のシステムを確立しており、好評を得ています。
この記事を読むと、誰にでもチャンスがある平等抽選の仕組みや、ほかの証券会社との違いがわかり、一つ抜きに出た知識を持てるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
岡三オンライン証券ではIPOは本当に当たらないのでしょうか?
実際の岡三オンライン証券のIPOの抽選はコンピューターによる平等抽選なので半分の確率で当たります。
そして、取引実績により抽選回数の増加が可能です。
さらには補欠当選制度があり、当選者にキャンセルが出ると繰り上げ当選の可能性まであります。
このように、岡三オンライン証券のIPOは多くの投資家にチャンスがあるシステムです。
「IPO」は、「Initial Public Offering」の略です。
またの名を「新規公開株」といいます。
不特定多数の投資家が売買する証券取引所に新しく上場してくる銘柄です。
企業は上場すると、多くの投資家から多額の資金調達が可能となり、その後のさらなる成長に繋げていきます。
そして、業務内容や売上高、利益などを公開する義務があり、その透明度の高さから信用力が上がることがメリットです。
投資家は、今後成長が期待される銘柄を上場当初に購入可能なためメリットを享受できます。
IPOに申込するには、まず証券会社に取引口座を開設します。
開設したら、申込を希望する銘柄の目論見書を読みます。
目論見書には企業の事業内容や決算内容など、投資判断に重要な項目が記載されており、熟読は必須です。
申込する意思が固まったら、ブックビルディングに参加します。
ブックビルディングとは、上場前の発行価格、IPOに当たった方が購入できる価格を決める方法です。
あらかじめ引受証券会社が機関投資家と呼ばれる銀行や保険会社の意見を元にして、仮の価格帯や割引率を決定します。
その後、一般投資家は需要申告を行いますが、それは、決定した仮の価格帯の範囲内で希望の購入価格や購入株数の申告を指します。
それらの意見を総合して発行価格が決定します。
抽選結果の発表は、発行価格の決定後です。
IPOの抽選は各証券会社ごとに行なわれ、その抽選方法は証券会社により異なります。
後ほど触れる項目がありますが、平等に抽選する証券会社もあれば、取引状況により抽選結果を優遇する会社もあるようです。
なお新規公開株は、幹事証券会社と言われる、その株式を投資家へ橋渡しする証券会社にのみ融通されます。
申し込みたいIPO株があれば、どこが幹事証券会社なのかを知っておくのは必須です。
IPOに向いているのは短期で利益を得たい人です。
IPOの最大の特徴であり、最大の魅力は短期で大きな利益が出せる可能性があります。
発行価格に対して、上場後の初値が2倍や3倍にもなる銘柄がざらにあります。
申込や当選後から上場までの数日間は資金が拘束されますが、その先には大きな夢が待っているといえるでしょう。
ただ、投資にはリスクが伴うため、思ったより利益が出なかったり、逆に発行価格を下回ったりする場合もあります。
その場合、すぐに損切りするなど、利益が出るまで長期保有する覚悟が出来るかどうかも大事になってきます。
ここからは、岡三オンライン証券のIPOが持つ特徴についてお伝えします。
岡三オンライン証券では、IPO申込時の事前入金が不要です。
そのため、当選を受けてからの入金で問題ありません。
多くの証券会社では申込の際に入金が必要です。
証券会社は投資家から確実に入金してもらわなければならないので、リスク回避としてそのような措置を取ります。
また、申込から抽選結果がわかるまで投資資金を拘束する場合が多いです。
しかし岡三オンライン証券は、当落がわかるまでは資金を自由に使えるため、ほかの銘柄や商品への投資を行うなど、より効率的な運用が可能です。
岡三オンライン証券では、IPOの申込に手数料がかかりません。
そして抽選で当選した場合の購入手数料も不要です。
通常の株式取引よりもコスト面でメリットがあります。
なお、売却時には手数料が必要となる点には注意が必要です。
ほかのオンライン証券のIPOに関わるサービスについて比較してみましょう。
各証券会社ごとの特徴があるので、確認してみましょう。
各社が何件IPOを引き受けているかを確認してみましょう。
【過去3年間のネット証券別IPO幹事件数表】
楽天証券 |
SBI証券 | マネックス証券 | 松井証券 | 岡三オンライン証券 | |
2019年 | 26 | 82 | 45 | 21 | 34 |
2020年 | 38 | 85 | 50 | 18 | 39 |
2021年 | 74 | 122 | 66 | 56 | 47 |
ほかのオンライン証券各社のIPO抽選方法は見てみましたが、岡三オンライン証券の場合はどうなっているかお伝えします。
抽選は抽選対象者ごとに乱数が割り当てられ、その番号を対象に厳正かつ公正に行なわれます。
原則1人に対し1単元配分を行ない、多くの投資家に当選の機会が与えられるようになっています。
抽選の際、過去の取引実績に応じ、抽選対象者をS,A,Bの3つのステージに分けます。
そしてステージSの方を対象とした第一抽選、ステージSとステージAの方を対象とした第二抽選、全ステージの方を対象とした第三抽選と、行なわれる抽選は3回です。
各抽選における当選株数の割り振りは、第三抽選に岡三オンラインに割り当てられた株数の10%を下回らない最小単元株数を割り振り、残りを第一抽選と第二抽選に二分し割り振ります。
【3つのステージ該当条件】
ステージS | 判定期間中に一度でも信用取引手数料優遇コース「プレミアゼロ」もしくは「プラチナ」が適用ないしは、 判定期間中の手数料合計が100万円以上の方 |
ステージA | 判定期間中の手数料合計が10万円以上100万円未満 |
ステージB | 判定期間中の手数料合計10万円未満 |
第一から第三までの各抽選への割り振り後、抽選が行なわれ、当選者が決定します。
そして補欠当選者は、第三抽選の結果に基づき決定します。
当選者にキャンセルが出た場合、補欠当選者が繰り上げ当選となります。
岡三オンライン証券でIPOを申し込む場合の一連の流れをみていきましょう。
この記事では、岡三オンライン証券でIPOを申し込んだ場合、当たらないのか?抽選方法などについてお伝えしてきました。
岡三オンライン証券のIPOの抽選は厳正なる平等抽選なので当たらないことはありません。
そして取引実績により抽選回数が増えたり、補欠当選制度を採用し、当選者がキャンセルすると繰り上げ当選できるなど、より多くの投資家に当選しやすいシステムとなっています。
IPOを検討しているなら、多くの投資家に当選してほしいという方針を掲げている岡三オンライン証券で、申込をしてみませんか。