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FX初心者にとって、最初に決めなければならないのが、どのFX会社でトレードするかということです。

初心者であれば、両者の公式サイトを単に見比べても、なかなか違いが判らないかもしれません。

そこで、今回は両者の違いを徹底比較し、自分にとってどちらのFX会社が向いているかの判断材料を提供したいと考えています。

　目 次　

1. ヒロセ通商とSBI FX トレードの比較｜基本情報
   • ヒロセ通商の基本情報
   •  SBI FXトレードの基本情報
2. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜評判・評価
   • ヒロセ通商の評判・評価
   • SBI FXトレードの評判・評価
3. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜取引環境
   • スプレッド
   • スワップポイント
   • 取引時間
   • アプリ・ツール
   • ロスカット・証拠金維持率
   • 最低入金額・最低取引単位
4. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜口座開設手順
   • ヒロセ通商の口座開設手順
   • SBI FXトレードの口座開設手順
5. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜入出金方法
   • ヒロセ通商の入出金方法
   • SBI FXトレードの入出金方法
6. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜キャンペーン
   • ヒロセ通商のキャンペーン
   • SBI FXトレードのキャンペーン
7. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜よくある質問と回答
   • ​​​​​ヒロセ通商とSBI FXトレードではどちらがスプレッドが安いですか?
   • ヒロセ通商とSBI FXトレードではMT4を使えますか？
   • ヒロセ通商とSBI FXトレードではデモトレードを使えますか？
   • ヒロセ通商とSBI FXトレードでスキャルピングは出来ますか？
8. ヒロセ通商とSBI FXトレードの比較｜まとめ

この記事ではヒロセ通商とSBI FXトレードについて、以下の項目の違いを徹底比較します。

• 評判・評価
• スプレッド
• スワップポイント
• 取引時間
• アプリ・ツール
• ロスカット・証拠金維持率
• 最低入金額・最低取引単位
• 口座開設手順
• 入出金方法
• キャンペーン

ヒロセ通商もSBI FXトレードも口座数が30万口座を超えるFX会社です。

それぞれについて利用者から寄せられた良い評判・悪い評判についてまとめます。

ヒロセ通商のサービスについて、利用者はどのように評価しているのでしょうか。

SNS上での評判をまとめます。

ヒロセ通商について、Twitterで見かけた良い評判です。

取引量に応じて食品がもらえるキャンペーンやトレードできる通貨ペアの多さ、満足のいく無料の情報提供などが評価されています。

引き続き、Twitterで見かけた悪い評判をまとめます。

サーバーダウンや口座凍結、スプレッドの急拡大という点で不満を持っている人がいます。

ヒロセ通商と同様に、SBI FXトレードのSNS上での評判・評価について整理します。

SBI FXトレードについて、Twitterで見かけた良い評判です。

スプレッドの狭さや積立投資のしやすさについて良い評価が下されています。

引き続き、Twitterで見かけた悪い評判をまとめます。

スプレッドが広がりやすい点やツールが使いにくい点について、悪い評価が下されています。

ヒロセ通商とSBIFXの取引環境について、表形式でまとめます。

※1 1万通貨単位のスプレッドを表記　※2 米国標準時を表記

実質的な手数料ともいえるスプレッドは、両者とも甲乙つけがたいものです。

初心者から見れば、どちらでも大差ないといえます。

もし、数秒から数分で取引を終えるスキャルピングを考えているのであれば、スプレッドが多少高くなっても、それを公認しているヒロセ通商でトレードしたほうがよいでしょう。

以下で、ヒロセ通商とSBIFXのスプレッドを比較します。

ドル円を見れば、SBI FXトレードのスワップポイントが圧倒的に多いといえます。

しかし、通貨によってはヒロセ通商のスワップポイントが上回っていることもありますので、取引したい通貨ペアのスワップポイントを比較するとよいでしょう。

以下で、ヒロセ通商とSBI FXトレードのスワップポイントを比較します。

※1万通貨当たりのスワップポイントを表記

取引時間は両社とも同じで平日のみです。

土日には取引できません。

両社ともスマートフォン用、パソコン用のアプリを用意しています。

出典：ヒロセ通商、SBI FXトレード

デモトレードについては、ヒロセ通商のパソコン用アプリを試すことができます。

しかし、SBI FXトレードにはデモトレードがありません。

　デモトレードで事前にツールの使い勝手を知りたい方は、ヒロセ通商の方が向いています

ヒロセ通商のロスカット基準は証拠金維持率100%を切ったときです。

それに対し、SBI FXトレードのロスカット基準は50%を切ったときですので、ヒロセ通商よりも長い期間、ポジションを維持できます。

　長い期間ポジションを維持できるが、ロスカットが執行されたときの損失はSBI FXトレードの方が大きくなります

最低入金額・最低取引単位ともに、SBI FXトレードのほうが少ない金額で済みます。

一方、ヒロセ通商はある程度まとまった金額を用意しなければなりません。

　少額を積み立てるならSBI FXトレードが、ある程度まとまった資金でスキャルピングを行うならヒロセ通商が向いています

両者の口座開設手順はどのように違うのでしょうか。

それぞれの手順を説明し、比較します。

ヒロセ通商の口座開設手順を解説します。

ヒロセ通商の公式サイトにある「LION FX&CFDの口座開設」、または「LION FXの口座開設」のボタンをクリックします。

出典：ヒロセ通商

各種書面の確認と必要事項の記入画面に移りますので、入力しましょう。

本人確認書類として認められるのは以下のとおりです。

本人確認書類

• 運転免許証（運転経歴証明書）
• 個人番号カード
• パスポート
• 住民基本台帳カード
• 在留カード
• 特別永住者証明書
• 健康保険証
• 住民票
• 印鑑登録証明書

これらの書類をスマートフォンで送信したり、ネットバンキングで本人確認したり、郵送したりすることで本人確認を済ませられます。

必要書類が届いたら、ヒロセ通商側で口座開設の審査が行われます。

通常、書類等がそろってから1〜2営業日で審査が終わります。

スマホ確認やネットバンキング確認であればメールでIDなどが通知され、それ以外の場合は郵送で通知されます。

取引口座にログインし、口座に入金を済ませたら取引が可能となります。

SBI FXトレードの口座開設手順を解説します。

口座開設申込フォームにメールアドレスを登録します。

SBI FXトレードから返信が届いたら、契約締結前交付書面などを確認・承諾後、必要事項を入力します。

入力時には本人確認書類と同じ氏名・生年月日・現住所を記入します。

必要書類の提出方法は以下の4種類です。

スマホで認証の場合は、マイナンバーカードと券面事項入力補助用の暗証番号、署名用電子証明書の暗証番号が必要です。

スマホで撮影の場合は、マイナンバーカード、通知カードと運転免許証、通知カードと住民基本台帳カードの3パターンのどれか一つを撮影し、送信します。

それ以外はWEBアップロード、またはメール/郵送となります。

メールで必要書類を提出する場合

出典：SBI FXトレード

メールで提出する際は、件名に「本人確認書類」と入力してから送付しましょう。

郵送で必要書類を提出する場合

出典：SBI FXトレード

郵送する場合は、マイナンバー通知書類と本人確認書類をコピーして上記の住所あてに郵送してください。

必要書類がそろったら、口座開設の審査が行われます。

審査終了後、「口座開設手続き完了のご案内」が送られます。

オンライン本人確認を利用した場合はメールで、それ以外の人は郵送で案内が届きます。

口座にログインし、入金すると取引を始められます。

次は、ヒロセ通商とSBI FXトレードの入金方法の違いについて確認します。

ヒロセ通商の入金方法は以下の3通りです。

• ネットバンクからのクイック入金
• ATMからのクイック入金
• 一般銀行振り込み

クイック入金は24時間365日入金可能です。対応するネットバンクやATMからの入金が無料となります。

一般銀行振り込みの場合は、顧客が振込手数料を負担します。入金可能時間はそれぞれの金融機関のサービス時間内のみです。

SBI FXトレードの入金方法は2通りです。

• クイック入金
• 通常入金

クイック入金

出典：SBI FXトレード

クイック入金の最低金額は1,000円で、手数料は無料です。

SBI FXトレードと各金融機関のメンテナンス時間は受付できませんが、それ以外であればいつでも入金可能です。

通常入金

通常入金は「お客様専用入金口座」を作成し、そこに振り込みます。

出典：SBI FXトレード

手数料は顧客負担で、入金が反映するまで1〜3時間程度かかります。

15時以降の入金や土日祝の入金が反映されるのは、翌営業日以降です。

ヒロセ通商とSBI FXトレードのキャンペーンにはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの内容をチェックします。

ヒロセ通商で2023年5月に実施しているキャンペーンは以下の通りです。

• 乗り換えキャンペーン
• 取引量に応じたキャンペーン
• 最大5万円キャッシュバックキャンペーン
• 食品や観戦チケットなどをもらえるキャンペーン

他社から乗り換えた場合に2,000円のキャッシュバックが得られるキャンペーンや、取引量に応じてキャッシュバックをもらえるキャンペーンを実施しています。

最大50,000円キャッシュバックキャンペーンは、新規の口座開設と入金、ポンド円の取引数量によってキャッシュバックされるキャンペーンです。

食品やプロ野球の観戦チケットがもらえるキャンペーンも取引量に応じたものです。

　ヒロセ通商のキャンペーンを活用するには、一定以上の取引が必要になります

SBI FXトレードで実施しているキャンペーンは以下のとおりです。

• 新規口座開設キャンペーン
• 取引量に応じたキャッシュバックキャンペーン

新規口座を開設し、一定以上の取引をすると2,000円から302,000円までのキャッシュバックが得られます。

キャッシュバックで得られる金額は取引量によって決まります。

取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンは、米ドル円、南アフリカランド円、メキシコペソ円など7つの通貨ぺアの取引量に応じてキャッシュバックされるものです。

　SBI FXトレードのキャンペーンも一定以上の取引量が必要という点で、ヒロセ通商と変わりません

ここからは、ヒロセ通商とSBI FXトレードの両者を比べる際に、よく出る質問とその回答についてまとめます。

ドル円に関しては、SBI FXトレードのスプレッドの方が狭いといえます。

しかし、通貨ペアによってはヒロセ通商のスプレッドが狭い場合もありますので、自分が取引する通貨ペアによって、どちらが安いか異なります。

どちらも、MT4でトレードすることはできません。

ただし、ヒロセ通商では分析ツールとしてMT4を利用できます。

日本のFX会社は独自のツールを使っているため、MT4でトレード出来ないことがほとんどです。

ヒロセ通商では、パソコン版のデモトレードが利用できますが、SBI FXトレードではデモトレードが利用できません。

ヒロセ通商は、公式サイトでスキャルピング可能と記載しています。

アプリでスキャルピングに特化したクイック注文ができるため、スキャルピング取引をしたい人におすすめのFX会社です。

しかし、SBI FXトレードでは外国為替証拠金取引の契約締結前交付書面にスキャルピングを制限すると解釈できる文言があるため、避けたほうがよいでしょう。

今回はヒロセ通商とSBI FXトレードについて、徹底的に比較してみました。

スワップポイントやスプレッドの狭さ、最低取引金額などはSBI FXトレードに軍配が上がります。

一方のヒロセ通商は51種類という取扱通貨ペアの多さやスキャルピングを公認している点などでSBI FXトレードよりも有利です。

短期トレードならヒロセ通商、スワップ狙いの中長期ならSBI FXトレードでの取引が有利なのではないでしょうか。