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株式は株式市場が開いているときしか取引できませんが、FXは24時間いつでも取引できます。
DMM FXも同様で基本的に24時間取引できますが、取引できない時間帯も存在します。
今回はDMM FXの取引時間やイベント時の取引時間、金融商品ごとの取引時間、取引時間に関する注意点、よくある質問などについてまとめます。
DMM FXの取引時間について正確に知るにはGMT・夏時間・冬時間の理解が必要です。
それぞれの時間の意味やDMM FXの取引時間、取引できない時間帯についてまとめます。
GMTとは世界標準時のことで、イギリスのグリニッジ天文台を通る経線を基準として定められました。
たとえば、東京を含む日本標準時はGMT+9時間で、ニューヨークを含むアメリカ東部標準時はGMT-5時間で表記されます。
夏時間(サマータイム)とは、夏の期間中に時計の針を1時間分早める慣習のことで、アメリカやヨーロッパで広く用いられています。
冬時間(標準時間)が始まると時計の針を元に戻します。
夏時間と冬時間の切り替えタイミングは国や地域で異なります。
アメリカの夏時間・冬時間は以下のとおりです。
夏時間 | 3月 第2日曜 ~ 11月 第1日曜 |
冬時間 | 11月 第1日曜 ~ 3月 第2日曜 |
2023年であれば、夏時間が3月12日(日)から11月5日(日)までとなり、残りの期間が冬時間となります。
DMM FXの取引時間は夏時間・冬時間によって多少異なります。
夏時間の取引時間
冬時間の取引時間
出典:DMM FX
上にあげたのは夏時間と冬時間のDMM FXの取引時間です。
取引の開始時刻は夏時間も冬時間も月曜日の7:00です。
しかし、各曜日の取引終了時刻は夏時間が朝の6:00、冬時間が朝の7:00となっています。
そして、週の最後の曜日である金曜日の取引終了時間は、夏時間が朝5:50、冬時間が朝の6:50です。
トレードできる時間が微妙に違いますので、夏時間と冬時間の切り替え時期にはしっかりと確認しておいた方がよいでしょう。
DMM FXで取引できないのは以下の時間帯です。
取引時間外でもアプリへのログインや指値・逆指値注文、クイック入金が可能です。
システムメンテナンス中はログインできないため、注文・入金ともにできません
クリスマスや年末年始といった世界規模のイベントの日は取引できるのでしょうか。
それぞれの場合の取引時間についてまとめます。
日本では休日ではありませんが、欧米においてクリスマスは祝日で、市場が休みとなります。
したがって、クリスマス当日は欧米の市場で取引できません。
DMM FXは営業日ですが、東京市場が動いている時間帯(7:00~15:00)までの稼働となります。
クリスマスが土日であれば自動的に休業となります。
また、投資家の多くがクリスマス休暇に入るため取引が低調になりますので注意しましょう。
年末の12月31日と年始の1月1日は休業です。
しかし、欧米市場が1月2日から動き始めるため、DMM FXも1月2日から営業を開始します。
こちらも、年始が土日であれば休業となります。
DMM FXを運用するDMM.com証券は、FXの他にCFDや株式も取り扱っています。
今回は為替・株価指数CFD・金・原油の取引時間について紹介します。
exchange(為替)の取引時間は以下のとおりです。
営業日 | 取引時間 |
月曜日 | 7:00~翌5:59 |
火~木曜日 | 6:00~翌5:59 |
金 | 6:00~翌5:50 |
営業日 | 取引時間 |
月曜日 | 7:00~翌6:59 |
火~木曜日 | 7:00~翌6:59 |
金 |
7:00~翌6:50 |
株価指数CFDの取引時間は銘柄によって異なります。
夏時間 | 冬時間 | |
日本225 | 9:00~翌4:50 | 9:00~翌5:50 |
米国NYダウ30 |
月曜:8:00~翌5:15 火~金曜:7:00~翌5:15 |
月曜:9:00~翌6:15 火~金曜:8:00~翌6:15 |
米国S&P500 |
※米国ナスダック100もNYダウやS&P500と同じ時間帯に取引可能
DMM.com証券では金の現物取引は取り扱っていません。
そのかわり、金のCFD取引を取り扱っています。
夏時間 |
冬時間 | |
金・銀 |
月曜:8:00~翌5:50 火~金曜:7:00~翌5:50 |
月曜:9:00~翌6:50 火曜~金曜:8:00~翌6:50 |
DMM.com証券では原油の現物取引は取り扱っていません。
取り扱っているのは原油のCFD取引です。
夏時間 |
冬時間 |
|
原油 |
月曜:8:00~翌5:50 火~金曜:7:00~翌5:50 |
月曜:9:00~翌6:50 火曜~金曜:8:00~翌6:50 |
DMM.com証券ではここで取り上げた以外にもイギリスやドイツ、ユーロの株価指数CFDなどを取り扱っています。
DMM FXの取引時間に関して3つの注意点がありますので解説します。
窓が発生しやすいのは週明けです。
金曜日の終値と翌週月曜日の始値の間に空白ができる窓開けは、週末に大きな事件が発生したときに起こる可能性があります。
窓開けのときにポジションを持っていると、良い意味でも悪い意味でも大きな影響を受けます。
良い意味でいえば、想定よりも収益が大きくなり、悪い意味でいえば想定よりも損失が大きくなります。
週明けの窓開けで損失を被るリスクを回避したければ、ポジションを翌週に持ち越さないことが大切です。
取引終了間際にはスプレッドが広がりやすくなります。
スプレッドとは売値と買値の価格差のことで、スプレッドが広いほど、投資家の負担が重くなります。
取引終了間際は参加者が減少しやすく、売買される数量が減って流動性が不足します。
そのせいでスプレッドが広がりやすくなり、取引コストが上がってしまうので要注意です。
システムメンテナンス時はそもそもログインできず、クイック入金もできませんのですべてのことができないと考えましょう。
しかし、システムメンテナンス時以外は取引時間外であっても指値・逆指値注文、クイック入金が可能です。
注文は取引時間外に約定できませんので、取引が始まってから執行されます。
クリスマスは欧米の市場が休みとなるため取引時間が短くなります。
年末年始は12月31日と1月1日が休業で、それ以外は通常通り取引できます。
クリスマスや年末年始が土日のときは、取引が行われないため休みとなります。
スプレッドが開きやすくなるのは、市場参加者が少なくなり流動性が減少するからです。
流動性が高いとは市場参加者が多く、取引が成立しやすい状態であり、市場参加者が減ると取引が成立しにくくなり流動性が減少します。
したがって、取引終了間際やオセアニア市場しか開いていない早朝時間帯(日本時間の5:00〜8:00頃)のスプレッドは広がりやすくなります。
スワップポイントは営業がクローズする時間帯に付与されます。
夏時間なら午前6時、冬時間なら午前7時に付与されます。
土日を挟む場合、その分のスワップポイントを木曜日に加算します。
月曜日の取引開始時間は夏時間でも冬時間でも朝7:00です。
DMM FXの土曜日の取引終了時間は、夏時間なら5:50、冬時間なら6:50です。
今回はDMM FXの取引時間についてまとめました。
FXは24時間取引可能ですが、土日は取引できません。
特に、土曜日に設定されているシステムメンテナンスのときは、ログインができませんのでポジション確認・クイック入金・注文の全てができません。
翌週の窓開けで予想外の損失を避けたいと考えるのであれば、金曜日までにポジションを決済しておく方が無難です。
また、欧米諸国は夏時間(サマータイム)の仕組みを採用しているため、取引時間が1時間程ずれます。
それにより、相場の動きが変化する可能性がありますので、夏時間・冬時間の切り替え時期についてしっかりと把握しておきましょう。