仮想通貨のAI銘柄とは?主要な銘柄7選や将来性、注意点を紹介

日常生活やビジネスの場において、AIは著しい進歩を見せています。AIの人気とともに仮想通貨のAI関連銘柄の人気が高まっています。

さまざまなプロジェクトやサービスが、AI技術を駆使して仮想通貨市場に登場しており、これからの成長により期待が高まっていくでしょう。

AI関連銘柄は、AI技術がさまざまな分野で実用化されることを見越して、未来の可能性に賭ける投資対象として脚光を浴びています。

ただし、これらの銘柄はまだ実用化には至っておりません。先駆けて購入する投資家たちは、期待先駆けでリスクを冒しているともいえます。

そこで本記事では、注目度の高いAI銘柄7選や注目されている理由、注意点、将来性などを紹介します。

ますます注目が高まるAI関連銘柄の動向に、しっかりと目を光らせていきましょう。

仮想通貨のAI銘柄とは

仮想通貨のAI銘柄は、AIプロジェクトに関連して発行されるデジタル通貨のことを指します。

「OpenAI」が開発した「ChatGPT」というチャットボットが急速に注目を集めており、それを受けてAI関連の仮想通貨が人気を集めています。

さらに、2019年にマイクロソフトが「OpenAI」に10億ドルを出資し、1月には100億ドルを追加で出資したことも話題になりました。このマイクロソフトの出資拡大のニュースにより、AI関連の仮想通貨は急騰し、価格が10倍以上に上昇した通貨も登場しています。

AI関連の仮想通貨およびそれに関連するプロジェクトの多くは、まだ実用段階に達していないものが多いです。現在は将来の期待に基づいて購入されています。

今後、AI技術への期待が高まれば、AI関連の仮想通貨が価格上昇する可能性があります。

仮想通貨のAI銘柄7選

ここからは、仮想通貨のAI銘柄を7つ紹介します。

Worldcoin(WLD)

参照:Worldcoin

 

Worldcoin(WLD)は、ChatGPTの開発元である「OpenAI」のCEOである「サム・アルトマン氏」らが進める仮想通貨プロジェクトです。

WorldcoinはAIが普及する時代のなか、「本物の人間であることの証明」を可能にします。

Worldcoinが提供する「Wolrd ID」は、デジタルのIDを利用し、虹彩をスキャンして身分証明に利用する仕組みです。

また、Wolrd IDを生体認証として利用できる「Wolrd App」の開発が進んでいます。

アプリを使ってサインインができれば、AIではなく実在する人間の照明が簡単にできます。

OceanProtocol(OCEAN)

参照:Ocean

 

Ocean Protocol(OCEAN)は、ブロックチェーン技術を使ったデータ共有プラットフォームです。

ユーザーは、分散型のマーケットプレイスを作成し、データを簡単に交換できます。このプラットフォームでは、データは「Ocean Protocolネットワーク」に保存されず、安全に取引できます。

さらに、Ocean ProtocolはBMWやゼネラルモーターズなどと協力し、AIを活用した自動運転車プロジェクトの構築を検討中です。

また、Ocean Protocolは慢性疾患の研究や、治療にも役立つかもしれません。

医療データをこのプラットフォームを使って結びつけることで、医師が患者に合った適切な治療方法を見つけやすくなると期待されています。

SingularityNET(AGIX)

参照:SingularityNET

 

SingularityNET(AGIX)は、2017年に始まったブロックチェーンを使用した人工知能プロジェクトです。

このプロジェクトは、人工知能サービスの開発と収益化に特化しており、ChatGPTのようにテキストや画像を生成するサービスが人気を博しています。

2023年に入って、AGIXの価格は急上昇し、2021年中盤の急騰時と同等の水準に戻りました。価格は1か月で約20倍に増加し、急上昇した仮想通貨として注目を浴びています。

ただし、2018年に上場した時の最高値である1.86ドルと比べると、現在の価格は0.45ドル程度で、安い水準にあります。

Render Token(RNDR)

参照:RenderNetwork

 

Render Token(RNDR)は、分散型クラウドレンダリングサービスを開発しているプロジェクトの仮想通貨です。このサービスは、データ処理と演算を通じて、画像や映像を生成することに使われ、主に3Dアニメーション制作などに役立ちます。

RNDRネットワークを使用することで、レンダリングサービスを利用しながらコストと時間を大幅な削減が可能です

また、RNDRでは、分散型クラウドレンダリングサービスの開発を行っています。

RNDRは海外取引所の「Binance」や分散型取引所の「Uniswap」で購入可能です。2023年初めには、1か月で価格が5倍に急上昇した仮想通貨として注目を浴びました。

Matrix AI Network(MAN)

参照:Matrix AI Network

 

Matrix AI Networkは、ブロックチェーンを活用したAIプロジェクトで、誰でも利用できるプラットフォームを開発しています

このプロジェクトでは、ブロックチェーンとAI技術を組み合わせて、開発者とユーザーが使いやすく、高いセキュリティを備えたプラットフォームを実現しようとしています

また、中国政府と提携しており、大規模なプロジェクトとして進行中です。

Matrix AI Networkが実装されれば、プログラムやAIのスキルを持たない人でも簡単にアプリを開発できるようになります

スマートコントラクトと呼ばれる機能を簡単に導入できるため、高速な処理も得意としています。

これにより、イーサリアムなどのプラットフォームと比べて、多くのユーザーに利用される潜在的な可能性を秘めているといえるでしょう。

Fetch.AI(FET)

参照:Fetch.AI

 

Fetch.aiは、イギリスの企業によって開発されたプラットフォームで、分散型AIと機械学習を活用しています。このプラットフォームは、AIが自動的にデータを収集・分析し、ユーザーに必要な情報を提供可能です。

Fetch.aiは、3つの主要な技術である「自律型エージェント」「オープン経済フレームワーク」「Fetchスマート台帳」を活用しています。これにより、さまざまなデータの自動取引を実現可能です。

FETトークンは、主に自律型エージェント同士のデータ取引に使用されます。自律型エージェントは、自動的に取引を行う能力を持っています。

Fetch.aiのプラットフォームが普及し、データ取引が活発に行われるようになると、FETトークンの価値も上昇するでしょう。

Numeraire(NMR)

参照:Numerai

 

Numeraire(NMR)は、イーサリアムブロックチェーンを利用して取引されるサービスです。

世界中のデータ科学者が株価予測に基づいて、ヘッジファンドを運用する企業の一部です。

このプラットフォームでは、株価予測が成功したデータ科学者にNMRトークンを報酬として支払う仕組みがあります。機械学習を活用して大量のデータを収集し、株式市場の予測を行うAIには、多くの投資家から期待が寄せられています

AIが株式市場の予測を的確に行う能力を持つ場合、現在の金融市場の仕組みに大きな変化が生じる可能性も考えられるでしょう。

仮想通貨のAI銘柄が注目されている理由

続いては、仮想通貨のAI銘柄が注目されている理由について解説します。

OpenAIが開発した「ChatGPT」が流行した

ChatGPT」というOpenAIの開発ツールが大ヒットし、それをきっかけに仮想通貨のAI関連プロジェクトが仮想通貨市場で注目を浴びるようになりました。

ChatGPTは、人間の文章から学習し、オリジナルのテキストを生成する人工知能ツールです。チャット形式で対話し、ユーザーの質問に答えたり、計算結果を素早く表示したりできます。

2022年11月にリリースされてから、爆発的な人気でユーザー数が急増し、わずか2ヶ月で全世界で1億人以上のユーザーが利用しました。

さらに、マイクロソフトがChatGPTを搭載した検索エンジンを発表したことで、AIに対する関心が一層高まっています。

AIの将来性が高い

AIは今後、多くの分野で有益な活用が期待されています

例えば、医療分野では、AIに大量の診療データを学習させ、病気を早期に発見し、最適な治療方法を提案できる可能性があります。これにより、医師の負担軽減やヒューマンエラーの防止ができるかもしれません。

また、ネットショッピングが普及している現代では、効率的な物流が重要です。AIを活用することで、商品の検品や管理、配送を自動化でき、人的コストを削減できます。

このような現場に即したAIの利用は、さまざまな分野で進化しています。

株式市場の相場が安定していないため

2022年以降、アメリカを中心とした株式市場は不安定な状況が続いています。

アメリカの利上げが早まるという予測により、株式市場では売りが強まり、株価が急落する銘柄も多く見られました。

2023年においても、FOMC(米国連邦公開市場委員会)の結果や要人の発言によって株価が大きく動く状況が続いており、市場は依然として警戒ムードが高まっています。

この不安定な株式市場から、一部の投資家は仮想通貨に資金を移す傾向があり、将来性の高い仮想通貨に資金が集まりやすくなっています。

仮想通貨のAI銘柄の注意点

続いては、仮想通貨のAI銘柄の注意点を紹介します。

ほとんどの銘柄が国内の取引所で購入できない

AI関連の仮想通貨は、国内の仮想通貨取引所ではほとんどの銘柄が取引できず、海外の取引所を利用する必要があります。

そのため、これらの仮想通貨を取引するには、国内の取引所で仮想通貨を購入し、それを海外の取引所に送金する必要があります。

通常の仮想通貨取引に比べて、取引コストが高いことがあるので注意が必要です。

海外取引所を利用する場合、国内の取引所口座と海外取引所口座の両方を開設する必要があります。これにより、仮想通貨のAI関連銘柄を取引できます。

詐欺の可能性がある

仮想通貨とAI関連プロジェクトには、有名人の名前を悪用した詐欺が多く存在しています

「前澤友作氏」「イーロンマスク氏」「孫正義氏」などの名前をかたる詐欺プロジェクトが増加し、虚偽情報やウェブ広告が広範囲に広がっています。

投資を検討する際は、公式サイトやホワイトペーパーを確認し、少しでも怪しいと感じるプロジェクトには注意が必要です。

また、個人情報を盗む悪質なウェブサイトも存在し、無料登録ができるからといって安易に利用しないようにしましょう。

流動性が低い銘柄が多い

仮想通貨のAI関連銘柄は、一般的な仮想通貨と比較して、市場での取引が発生しにくい場合があります。

この「しにくい」というのは、仮想通貨を買ったり売ったりする際に、スムーズに取引が成立しないことを指します。

最近、仮想通貨のAI関連銘柄に対する関心が高まっており、多くの人が保有していますが、一般的な仮想通貨と比べてまだ市場での流通が少ないといえるでしょう。

仮想通貨のAI銘柄の今後の見通し

続いては、仮想通貨のAI銘柄の今後の見通しを紹介します。

AI技術が発展していくことで需要が高まる

AI技術は多くの分野で利用可能であり、市場が拡大する見通しがあります。

このため、AI技術を活用する仮想通貨プラットフォームやサービスは、多くのユーザーや企業に利用される可能性が高いです。

長期的に見ると、AI関連の仮想通貨は価格が上昇する可能性が高いと見られています。AI技術の実用化はまだ始まったばかりであり、自動運転、物流、医療などのさまざまな分野での活用が期待されています。

この過程で、ブロックチェーンを活用したプロジェクトも増えていくでしょう。

ソフトバンクがAI分野に注目している

大手企業であるソフトバンクグループは、さまざまなブロックチェーン関連事業に投資しており、今度はAI分野への更なる資金を提供しています。

ソフトバンクは、未来に求められるテクノロジーを見越して事業を拡大してきました。そして、現在はAIテクノロジーに注目し、成長に期待しています。

ソフトバンクが出資した一部のプロジェクトには、以下のものがあります。
  • トラクタブル:損害保険分野での画像認識AIを提供
  • The Sandbox:メタバース系のブロックチェーンゲームを展開
  • Sorare:現実のサッカー試合に連動するNFTゲームを提供
  • Polygon:イーサリアムの課題を解決するためのブロックチェーン​​​​​​

これらのプロジェクトへのソフトバンクの出資は、AIとブロックチェーンの融合に対する期待を示しています。

仮想通貨のAI銘柄の取引方法

続いては、仮想通貨のAI銘柄の取引方法を紹介します。

現物取引

現物取引仮想通貨を実際に購入し、安いときに買い、高いときに売り収益を得るオーソドックスな投資方法です。株や不動産など同じ手法なため、イメージしやすいでしょう。

チャートを予想する必要があり、その戦略は短期と中長期的なものに分けられます。

短期的な取引では、数日〜数週間程度で売買を行う手法です。メリットとして、すぐに利益が得られる可能性があります。しかし、チャートを予想し値上げ・値下げを判断する必要があるため、難易度の高い投資方法です。

中長期的な取引では、数ヶ月〜数年のスパンで行います。長期的な投資戦略は、チャートを読む必要がなく、初心者にもおすすめできる取引です。また、歴史的に仮想通貨市場で成功を収めてきました。

現物取引は長期的に運用でき、安定感のある収益を追求する投資家に適しています。しかし、価格の変動には耐える覚悟が必要です。

積立投資

定期的に一定額の資金を投入し、市場の平均価格を利用して仮想通貨を購入する方法です。

積立投資市場の波を利用し、長期的な安定性を追求します。この方法はドルコスト平均法として知られ、リスクを分散するのに役立ちます。ドルコスト平均法は、仮想通貨だけではなく、投資全般で使われる安定した利益が狙える戦略です。

また、取引所で積立の設定をしておけば自動で利用できるので、難しい操作もなく初心者にも利用しやすいです。

積立投資はリスクを分散し、長期的な安定性を求める投資家に適しています。ただし、急騰のチャンスを逃す可能性もあるので注意しましょう。

レンディング

仮想通貨のレンディングは、持っている通貨を貸し出すことで利息を稼ぐ方法です。利息をそのまま利用できるので、複利で運用できます。

レンディングはサービスを提供しているプラットフォームで期間を決めて、仮想通貨を預けるだけで利用できるので、簡単です。

銀行に預けているだけでは金利が0.001%ほどしかつきませんが、レンディングなら年率10%も狙えるため、リターンも大きいです。

レンディングは比較的低いリスクで、始めやすい仮想通貨投資方法だといえます。安定した利回りを期待できるため、資産の増加を穏やかに追求できます。

仮想通貨の運用ならリスクの低いレンディングがおすすめ

引用:ビットレンディング

 

仮想通貨を運用するなら、長く安定した投資方法であるレンディングがおすすめです。

実際にレンディングを始めるなら、数あるサービスのうち「BitLending(ビットレンディング)」がおすすめです。

ビットレンディングは最高金利10%を誇るため、比較的大きな利益が狙えるでしょう。

また、他のレンディングサービスと比べて、貸し出すまでの期間が短い傾向にあります。そのためレンディングを始めたいと思ってから実際に貸し出せるまでが早いです。

懸念点として対応銘柄が5種類しかないため、選択肢が少ない点です。しかし、取り扱い通貨はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、テザー(USDT)など有名どころが多く安心感があります。

ビットレンディングについて、より詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

https://brightreach.co.jp/cryptocurrency/bitlending

よくある質問

最後に仮想通貨のAI銘柄についてよくある質問を紹介します。

仮想通貨のAI銘柄の購入方法は?

仮想通貨のAI銘柄の購入方法は3通りあります。

  • 国内取引所を利用する
  • 海外取引所を利用する
  • 分散型取引所を利用する

国内取引所の「bitbank」を利用すると、「The Graph(GRT)」というAI銘柄が購入できます。

他のAI銘柄を購入するには、海外取引所や分散型取引所の利用が必要です。

購入方法として、どちらもまずは国内の取引所で、仮想通貨を購入します。

海外の取引所を利用する場合は、利用予定の海外取引所へ送金します。送金した通貨を利用し、希望のAI銘柄を購入しましょう。

分散型取引所を利用する場合は、仮想通貨ウォレットの「MetaMask」に送金します。MetaMaskに送金したら分散型取引所「Uniswap」に接続し、希望の銘柄をスワップしましょう。

仮想通貨のAI銘柄の最新情報はどこで集められる?

コインテレグラフ ジャパン」や「CoinPost」などは、仮想通貨、ブロックチェーン、NFTなどに関する最新ニュースや分析を提供するメディアです。

これらのメディアを利用することで、最新情報を収集できます。

AIで仮想通貨の価格を予想できるサイトはある?

Digital Coin Price」や「Price Prediction」といった海外のAI価格予想サイトでは、さまざまな仮想通貨の価格予測を利用できます。

ただし、これらの価格予測サイトは必ずしも正確な情報を提供するわけではありませんので、過度に信頼しすぎないようにしましょう。

AIによる価格予測はあくまで参考程度に留め、投資判断は自己責任で行うことが大切です。

まとめ

本記事では、近年注目度が上がっている仮想通貨のAI銘柄について紹介しました。

仮想通貨のAI銘柄が注目されている背景として「ChatGPT」などのAIツールの急速な普及に伴い、注目が高まりました。

また、マイクロソフトやソフトバンクなどの大手企業がAI関連プロジェクトに資金を投入したことにより、期待値が高まっています。

AI関連銘柄は、まだ実用化段階に達していないプロジェクトも多いです。ただし、仮想通貨のAI銘柄への期待は高く、先駆的な投資対象とされています。

AI関連銘柄では、AI技術の発展と共に価値が上昇する可能性が高く、今後の動向に注目が高まっていくでしょう。

しかし、投資の際には十分なリサーチと注意が必要であり、情報を信用し過ぎないように慎重に行動しましょう。