「ビットレンディングって怪しいの?」「どうやって始めればいいの?」「どういったサービスなの?」
このようにビットレンディングに関して気になっている方も多いことでしょう。
そこで本記事では、初めてビットレンディングについて聞いた方や興味を持っている方のために、特徴やメリット・デメリットを紹介します。
怪しいイメージや不安要素についても客観的な情報を提供し、安心してビットレンディングを始めるためのポイントも解説していきます。
ビットレンディングについての疑問や不安を解消し、確かな知識を身につけてスタートしましょう。
初心者の方にもわかりやすく、専門知識を持つ方にも参考になる内容となっています。ビットレンディングの世界に飛び込む前に、ぜひこの記事を読んで準備を整えましょう。
目次
サービス名称 | ビットレンディング |
サービス種類 | 仮想通貨レンディング |
リリース時期 | 2022年8月 |
運営会社 | 株式会社J-CAM |
対応通貨 | 5種類(BTC、ETH、USDT、USDC、DAI) |
詳細 | 公式サイト |
ビットレンディングは、仮想通貨を海外取引所やクリプトファンドに貸付できるプラットフォームです。
借り手が仮想通貨を担保にして貸し手から資金を借りる形態をとっています。これにより、借り手は資金を得ることができ、貸し手は利息を得られる仕組みです。
ビットレンディングを運営している「株式会社J-CAM」は、2020年5月に設立したばかりのまだ新しい会社です。
そのためネットでは「ビットレンディングは怪しいのではないか?」という声が見受けられます。
しかし、以下の3点から信頼できるサービスと言うことができます。
なお、ZUUonlineに掲載されている記事は、どれも質が高く参考になるものが多いので、ぜひ利用してみてください。
ビットレンディングは、2022年8月にリリースされたばかりの新しいサービスのため、まだ口コミが少ない傾向にあります。
またビットレンディングは、最高年利10%で運用できるため、その年利の高さからも怪しいのではないか?と疑われています。
しかし、実際の利用者の口コミでは、年利が8〜10%で運用されている実績報告やサービスが使いやすいなど、ポジティブな意見も多く良いサービスだといえるでしょう。ビットレンディングの特徴・メリットを紹介します。
ビットレンディングでは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)では8%、USDT、USDC、DAIでは10%の年利が狙えます。
国内の最大手仮想通貨取引所であるコインチェックのレンディングの年利は、最高5%であるためビットレンディングの年利が高いことがわかるでしょう。
また株価の配当で考えても、8%の配当がつくのは高配当な株です。
年利が10%である、USDT、USDC、DAIは米ドルのステーブルコインであるため、安定した運用が期待できます。ステーブルコインは、法定通貨や金などと価格が連動する通貨を指します。
ビットレンディングでは、利息が月締めで支払われ翌月の貸出に反映されます。よって複利効果を活かした運用ができ、長期的な利益の積み重ねに有利です。
複利効果は、利益を再投資することで元本が増え、その増えた元本に対しても利益が発生する仕組みです。ビットレンディングでは、毎回の利益を再投資することで元本が成長し、利益も増えるため、複利効果を享受できます。
投資家がビットレンディングで年利8%の利回りを得ている場合、元本に加えて毎回の利益も再投資されます。これにより、利益が成長し将来的にはより大きなリターンが期待できるでしょう。ビットレンディングは少額から参加できるため、初心者や限られた資金を持つ人にとっても参加しやすいです。
各通貨の最低貸出価格は以下のとおりです。
日本円にすると約3万円から貸出が可能です。これにより少額の資金でも参加できるため、初心者や資金に限りがある人にも参加のハードルは高くないでしょう。
ビットレンディングでは、返還請求を受理した翌日から7営業日以内に指定のアドレスのウォレットに着金されます。
これは他のサービスと比較して、返還が早いと評価されています。ただし、貸出を待っている間は利息が発生しませんので、注意が必要です。
一方、大手暗号資産取引所のコインチェックでは、貸出がすぐに始まらないケースがあり、2週間程度の時間がかかることもあります。これは国内の暗号資産取引所において、貸出枠が限られているため、承認が難しい状況が存在しているからです。
しかしながら、ビットレンディングは海外の暗号資産交換業者や大手機関投資家にも貸し出しているため、早い返還が可能となっています。これにより、より効率的な運用が実現されています。
ビットレンディングでは、貸出の際に待ち時間がほとんどないのがメリットです。
他のレンディングサービスでは、申請から承認までが長く、数ヶ月間待たされる場合もあります。
しかしビットレンディングでは、長くて数日程度しか待たされず、すぐに貸し出せます。そのため貸出したいと思ったらすぐに貸出せ、翌月には利息を受け取れるので便利です。ビットレンディングは怪しい?デメリットについて紹介します。
ビットレンディングには、運営会社の経営破綻のリスクが存在します。慎重な選択とリスク管理が必要です。
ビットレンディングは、運営会社が新しいため経営破綻が発生した場合、投資家や貸し手は資金を失うリスクがあります。
2022年11月には、大手仮想通貨取引所のFTXが経営破綻しました。このようにどの取引所やレンディングサービスにも破綻リスクは存在します。
よってビットレンディングにも、経営破綻のリスクが存在することは理解しておきましょう。投資や貸出を行う際には、信頼性の高いサービスを選び、リスク管理に注意する必要があります。
ビットレンディングには、仮想通貨の価格変動リスクが潜んでいます。価格の変動により、元本や利益に影響が及ぶ可能性があるでしょう。
仮想通貨市場は非常に変動が激しく、価格が急激に上昇したり下落したりします。ビットレンディングにおいても、貸出対象となる仮想通貨の価格変動は投資家や貸し手にとってリスクとなります。
投資家や貸し手は、価格変動リスクを理解し、適切なリスク管理策を取るようにしましょう。ビットレンディングは、2023年6月26日現在で貸出ができるのが5種類のみです。貸出可能な5種類は以下のとおりです。
他の取引所では20種類程度の通貨が、レンディングできるところもあります。そのためビットレンディングの5種類は少ないといえるでしょう。
しかし、レンディングにおいて重要なのは、貸出対象通貨の数だけではありません。
賃借料や貸出までの早さ、返却までの早さ、手数料などさまざまあります。このようなポイントからもビットレンディングは、貸出対象通貨の数のデメリットを補っているでしょう。ここまでビットレンディングについて紹介してきました。ここからはビットレンディングの始め方を紹介します。
まずはビットレンディングに登録しましょう。手順は以下のとおりです。
続いては、レンディングする仮想通貨の種類と枚数を選択します。
最後に、仮想通貨を送金すれば完了です。
続いてはレンディングに似た仮想通貨のサービスを紹介します。
ステーキングは、暗号通貨を保有してネットワークのセキュリティを支えることで報酬を得るサービスです。レンディングとは異なる仕組みですが、収益を得る方法として人気です。
ステーキングは、主にProof of Stake(PoS)などのコンセンサスアルゴリズムを採用したブロックチェーンで行われます。
参加者は自身が保有する仮想通貨をネットワークに預けることで、ブロック生成やトランザクション承認のための役割を果たし、報酬として新たなトークンを獲得します。
例えば、ユーザーが保有するトークンをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティを支え、報酬として新たなトークンを受け取ることが可能です。ステーキングの報酬は通常、ステーキングするトークンの量や期間に応じて決まります。
イールドファーミングは、仮想通貨を提供して流動性プールに参加し、トランザクション手数料やプールの報酬を得るサービスです。
日本語訳すると、Yieldは「利回り」で、Farmingは「耕すこと」を意味しています。
主にDeFiのプロトコルで行われます。ユーザーは自身が保有する仮想通貨を流動性プールに提供し、トランザクション手数料やプールの報酬を受け取れます。これにより、資金を運用して収益を得ることが可能です。
イールドファーミングの報酬は、提供するトークンの量や期間によって異なります。
続いてはビットレンディングを利用しての投資戦略を紹介します。
ビットコインのガチホ戦略は、長期的な保有を重視し、価格の変動に左右されずに成長を期待する投資戦略です。
ビットレンディングを通じてビットコインを保有することで、その成果を最大化できます。
ビットコインは過去数年間で驚異的な成長を遂げ、世界中で注目を浴びています。多くの専門家や投資家はビットコインに対して長期的な成長ポテンシャルを見込んでおり、その価値が今後も上昇する可能性が高いといえるでしょう。
過去のデータからも、ビットコインは長期的な保有によるリターンが非常に高いことが示されています。例えば、2010年にわずか数円程度で取引されていたビットコインが、2021年には700万円にまで上昇しました。このような成果を得るためには、ビットコインを長期的に保有することが重要です。
ビットレンディングを活用してビットコインを保有し、その成果を最大化しましょう。
米ドルの分散投資戦略は、投資ポートフォリオを多様化し、リスクを分散することを目指す戦略です。
USDTやUSDCなどの米ドルのステーブルコインを運用することで、安定的な収益を追求できます。
米ドルは世界的な通貨として広く受け入れられており、比較的安定した価値を持っています。分散投資は、異なる資産クラスや通貨に投資することで、リスクを分散し、全体のポートフォリオの安定性を高められるでしょう。
またステーブルコインの運用においては、金利や返還期間などの条件を比較検討することも重要です。これにより、リスクを分散しながら安定した収益を追求することができます。
したがって投資戦略の一環として、ステーブルコインを利用した米ドルの分散投資を検討してみましょう。
ビットレンディングを利用するポイントと注意事項を紹介します。
ビットレンディングを利用する際には、継続的な学習と情報収集が重要です。
仮想通貨市場やビットレンディングの動向を把握し、最新の情報に基づいて投資判断を行うことが成功の鍵となります。
仮想通貨市場は変動性が高く、新しいトレンドやリスク要因が常に存在します。継続的な学習と情報収集を通じて、市場の動向やビットレンディングの運営情報などを把握することで、より的確な投資判断ができるでしょう。
過去には仮想通貨市場で大きな価格変動や事件が発生したことがあります。これらの情報を事前に把握していれば、リスク管理や適切な対応策を取ることができたかもしれません。
また、ビットレンディングにおいても、新しいプラットフォームやサービスが登場することがありますので、それらの情報をキャッチアップすることが重要です。
常に学習意欲を持ち、情報を収集する習慣を身につけましょう。
ビットレンディングを利用する際には、リスク管理と損失への対応策を考えることが重要です。
投資にはリスクが付きものであり、損失を最小限に抑えるためにはリスク管理のプランを立て、予想外の事態に備える必要があります。
仮想通貨市場は価格の変動が激しく、投資には一定のリスクが伴います。ビットレンディングにおいても、返還遅延や貸出先のデフォルトなどのリスクが存在するでしょう。
リスク管理を徹底し、適切な対応策を考えることで、損失を最小限に抑えられます。リスクを最小限に抑えるためには、投資ポートフォリオの分散やリスク管理のプランを立てることが必要です。
また予期せぬ損失が発生した場合には冷静に対応し、次の行動を計画することが重要です。リスクを理解し、対策を講じることで、より安全かつ効果的なビットレンディングの利用が可能となります。
ビットレンディングを検索すると、「怪しい」というキーワードが目に入ることがあります。
確かに、2022年8月に新しく登場したサービスであり、年利率も8〜10%と高いため、不安に感じることでしょう。
実際には、ビットレンディングに信頼性の問題はありませんが、運営会社が倒産したり、ハッキング被害に遭ったりする可能性は存在します。
過去には、2018年にコインチェックで仮想通貨が流出した事例や、世界的な暗号資産取引所のFTXが破綻した事例もありました。これにより仮想通貨への不信感を強めた人は多くいるでしょう。
そのため比較的新しい仮想通貨のサービスであるビットレンディングは、怪しいと思われているのではないでしょうか。
しかしセキュリティ対策として、仮想通貨の引き出し時には事前に指定したアドレスに限定して送金する仕組みがあります。
さらに、初回登録時の本人確認やGoogle Authenticatorによる二段階認証、SMSによる認証など、さまざまな認証手段を採用しており、不正アクセスやハッキングのリスクを低減しています。ここではビットレンディングについて、よくある質問を紹介します。
ビットレンディングでは、複数通貨の運用は可能です。複数通貨の運用は、公式サイトから手続きできます。
公式サイトを下にスクロールし、「追加入庫申請」のボタンをクリックしてください。すると追加申請フォームが出てくるので、複数運用したい銘柄と枚数を入力して申請しましょう。
また同じ通貨を追加でレンディングしたい場合も、同じ方法で申請できます。ビットレンディングでは、途中解約の手数料はかかりません。
ビットレンディング以外のサービスでは解約手数料を請求される場合もあります。そのためレンディングに対して、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
しかし、ビットレンディングでは途中解約の手数料がかからないため、気軽にレンディングを解約できます。ビットレンディングの最短の貸出期間は、1ヵ月です。
1ヶ月経過後は、いつでも引き出すことができます。そのため、利用者にとって貸し出しやすいサービスだといえるでしょう。
ビットレンディングは、年利が8〜10%と高い利率で運用できるのが魅力的なレンディングサービスです。
また返還請求を受理した翌日から7営業日以内に着金される返還日数の早さも魅力です。他のサービスと比較しても迅速な処理が行われるため、利用者にとって便利だといえます。
ただし貸出を待っている間、利息がつかない点は注意しましょう。
一方で、大手暗号資産取引所のコインチェックでは貸出がすぐに始まらず、2週間ほどの時間がかかることがあります。これは国内の取引所での貸出枠が限られているためであり、承認が難しい状況が存在しています。
しかしながら、ビットレンディングは海外の暗号資産交換業者や大手機関投資家にも貸し出しているため、早い返還が可能です。
このように年利の高さや、運用できるまで・変換までのスピード感によりレンディングを初めて利用する人にも使いやすいサービスだといえるでしょう。