本記事ではドージコイン(DOGE)のミームコインであるシバイヌコイン(SHIB)に焦点を当てて説明します。
シバイヌコインは柴犬のマークが特徴で、2021年5月に価格が急上昇し、注目を集めました。さらに、2021年10月28日には再び価格が高騰し、前年9月の価格と比較して約1,100%も上昇しました。
その後、価格は大きく下落しましたが、最近では再び上昇傾向にあり、今後の動向が注目されています。
また、競合するドージコインと同様に、テスラのCEOであるイーロンマスク氏の発言が価格に影響することでも知られています。
本記事ではシバイヌコインの特徴や価格の動向、将来の見通しについて詳しく解説しますので取引を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
また、シバイヌコインに限らず、ほったらかしで暗号資産を運用したいと考える方はこちらの記事を読んでみてください。
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目次
引用:シバイヌコイン
通貨名 | Shiba Inu Token(シバイヌコイン) |
シンボル | SHIB |
発行上限枚数 | 1,000兆枚 |
価格(2024年3月現在) | 0.00422円 |
詳細 | 公式サイト |
シバイヌコインは、2020年8月に「Ryoshi」というペンネームの開発者によって発行された暗号資産です。
公式の名称は「Shiba Inu Token」ですが、国内のメディアや暗号資産取引所では「シバイヌコイン」や「シバイヌ」とも呼ばれています。
SHIBは2021年に急速に注目され、CoinMarketCapによると時価総額ランキングで12位にランクインしています。(2024年3月24日現在)
2021年には価格が約50万倍に上昇し、大きな話題となりました。また、イーサリアムチェーンのトークン規格である「ERC-20」に準拠しており、イーサリアムチェーンとの互換性を持っています。
SHIBは国内の有名取引所であるコインチェックをはじめとする多くの取引所に上場しており、海外取引所を経由せずに入手可能です。
ここからはシバイヌコインの特徴を紹介します。シバイヌコインに興味がある方は参考にしてください。
シバイヌコインはミームコインです。ミームコインとはインターネットやSNSで人気のあるミームに触発されて生まれた暗号資産です。
最初のミームコインは2013年に誕生したドージコイン(DOGE)で、当時の仮想通貨の流行や類似通貨の増加を風刺するために作られました。その後、モナコインやベイビードージコインなど、さまざまなミームコインが生まれています。
シバイヌコインもその中の1つであり、最初はほとんど価値がありませんでした。しかし、2021年にイーロン・マスク氏がドージコインに言及したことでシバイヌコインにも注目が集まり、急速に需要が増加しました。シバイヌコインは、イーサリアムを基盤としています。イーサリアムは、スマートコントラクトと呼ばれる機能を中心に開発されたブロックチェーンプラットフォームです。
スマートコントラクトは信頼できるやり取りを、特定の中央機関なしに行えます。イーサリアムのシステムで使われるのが、イーサリアムのトークンであるETHです。
ETHはスマートコントラクトを活用した分散型アプリケーション(DApps)の開発を容易に行えます。これにより過去にはICOやDeFi、NFTなどの新しい仕組みが生まれました。
シバイヌコインも同様にイーサリアムを基盤としており、将来的にはスマートコントラクトと組み合わせて、さまざまなユースケースで活用されることが期待されています。
シバイヌコインには「SHIB」「LEASH」「BONE」の3種類のトークンがあります。
SHIBは主要なネイティブトークンで、主に支払いに使用され、暗号資産取引所に上場しています。
LEASH(リード)はShibaSwapという分散型取引所で、流動性を提供するユーザーに報酬として支払われる通貨です。最初はDOGEとの価格連動を意図して作られましたが、現在は報酬としてのみ使用されています。供給量はSHIBよりもはるかに少ないです。
BONE(骨)はShibaSwapの運営に関する投票に参加できるガバナンストークンで、投票権を持ちます。BONEの保有量に応じて投票力が増し、総発行量は2.5億枚です。
ShibaSwapは分散型取引所(DEX)で、2021年7月に立ち上げられました。DEXはブロックチェーン技術を使って、管理者不在でユーザー同士が直接取引できる取引所です。
ShibaSwapはETHやDAI、USDTなどの基軸通貨を他のERC-20トークンと交換できます。また、SHIB、BONE、LEASHのトークンをステーキングできます。ステーキングしたユーザーは後で報酬を受け取れる仕組みです。
他の機能として特定のトークンをDEX内のプールに預けると、手数料の報酬がもらえます。DEXでは、ユーザーがプールにトークンを預けて流動性を提供することで報酬が得られる仕組みです。
この仕組みは「流動性マイニング」や「イールドファーミング」と呼ばれます。
「THE SHIBOSHIS」は、柴犬をテーマにした魅力的なNFTコレクションです。2021年10月にリリースされ、わずか34分で完売するほどの人気を博しました。
このコレクションには、全10,000種類のかわいらしいキャラクターが含まれており、それぞれが独自のデザインや個性を持っています。2024年3月24日現在、OpenSeaで販売されているTHE SHIBOSHISの最低価格は0.247ETH(約12万円)です。
将来的には、THE SHIBOSHISの所有者が自身のNFTをブロックチェーンゲーム内で活用できるようになる予定です。続いてはシバイヌコインの価格動向について紹介します。
2020年8月に発行され、2021年9月17日にはシバイヌコイン(SHIB)の価格が急上昇しました。これは、CoinbaseがSHIBを再上場したことによるものです。
SHIBは以前にもCoinbaseに上場していましたが、技術的な問題で一時停止となりました。しかし、問題が解決され、再度上場が実現しています。
再上場の発表後、取引が増加し市場が活発化したため、価格が急騰しました。その後も、10月に2度の急騰を経験し、大きな注目を集めています。
しかし、急騰後は下落し、2021年11月以降は仮想通貨市場全体の下落と同様に、SHIBも大きな下落を経験しました。
SHIBは長期的には低い水準で停滞していますが、最近では上昇トレンドに入っています。
2023年10月後半から現在にかけて価格が上昇しており、この上昇はビットコインの現物ETF承認期待に連動しています。
さらに、2024年2月後半には急騰し、注目を集めました。2024年3月には、ビットコインを含む暗号資産市場全体が上昇し、ミームコインの価格も上昇しています。続いてはシバイヌコインの将来性を紹介します。
シバイヌの開発チームは現在、「SHIB: The Metaverse」という独自のメタバースを開発中です。このメタバースは、シバイヌのレイヤー2ネットワークである「Shibarium」上に構築されています。
美しいグラフィックが特徴の仮想空間内では、SHIB、BONE、LEASHなどのトークンやTHE SHIBOSHISなどのシバイヌ関連のNFTが活用されます。メタバースでは、「SHIB YARD」として知られる仮想土地がNFTとして販売され、OpenSeaで購入可能です。
2023年12月までには、メタバースの一部のエリアが完成し、ユーザーが自由に探索できる予定です。2024年3月からシバイヌコインの「SHIB Name Token」というドメインネームサービスが開始され、大きな注目を集めています。これにより、ユーザーは[〇〇.SHIB]というカスタムドメイン名を取得できるようになりました。
WEB3.0版のドメインには、従来のドメインにはないいくつかの利点があります。
従来のドメインでは、ウェブサイトの所有者が広告を掲載して収入を得る形が一般的でした。ただし、SHIBネームサービスのようなドメインでは、所有権を転売できるため、取得したドメイン自体が価値を持ちます。
「my*shib」というドメイン名が約30万円で落札されるなど、高い関心を集めています。
シバイヌコインの価格は、過去にイーロン・マスク氏の発言によって大きく変動しました。
例えば、2021年5月にイーロンがドージコイン(DOGE)に対してポジティブなツイートを行った際、シバイヌも価格が急上昇しています。
同様に、2021年10月4日にはイーロンが自身の柴犬「Floki」の写真を投稿し、これが市場に好意的に受け止められてシバイヌの価格が再び高騰しました。このように、シバイヌの価格はイーロンの発言に影響されやすい傾向があります。
したがって、シバイヌの取引を行う際には、イーロンの動向に敏感に注意することが重要です。
続いてはシバイヌコインを購入する際の注意点を紹介します。
柴犬コインはRYOSHIによって創設されましたが、RYOSHIに関する情報は不透明です。投資家は、開発チームやファウンダーの情報が公開されることで少し安心できるかもしれません。
しかし、 シバイヌコインに関してはファウンダーの情報も限られており、疑問が残ることもあります。万が一プロジェクトが失敗しても補填を期待するのは難しいため、投資には注意が必要です。
ミームコインは、シバイヌコインやドージコイン以外にも多く存在します。これらのミームコインの価格変動は、シバイヌコインの価格にも影響を与えます。
ただし、シバイヌコインはDEXやメタバースなど、さまざまな機能を備えるようになり、現在は利便性の高い暗号通貨としての地位を確立しているといえるでしょう。
シバイヌコインはもともとジョークとして始まりましたが、他のミームコインとは一線を画す存在になっています。ミームコインの影響を受けることはありますが、シバイヌコインは堅実な暗号通貨としての地位を築いているといえるでしょう。暗号資産は価格の変動が激しい投資商品であり、比較的安定しているビットコインと比べても、SHIBの価格は大幅に揺れ動いているといえるでしょう。
SHIBはミームコインとして知られ、著名人の発言によって数%から数十%の価格変動が起こります。そのため、伸びると判断して購入したとしても、翌朝には価格が下落してしまうことも珍しくありません。
そのため、購入を検討している方は、タイミングを見極める際に注意深く検討することが肝要です。
一方で、ミームコインであるシバイヌコインはボラティリティが高いですが、価格が比較的安定している暗号資産もあります。そのような暗号資産を安定的に運用できるサービスもあるため、気になる方は下記記事を参考にしてください。
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イーサリアムの創設者であるヴィタリック・ブリテン氏に50%のシバイヌコインが送られました。シバイヌコインが開発された後、ヴィタリックに50%が送られ、残りの50%がユニスワップのDEXを通じて流通するようになっていました。
ヴィタリックに送る理由は不明ですが、一部の人々は、彼がシバイヌコインの成功に貢献することが期待されたためだと推測しています。
また、ヴィタリックはシバイヌコインの価格が急上昇したときに、一部をIndia Covid Crypto Relief Fundに寄付しました。これは、インドでのコロナウイルスの影響を軽減するための基金です。
この寄付はシバイヌコインの価値が非常に高かった時に行われ、注目を集めました。さらに、ヴィタリックは「権力の座につきたくない」として、残りのシバイヌコインをバーン(焼却)しています。
この行動は、シバイヌコインを永久に取引できないようにするための行動であり、注目を集めています。
ミームコインは、これまで著名人の発言やSNSのトレンドに影響され、価格変動が頻繁にあり、そのために高いリスクを伴う暗号資産として認識されてきました。また、開発者や投資家が大量に保有している場合、価格の操作や急激な売却が起こるリスクもあります。
ミームコインを購入する際に重要なのは、プロジェクトの透明性や監査の状況を確認することです。開発チームが不明瞭であったり、コードが監査されていなかったりする場合、詐欺やバグのリスクが高まります。
一方で、シバイヌのプロジェクトは着実に進行し、計画が具体化してきました。エコシステムの構築が現実味を帯びており、絵空事ではないことが証明されています。
ミームコインには実用性が乏しい場合もあり、多くは投機目的で取引されることから、購入の際にはリスク管理を慎重に行うことが大切です。