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仮想通貨メイカーってどんな仮想通貨なの?
ステーブルコインってなに?
どこで買えるの?
このような疑問を持っている方がいるのではないでしょうか。
仮想通貨メイカーは、ガバナンストークンの機能を持つ通貨です。またステーブルコインDAIを発行している、プラットフォームのプロジェクトでもあります。
本記事では、仮想通貨メイカーについて以下の内容を紹介します。
仮想通貨メイカーの特徴
現在の価格やこれまでの価格推移
将来性や今後の見通し
仮想通貨メイカーの購入方法
引用:MakerDAO
仮想通貨メイカーは、MakerDAOと呼ばれるDeFiプロジェクトの一種で使用されるガバナンストークンです。
DAOとは特定の管理者がいなくても回ることができる非中央集権の団体です。従来の株式会社だと、社長という絶対的な中央集権がありましたが、DAOでは社長がいなくメンバー内で率先して議論を起こし活動していきます。
DeFiとは「Decentralized Finance」の略で、分散型金融という意味を持ちます。ブロックチェーンの技術によって構築された金融機関であり、銀行のような中央を通さずに個人間で金融のやりとりが可能です。
ガバナンストークンとは、DAO内で利用される投票権のような役割を持つ通貨です。ガバナンストークンを多く持っている人は、DAO内での発言力が高まります。
MakerDAOでは、仮想通貨メイカーの他にステーブルコインであるDAIを発行しています。
仮想通貨メイカーはMakerDAOにおける投票権を持つ通貨であるため、MakerDAOやステーブルコインDAIと関係が深いです。このような仮想通貨メイカーの基本情報は以下のとおりです。▼基本情報
仮想通貨 |
メイカー(Maker) |
シンボル | MKR |
現在の価格 | 124,861.37円 |
時価総額 | 122,098,249,953円 |
発行上限枚数 | 1,005,577枚 |
詳細 | 公式サイト |
※2023年3月7日現在の価格(CoinMarketCap参照)
続いては、仮想通貨メイカーの特徴について紹介します。
ステーブルコインDAIを発行可能
ステーブルコインの中でのシェア率が高い
MakerDAOのガバナンストークンとして利用されている
仮想通貨メイカーは、ステーブルコインであるDAIを発行できます。
ステーブルコインとは、米ドルや金などの資産と価格が連動するように設計された通貨です。その中でDAIは、米ドルと価格が連動するように設計されています。よって1DAI=1ドルの価値です。
ステーブルコインDAIは、仮想通貨メイカーを担保にすることで発行できます。またDAIは仮想通貨メイカーに限らず、メイカーのプラットフォーム上で他の仮想通貨を担保に発行可能です。
ETH
MATIC
WBTC
LINK
UNI
YFI
発行されたDAIは、担保として使用した仮想通貨が価値の根拠となっています。また担保として使用される通貨は、価値が比較的安定しています。
仮想通貨メイカーは、米ドルや金などの資産に連動されるステーブルコインの中で、比較的高いシェア率を誇ります。
ステーブルコインのシェア率を判断する際に、時価総額のランキングを確認すると判断できます。よって時価総額ランキングの順位が高いほど、シェア率が高いです。
2023年3月7日現在のステーブルコインの時価総額ランキングは以下のとおりです。
USDT(Tether)
USDC(USD Coin)
BUSD(Binance USD)
DAI(Dai)
TUSD(TrueUSD)
USDTやUSDCなど有名なステーブルコインに続いて4位にランクインしています。よってステーブルコインの中におけるシェア率が高いといえるでしょう。
仮想通貨メイカーは、MakerDAOのガバナンストークンとして利用されています。
ガバナンストークンは投票権となっているため、仮想通貨メイカーを多く保有していると、MakerDAO内での発言力が上がります。そのためメイカーを多く保有すると、MakerDAOで自分の意見やプロジェクト案を通しやすくなるでしょう。
また仮想通貨メイカーは、MakerDAOのガバナンストークンであり、DAOによって運営されているので非中央集権です。しかし、前述したDAI以外のステーブルコインの運営元は、USDTはTether Limited社、BUSDはBinanceなど中央集権となっています。
そのためステーブルコインの中で、メイカー保有者が決定権を持てる極めて珍しい通貨だといえるでしょう。
仮想通貨メイカーの2023年3月7日現在の価格は、1MKR=124,861.37円です。1通貨の価値が10万円を超えている数少ない仮想通貨のうちの1つです。
過去最高額は、2021年5月に1MKR=67万円を突破しています。当時に比べると2023年3月現在の価格は低くなっていますが、1MKRの価格は安くはありません。
この章では、仮想通貨メイカーの過去の価格推移について紹介しています。仮想通貨メイカーの2018年〜2020年の価格推移を紹介します。
2018年1月には1MKR=18万円を突破していました。しかしそこから価格は下がっていき、同年4月には5万円台まで落ち込みました。
その後、2020年までの期間は価格が4万円〜8万円程度となり、大きな価格変動は見受けられない状況です。
ただし、仮想通貨メイカーと関係が深いステーブルコインDAIは、時価総額が上がっていき2020年は順調に時価総額が増えています。2020年初期は時価総額が約100億円でしたが、2020年年末には1,000万円まで価値を伸ばしました。
仮想通貨メイカーに直接的な関係はありませんが、運営元であるMakerDAOが伸びていくには、DAIが必要だといえるでしょう。
続いては、2021年〜2022年の価格推移について紹介します。
2021年5月には過去最高額の1MKR=67万円を記録しています。価格が上がった要因としては、2021年にDeFiやNFTが流行ったことにより、仮想通貨全体で市況が上がりました。
それに伴いメイカーの価格も上昇し、1MKR=67万円を突破しています。
しかし2022年には、価格が徐々に下がっていっていることが分かります。2022年は仮想通貨市況が全体的に良くなかっため、メイカーも価格が上がりにくかったといえるでしょう。
ここから仮想通貨メイカーの将来性について説明します。
さまざまなサービスで利用されている
担保としての役割が広がる
アメリカの大手銀行から融資
仮想通貨メイカーと関係が深いステーブルコインDAIは、さまざまなサービスで利用されています。
DAIを導入するサービスの一例は以下のとおりです。
DeFi
1inch
Curve
Uniswap
ゲーム
Blocklords
F1 Delta Time
上記のサービスは一例であり、他にもさまざまなサービスで利用されています。DeFiは分散型金融であり、今後注目度が上がっていく可能性が高いサービスです。
DAIは分散型ステーブルコインであり、シェア率が高いため、今後DAIを利用するサービスが増えていくと予想できます。
仮想通貨メイカーは担保としての役割が広がります。
メイカーを担保にすることで、ステーブルコインDAIを発行できます。MakerDAOではメイカー以外にも、ETHやMATICを担保に利用可能です。
その他にも、DeFiから誕生した通貨である、UNIやCOMP、AAVEなども担保に利用できます。ETHのような仮想通貨の中では安定している通貨以外にも、新しい通貨を利用していく姿勢が読み取れます。
したがって、今後ステーブルコインDAIの担保として利用できる通貨は増えていくことが予想できるでしょう。
仮想通貨メイカーの運営元である、MakerDAOはアメリカの大手老舗銀行である「ハンティンドン・バレー・バンク」から融資を受けることに決まりました。
ハンティンドン・バレー・バンクは創業150年の大手老舗銀行で、資産は5億ドルを超えるといわれております。
ハンティンドン・バレー・バンクとMakerDAOで共同ローン事業を展開していくのが狙いです。この提携がうまくいけば、MakerDAOに注目が集まり仮想通貨メイカーの価格も上がると予想できるでしょう。続いては、仮想通貨メイカーの見通しについて紹介します。
分散化が強化される
DAIの価格に影響される
DeFi市場の拡大
仮想通貨メイカーの初期から運営をしていた、Maker Foundationが権限を手放しています。
Maker Foundationは、今後開発に干渉する必要はないと判断し、開発資金をMakerDAOへ返還しています。
Maker Foundationは財団であり、財団の解散が示唆されているため、今後はより分散化された組織になることが予想できるでしょう。仮想通貨メイカーの価格は、ステーブルコインDAIの価格に影響されます。
現在のステーブルコインはUSDT(Tether)と、USDC(USD Coin)の2トップだといえるでしょう。この2つの通貨は、米ドルまたは同じ程度の信頼性ある資産を、価値に裏付けています。
しかしDAIは2つのステーブルコインに比べると、担保にしている通貨が不安定です。そのため、上記2つのステーブルコインより、時価総額が上がるのは難しいといわれています。DeFi市場が拡大することでステーブルコインDAIの価格が上がり、それに伴い仮想通貨メイカーの価値も上がっていくことが予想されます。
DAIを導入しているDeFiは、1inchやCurve、Uniswapなどがあります。このようにDAIはDeFiとの関係性があるため、DeFi市場が拡大されるかは重要です。
続いては、仮想通貨メイカーが購入できる主な取引所を3つ紹介します。
bitFlyer
bitbank
GMOコイン
引用:bitFlyer
取引所名 | bitFlyer |
取扱通貨数 | 18種類 |
最低取引数量 | 1円〜 |
取引手数料 | 無料 |
入出金手数料 |
入金:無料(住信SBIネット銀行のみ) 3万円未満 550円、3万円以上 770円(三井住友銀行以外) |
詳細 | 公式サイト |
bitFlyerは1円から仮想通貨を購入できる仮想通貨取引所です。
またbitFlyerは、セキュリティ性が高く7年以上もハッキングが0件を記録しています。
bitFlyerは販売所や取引所、つみたてなどさまざまな購入方法がある取引所です。引用:bitbank
取引所名 | bitbank |
取扱通貨数 | 23種類 |
最低取引数量 |
現物取引(販売所):0.00000001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC |
取引手数料 |
販売所:無料 取引所:メイカー -0.02%、テイカー +0.12% |
入出金手数料 |
入金:無料 出金:3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
詳細 | 公式サイト |
bitbankは仮想通貨取引量が多く、仮想通貨取引量国内No.1の取引所です。
取引量が多いと売買が活発になるため注文が通りやすくなります。
また国内の取引所の中では取り扱い通貨が多くさまざまな通貨の取引が可能です。引用:GMOコイン
取引所名 | GMOコイン |
取扱通貨数 | 23種類 |
最低取引数量 | 各通貨により違いあり |
取引手数料 | 無料(販売所) |
手数料 | 入金:無料(即時入金のみ) 出金:無料 |
詳細 | 公式サイト |
GMOコインは手数料が安く継続的な取引を行うにはおすすめの仮想通貨取引所です。
GMOコインでエイダコインを購入する場合は、販売所でしか取り扱いを行っていません。取引所で購入できるBITPOINTと比較するとデメリットとなるでしょう。
しかし幅広い通貨や機能を離床したい方にはおすすめの仮想通貨取引所です。続いては、仮想通貨メイカーの購入方法を紹介します。
bitFlyerの口座開設
bitFlyerへ日本円を入金
仮想通貨メイカーを販売所で購入
bitFlyerで仮想通貨メイカーを購入するには、まず口座開設を行う必要があります。
bitFlyerの口座開設の手順は以下のとおりです。
メールアドレスを入力し登録
名前や住所など本人情報を入力
オンライン上で本人確認書類と顔写真撮影して提出
オンライン上で完結するため、郵送などの面倒な書類の手続きが必要なく簡単に口座開設できます。
口座開設完了まで2日〜1週間程度かかりますが、早ければ当日に完了する場合もあるため、メールを確認しておいてください。
仮想通貨を購入するには、日本円をbitFlyerの口座に入金する必要があります。
bitFlyerへの入金する際は「住信SBIネット銀行」からクイック入金を利用すると手数料が無料で利用できます。
他の銀行を使うと手数料がかかるため、住信SBIネット銀行を利用するとお得です。
日本円の入金方法は以下のとおりです。
下タブ「入出金」をタップし、「住信SBIネット銀行」をタップ
入金したい金額を入力する
外部サイトに移動するので、住信SBIネット銀行にログインする
手続きを進めて入金する
完了したらbitFlyerに戻って入金が完了しているか確認してください。
入金が反映されるには時間がかかる場合がありますので注意しましょう。
日本円を入金できたらメイカーの購入に移ります。
仮想通貨取引所では「販売所」と「取引所」の2種類の方法で購入できますが、メイカーは販売所でしか購入できません。
販売所での購入方法は以下のとおりです。
下タブ「ホーム」より「販売所」を選択する
メイカーを選択し「買う」をタップ
購入したい金額を入力し「買い注文に進む」をタップ
金額を確認し「買い注文を確定する」をタップ
上記の流れで購入完了したら、bitFlyer内で反映されているか確認しましょう。
仮想通貨メイカーはMakerDAOのガバナンストークンであり、ステーブルコインDAIを発行できます。そのためメイカーの価値はDAIに影響されるともいえるでしょう。
またDAIはステーブルコインの中での時価総額ランキングで4位にランクインしており、注目度が高いといえます。上位3つのステーブルコインの運営元が中央集権であるため、非中央集権であるMakerDAOの注目度が上がれば上位3つの時価総額を抜く可能性もあります。
仮想通貨メイカーやステーブルコインDAI、MakerDAOは非中央集権であるため、分散性の高さが注目されると価値が上がっていくと予想できるでしょう。『ビットレンディング』なら、なんと年利6~10%で運用可能!
たとえば、USDTは米ドルと連動しているにもかかわらず、10%もの高年利で回せるなどメリットが大きいです。
「余った資金を高利回りで運用したい」
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「ガチホで利益を得ながら放置しておきたい」
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