bybitは海外の仮想通貨取引所であるため、口座開設や使い方が難しいと思われているのではないでしょうか。
実際に利用してみると難しくなく、直感的に利用できます。
本記事では、そんなbybitについて以下の内容を紹介していきます。
引用:bybit
ここではbybitがどのような特徴を持った仮想通貨取引所なのか紹介していきます。
仮想通貨取引所にはそれぞれの特徴があります。特徴を理解したうえで利用することで、効率の良い仮想通貨運用に繋がるでしょう。
bybitの特徴は以下の3つです。
bybitはサーバーが強いといわれています。
仮想通貨取引所はたくさんありますが、その中でもトップレベルの強さです。
bybitのサーバーが落ちるときは、全ての取引所のサーバーが落ちるだろうといわれているレベルです。
仮想通貨の価格はすごい勢いで変動するため、サーバーが弱いと取引したいときにできず、ユーザーのストレスをためてしまいます。しかしbybitではサーバーが落ちる心配がないため、取引したいときに確実にできる安心感があります。
また2020年3月にはコロナによって、仮想通貨の相場が荒れたことがありましたが、bybitは問題なく動作しておりサーバーが強いことを証明しました。
サーバーの強さによってスムーズな取引が可能なことはbybitの特徴です。
bybitではレバレッジ取引が可能で、最大100倍までかけられます。
レバレッジ取引とは証拠金を口座に預けた状態で、それを担保に証拠金の何倍もの金額で取引ができる仕組みです。
bybitは1万円口座にあれば、最大100万円の取引が可能となります。そのため少ない証拠金でも大きなリターンを狙えるため、多額な利益を獲得できます。
しかしその分リスクも大きく、マイナスに相場が働いてしまったときは損失額も倍率が乗っかってしまうため注意しましょう。
レバレッジは大きな利益が狙えるメリットがありますが、その反面失敗したときのダメージのデカさがデメリットとなります。そのためレバレッジ取引を行う際は慎重に行動しましょう。
bybitは海外の仮想通貨取引所ですが、日本人でも使いやすい設計となっています。
サイトの作りがシンプルで、直感的な操作がしやすい作りです。またわかりにくい機能やボタンを排除してくれているため、操作ミスからくる注文間違いを起こしにくくなっています。
シンプルな作りにはなっていますが、自分好みにサイト設計を変更できるため上級者でも扱いやすいです。
またbybitでは日本人向けのサポートが充実しています。すべてのサービスにおいて日本語対応しているため、英語力に自信がない人でも扱えるのは助かります。
海外の取引所では日本語に対応しているところは少ないため、bybitは日本人でも使いやすい取引所だといえるでしょう。
bybitの特徴を紹介しましたが、日本人でも使いやすい珍しい海外の仮想通貨取引所だといえるでしょう。
ここではbybitの基本情報を紹介します。基本情報をまとめた表は以下のとおりです。
▼基本情報所在地 | シンガポール |
設立年月 | 2018年3月 |
運営会社 | Bybit Fintech Limited |
取扱仮想通貨 | 140種類以上 |
最大レバレッジ | 100倍 |
ロスカット水準 ※1 | 50% |
詳細 | 公式サイト |
※1:ロスカットとは、一定の損失が発生すると強制決済が行われる仕組みです。
ここではbybitの手数料についてみていきましょう。手数料は以下のとおりです。
▼手数料
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨により異なる(0.0005BTC / 0.01ETH) |
取引手数料 |
メイカー手数料:0.01% テイカー手数料:0.06% |
コンバート手数料 | 無料 |
ここでは上記表で出てきた単語について説明します。
ここまではbybitの情報について紹介しました。
比較的手数料が安い取引所だといえるのではないでしょうか。
ここからはbybitが日本でやばいといわれていることについて説明します。ここで紹介する理由は以下の2つです。
bybitは2021年5月28日に金融庁から指摘を受けています。
理由として、日本で仮想通貨の取引を行うには金融庁への登録が必要です。しかしbybitは登録を済ませていない状態で、日本市場で取引所を運営していたため、金融庁より警告を受けました。
金融庁から警告は受けましたが、bybitを日本で使うことが禁止されたわけではありません。そのためbybitでの取引はこれまで通りできますし、今後使う予定の人も利用可能です。
金融庁の公式サイトにも禁止ではないことが明記されていますので、bybit利用者は安心してご利用ください。
bybitの競合他社であるバイナンスが日本市場から一時撤退したことも、日本でやばいといわれる理由の1つです。
中国の大手仮想通貨取引所であるバイナンスは2018年と2021年に金融庁から警告を受けています。その際にバイナンスの対応として、公式サイトから日本語表示が消され日本市場からの撤退が発表されました。
このように同業他社であるバイナンスが日本市場からの撤退を発表したときに、bybitも日本から撤退するのではないかと噂が広がりました。
その後バイナンスとbybit共に日本で問題なく利用できますが、再度撤退や金融庁からの警告を受けたときはやばいといわれるのではないでしょうか。
ここではbybitのおすすめの入金方法を紹介します。bybitでは以下の2通りの入金方法があります。
国内の仮想通貨取引所からの送金ではbybitの入金手数料は無料のため、国内取引所でかかる送金手数料のみで済みます。
クレジットカードを利用した方法は簡単ではありますが、入金手数料が高くつくため、あまりおすすめはできません。
そのため継続してbybitを使用していくのであれば手数料が安く済む、仮想通貨取引所からの送金による入金方法を利用しましょう。
ここからはbybitの口座開設の流れを説明していきます。口座開設の手順は簡単ですので、時間が空いているときにぜひ試してみてください。
流れは以下のとおりです。
bybitの口座開設手順を説明します。
まずは公式サイトへ移動してください。
口座開設は簡単に行えます。ここからはbybitを利用していく上で、セキュリティを強固にして利用する方法を紹介します。
bybitの口座開設が完了したら、2段階認証を行いましょう。
2段階認証には携帯電話番号を利用する方法とアプリを利用する方法があります。
まずは携帯電話番号を利用した方法です。
続いては「Google Authenticator」というアプリを使用する方法です。
手順は以下のとおりです。
続いては本人確認を行いましょう。
bybitは本人確認を行わなくても利用可能ですが、確認を行うことで使えるサービスが広がります。
本人確認には2段階ありますが、1段階の利用レベルで充分です。以下の手順は1段階の本人確認の手順です。
bybitの口座開設は済みましたでしょうか。
ここではbybitを利用する上での注意点を紹介します。注意点は以下のとおりです。
レバレッジは大きなリターンが狙えるため魅力的な投資戦略の1つですが、間違えた使い方をしてしまうと大きなリスクにもなるため慎重に扱いましょう。
最大100倍のレバレッジがかけられるため、少ない軍資金で大きな利益を得ようと博打に走りたくなるかもしれません。しかし損失が出たときに、その分の掛け率の損失が乗ってくることを理解することが大切です。
投資の基本は余剰資金で行うことですので、身銭を切る勝負はやらないようにしましょう。
まだレバレッジ取引に慣れていないうちは、2〜3倍程度のダメージの少ない掛け率で取引を行い、徐々に慣らしてください。
bybitでは1日の送金可能な時間が決まっています。
送金可能時間は、1日3回で日本時間の1時・9時・17時だけです。
なぜ送金時間が制限されているかというと、セキュリティ対策のため送金申請を手動で確認しているからです。
そのためいつでも送金可能にしていると、人手が足りず運営できません。よって1日に複数回送金処理を行いたい人にとっては、不便に感じるでしょう。
それでもbybitを使うメリットはありますので、送金する際は所定の時間に間に合うように送金の申請を出しておくことが大切です。
bybitだけに限った話ではありませんが、仮想通貨はあくまで投資のため資産が無くなってしまったり、トラブルに巻き込まれたりしても自己責任です。
仮想通貨でよくあるトラブルとして、送金する際にウォレットアドレスを間違えてしまい資産を失うケースがあります。
その際にbybitに助けを求めてもどうすることができないため、基本は自己責任となります。
仮想通貨の世界では「DYOR」というDo Your Own Research(自分自身で調べる)の頭文字を取った言葉がよく使われているため、基本は自己責任であるという考え方を持っておきましょう。
ここまでbybitについて紹介しましたが、口座開設は済みましたでしょうか。
海外の仮想通貨取引所であるため、「使いにくそう」や「詐欺にあいそうで怖い」といったイメージがあったかもしれませんが決してそんなことはありません。
bybitは以下のような特徴を持つ取引所です。
サーバーが強いためセキュリティが強固になっており、日本人でも扱いやすいため、海外の仮想通貨取引所を使いたいと考えている人はbybitを利用してみてはいかがでしょうか。