「車の購入を考えているけれど、ローンの審査に通るか不安…」「審査が甘いマイカーローンがあれば知りたい」とお悩みではありませんか。
結論から言うと、誰でも必ず審査に通るマイカーローンは存在しません。しかしローンには様々な種類があり、審査の基準もそれぞれ異なります。
一般的に銀行の低金利なローンは審査が厳しい一方、中古車販売店などが提供する「自社ローン」は比較的審査に通りやすい傾向があります。
ただし審査が甘いとされるローンは金利が高めなど、デメリットも存在します。
この記事ではマイカーローンの種類ごとの特徴や、審査に不安がある方でも車を手に入れるための具体的な方法を分かりやすく解説します。
銀行やディーラーより審査が甘い主な自社ローン
自社ローン事業者 | 主な特長 |
---|---|
自社ローンの窓口 | 最大5社の自社ローン仮審査を一括で依頼できる一括比較サイト。 |
オトロン | 高い審査通過率の自社ローン専門自動車販売店。無料仮審査は最短15分で結果がわかる。 |
クルマテラス | 全国6店舗から最短即日納車も可能。3ヶ月修理保証、最長3年保証 |
カーリバ | 全国対応の自社ローン専門車販売店。 |
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審査が甘いマイカーローンならどこがいい?必ず審査に通るところはない
銀行や金融会社の低金利マイカーローンに審査が甘い期待はできない

銀行や信用金庫が提供するマイカーローンは、一般的に年1%台から4%程度の低金利が魅力です。
しかしこれらの金融機関は厳格な審査基準を設けており、「審査が甘い」ことは期待できません。
低金利である理由は、金融機関がリスクを抑えるために、安定した収入と良好な信用情報を持つ顧客のみを対象としているからです。
年収200万円以上、勤続年数1年以上、他社借入がないといった条件を満たし、信用情報に傷がない方が対象となります。
過去に延滞や債務整理の経験がある方、転職したばかりの方、自営業で収入が不安定な方などは、審査通過が困難な場合が多いです。
審査が甘いマイカーローンは金利や手数料が高い傾向がある
審査通過率が高いとされるマイカーローンは、その分だけ金利や手数料が高く設定される傾向があります。これは金融機関のリスク管理の観点から当然のことです。
自社ローンを提供する中古車販売店では、金利0%をうたう場合もありますが、実際には車両本体価格や諸費用に手数料分が上乗せされていることが多く、総支払額を比較すると必ずしも有利とは限りません。
また信販ローンやディーラーローンでも、審査基準を緩くする代わりに年5%から10%程度の金利が適用されることが一般的で、銀行や信金のローン金利と比べると高いと言わざるを得ません。
審査が甘いローンを選ぶ際は、金利だけでなく、手数料、保証料、総支払額を総合的に比較検討することが重要です。
短期間で完済予定の場合は多少金利が高くても影響は限定的ですが、長期返済を予定している場合は、金利差が総支払額に大きく影響することも理解しておきましょう。
絶対通る・審査通過率100%のマイカーローンは業者や契約内容に注意
「絶対通る」「審査通過率100%」といった宣伝文句を使うマイカーローンには十分な注意が必要です。
こうした契約が容易な表現を使う業者は、法外な金利や手数料を設定していたり、契約条件が不透明だったりする可能性があります。
銀行や信販会社のローンはもちろんですが、車の販売店が独自に行う自社ローンであっても審査は必ず行われ、支払い能力がないと判断されれば審査に落ちることがあります。
特に無職や生活保護受給者の場合は自社ローンでも審査通過は困難で、「絶対通る」「誰でも通る」「審査通過率100%」はありえないのです。
甘い言葉に惑わされず、必ず正規の金融機関や販売店かどうかを確認し、契約内容を十分に理解してから申し込むことが大切です。
審査が甘いマイカーローンはどこがいい?マイカーローンの種類
車の販売店が独自に行う自社ローンは審査通過率が最も高い
主な自社ローン事業者
自社ローン事業者 | 主な特長 |
---|---|
自社ローンの窓口 | 最大5社の自社ローン仮審査を一括で依頼できる一括比較サイト。 |
オトロン | 高い審査通過率の自社ローン専門自動車販売店。無料仮審査は最短15分で結果がわかる。 |
クルマテラス | 全国6店舗から最短即日納車も可能。3ヶ月修理保証、最長3年保証 |
カーリバ | 全国対応の自社ローン専門車販売店。 |
自社ローンは中古車販売店が独自に提供する割賦販売の分割払いシステムで、一般的なローンとは異なり、販売店と顧客の直接契約となります。
審査も信用情報機関への照会を行わない場合が多く、過去に金融事故があった方でも利用できる可能性が高いのが特徴です。
審査では現在の収入状況や支出バランスが重視され、勤続年数が短い方や自営業の方でも審査に通る可能性があります。
ただし金利0%とうたっていても、実際には車両価格に手数料が含まれていることが多く、総支払額では銀行ローンや信販会社のローンより高くなる場合がほとんどです。
自社ローンを検討する際は、総支払額の比較、契約条件の詳細確認、販売店の信頼性の確認を必ず行うことが重要です。
特に支払いが困難になった場合の取り扱いについては、事前にしっかりと確認しておきましょう。
信販ローンやディーラーローンは銀行のマイカーローンよりは審査が甘い
信販ローンやディーラーローンは、自動車販売店が信販会社と提携して提供するローンです。
銀行ローンと比較すると審査基準がやや緩く、手続きも車の購入と同時に行えるため利便性が高いのが特徴です。
金利は年3%から8%程度が一般的で、銀行ローンより高めですが、自社ローンと比べると透明性があります。
審査では年収や勤続年数、信用情報が確認されますが、銀行ほど厳格ではなく、パートやアルバイトの方でも利用できる場合があります。
ディーラーローンでは、車両の所有権留保が一般的で、完済まで車の名義はディーラーや信販会社になります。残価設定型ローンを選択すれば月々の支払いを抑えることも可能です。
ただし繰上返済に制限がある場合や、手数料が高い場合があるため、契約前に条件を十分確認することが大切です。
購入する車種や販売店によって提供される信販会社や条件が異なるため、複数の選択肢を比較検討することをお勧めします。
ろうきんのマイカーローンは条件や審査は厳しいが低金利
主なろうきんのマイカーローンと金利
ろうきんのマイカーローン | 実質年率 |
---|---|
中央ろうきんカーライフローン | 年率2.55%〜3.825%(変動) |
東海ろうきんWeb完結型ローン(自動車) | 年率2.50%(変動) |
九州ろうきんカーライフローン | 年率2.45%〜3.05%(固定) |
東北ろうきんマイカーローン | 年率2.60%〜3.00%(固定) |
中国ろうきんカーライフローン | 年率2.025%(変動) |
北海道ろうきん自動車ローン | 年率2.55%〜3.70%(変動) |
労働金庫(ろうきん)のマイカーローンは、一般的に銀行より金利が低く設定されており、労働組合員や生協組合員であればさらに優遇金利が適用されることが多いです。
年1%台から3%程度の低金利で利用でき、繰上返済手数料が無料というメリットもあります。
審査基準は銀行と同程度で厳格ですが、営利を目的としない協同組織金融機関として、組合員の福利厚生を重視したサービスを提供しています。ろうきんによっては、新車購入時のエコカー優遇制度や、若年層向けの特別金利制度を設けている場合もあります。
ただし利用条件として労働組合員、生協組合員、またはその地域の勤労者であることが必要で、一般の方は利用できない場合があります。
それでも金利面でのメリットは大きいため、利用条件を満たす方にとっては非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。事前に最寄りのろうきんで利用条件や金利を確認することをお勧めします。
銀行のマイカーローンは低金利だが審査は甘くない

主な銀行マイカーローン | 金利 |
---|---|
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン | 年率1.875%〜3.00%(変動)(※2025年10月1日以降) |
三井住友銀行マイカーローン | 年率2.950%(変動) |
りそな銀行マイカーローン | 年率1.30%〜4.20%(変動) |
横浜銀行マイカーローン | 年率0.9%〜2.8%(変動) |
住信SBIネット銀行自動車ローン | 年率2.275%〜4.475%(変動) |
イオン銀行自動車ローン | 年率3.80%〜13.50% |
銀行のマイカーローンは、最も低金利で利用できるマイカーローンの代表格です。メガバンクや地方銀行、ネット銀行が提供しており、年1%から4%程度の金利で利用できることが多いです。
車の所有権は購入者にあり、繰上返済も自由に行えるため、柔軟性が高いのが特徴です。ネット銀行では来店不要でWeb完結できるサービスも増えており、手続きの利便性も向上しています。
ただし審査は最も厳格で、年収200万円以上、勤続年数1年以上などの条件が一般的です。マイカーローンは数百万円もの高額な借入が想定される商品設計のため、銀行の個人向けローンの中では住宅ローンに次いで審査が厳しいと言えます。
信用情報に傷がある方や、自営業で収入が不安定な方は審査通過が困難な場合が多いです。
また審査に時間がかかることもあり、急ぎで車が必要な場合には向いていません。
事前審査を利用して、車を選ぶ前に借入可能額を確認することも可能です。金利面での優位性を活かすためにも複数の銀行を比較検討し、最も有利な条件の銀行を選ぶことが重要です。
審査が甘いマイカーローンはどこがいい?自社ローンおすすめランキング
クルマテラスの信用回復ローン

クルマテラスの自社ローンは信用回復ローンと呼ばれ、一般の信販会社では審査に通らない高リスク属性の方でも利用できる信販会社の提携ローンです。現在の収支状況を基準とした独自審査でローンを組めます。
過去に自己破産や債務整理の経験がある方でも利用でき、金利は3.9%から15.0%で設定されます。最大120回(10年)まで支払回数を選べるため、毎月の支払いを抑えて車を購入できます。
全国対応で来店不要、審査時間は30分程度と迅速な対応が特徴です。頭金や保証人は原則不要で、車両の名義は契約者本人となります。3ヶ月間の無料修理保証が付帯し、全国の提携工場でアフターサービスを受けることができます。
さらに在庫にない車両の取り寄せも可能で希望に応じた車両の調達力も魅力の一つです。
審査基準が柔軟な分、金利は一般的な銀行ローンより高めに設定されているため、総支払額を慎重に検討することが重要です。
オトロンの自社ローン

オトロンは関東・東北・東海地方に19店舗を展開する中古車販売業者で、最大48回払いまで対応する自社ローンを提供しています。
オトロンの自社ローンは購入者の2者間での割賦販売となり信用情報機関への照会を行わないため、過去の滞納歴や金融事故があっても利用できる可能性があります。自己破産や債務整理の経験がある方、パートやアルバイトの方でも気軽に相談できます。
頭金0円、審査は最短15分で完了し、必要書類は運転免許証のみという手軽さが特徴です。全店舗の在庫を共有しているため、豊富な選択肢から車両を選べます。
認定整備工場を自社で多数保有し、納車前の車の状態はもちろん、購入後のメンテナンスについても契約期間中はオイル交換6回まで無料など、車そのものについても安心感があります。さらに下取り最低保証制度、同時購入割引など、お得な特典もあります。
車の購入はもちろん、メンテナンスまで任せられる自社ローン中古車販売業者と言えるでしょう。
カーリバの自社ローン

カーリバは審査通過率99.8%をうたう全国対応の自社ローン業者で、最短3分のスピード審査が特徴です。
自己破産や任意整理の経験がある方、収入が不安定な自営業の方、他社ローンの審査に落ちた方でも利用できる可能性があります。
最大60回払いまで対応し、頭金なし・保証人なしでの契約もできます。全国対応でWebでの手続きが可能なため、来店せずに契約できます。
自社ローンプランとカーリバプラン(エンジン停止装置付き)の2つのプランがあり、状況に応じて選択できます。
審査では過去の信用情報よりも現在の収入状況を重視し、無理のない返済プランを提案してくれます。契約実績も豊富で、軽自動車から高級車まで幅広い車種に対応しています。
ただし審査通過率の高さは金利や総費用に反映されている可能性があるため、他の選択肢との比較検討が重要です。エンジン停止装置が付くプランでは、万が一の支払い遅延時に車両の使用が制限される可能性があることも理解しておく必要があります。
ローンの審査に通らないけど、どうしても車が必要という人にカーリバは助け舟となる選択肢になるでしょう。
じしゃロン

じしゃロンは、中古車販売大手IDOM(旧ガリバー)グループが提供する自社ローンサービスです。
最短即日で審査結果が分かる独自審査基準により、他社でローン審査に落ちた方でも利用できる可能性があります。
じしゃロンでは支払期間中の車検や税金も込みで毎月一定額を支払う定額制となっているため、急な出費の心配がありません。
さらに全車に6ヶ月保証が付帯し、全国460店舗のIDOMグループでアフターサービスを受けられる安心感があります。外国籍の方も永住権があれば利用可能です。
ただし自社ローン利用時には有償オプション(車検取得・ケアパック・6ヶ月保証・GPS機器取付)の付帯と頭金5万円以上の設定が条件となります。また最大で48回(4年)での支払いとなるため、月々の支払額についても注意が必要です。
大手グループの安心感がある一方で、条件面では他の自社ローンより制約が多い場合もあります。IDOMグループの豊富な在庫から選択できるメリットもあるため、希望する車両があるかどうかも含めて検討しましょう。
複数の自社ローンに一括仮審査申込できる「自社ローンの窓口」

自社ローンの窓口は、最大5社の自社ローン業者に一括で仮審査を申し込めるサービスです。
一度の申込みで複数の業者から審査結果を受け取れるため、効率的に自社ローンを比較検討できます。全国の自社ローン取扱店と提携しており、地域や希望条件に応じて最適な業者を紹介してくれます。
各業者の特徴や条件を比較できるため、金利や総支払額、サービス内容を総合的に判断できます。
自分で一つ一つの販売店を探して申し込む手間が省け、最も条件の良い、審査に通過できる可能性が高い店舗を効率的に見つけることができます。
どの自社ローンを選べば良いか分からない方や他社ローンで審査に落ちた経験がある方、できるだけ早く車を見つけたい方にとって非常に便利なサービスと言えるでしょう。
銀行のマイカーローン低金利ランキング
横浜銀行マイカーローン:年率0.9%〜2.8%

横浜銀行マイカーローンは、年率0.9%〜2.8%(変動金利・2025年9月1日時点)という低金利が魅力です。
新車の購入だけでなく、中古車や他社マイカーローンやディーラーローン、残価設定型ローンからの借り換えでも同一金利が適用され、車検や修理費用にも利用できる利便性の高さが特徴です。
来店不要でWeb完結し、仮審査結果は最短即日で回答されます。借入金額は10万円から1,000万円まで、返済期間は最長10年まで対応しています。
繰上返済手数料はスマホアプリ「はまぎん365」や〈はまぎん〉マイダイレクト利用時は無料となり、柔軟な返済が可能です。
ただし、利用条件として神奈川県全域、東京都全域(一部除く)、群馬県の一部地域(前橋市、高崎市、桐生市、みどり市)にお住まいまたは勤務していることが必要です。
年収や勤続年数の条件は他の銀行と同程度で、安定した収入と良好な信用情報が求められます。地域限定という制約はありますが、対象エリアの方にとっては非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
三井住友銀行マイカーローン:年率2.950%

三井住友銀行マイカーローンは、年率2.950%(変動金利・2025年9月1日時点)で借入金額10万円から300万円まで対応しています。
最短当日に審査結果が確認でき、スピーディーな対応が可能です。新車・中古車購入、自動二輪車購入、運転免許取得費用、車検・修理費用など、車に関する幅広い用途に利用できます。
24時間Webで申し込み可能で、必要書類もWebアップロードできる利便性があります。ただし契約の際はローン契約機での来店が必要で、完全にWeb完結というわけではありません。
前年度税込年収200万円以上、年齢20歳以上65歳以下の条件があり、年金収入のみの方は利用できません。
他のメガバンクと比較すると金利がやや高めに設定されていますが、三井住友銀行の口座を既に持っている方には手続きの面でメリットがあります。
繰上返済手数料は5,500円かかるため、繰上返済を頻繁に行う予定がある方は注意が必要です。全国展開しているため、対象エリアの制限がないのも利点です。
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン:年率1.65%〜3.00%

三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンは年率1.65%〜3.00%(変動金利・2025年10月1日時点)で、三菱UFJ銀行の住宅ローン利用者はここからさらに年率0.2%の優遇が適用されます。
借入金額50万円から1,000万円まで、最長10年の返済期間に対応し、Web完結で来店不要です。事前審査は最短即日回答で、普通預金口座があれば原則来店不要で手続きできます。
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンは通常タイプと据置タイプがありますが、据置タイプは借入期間が10年固定で金利も通常タイプより高く、他社のディーラーローン等からの借り換えもできないのでおすすめしません。
年収200万円以上、勤続年数1年以上の条件があり、年金収入のみの方は対象外です。
メガバンクならではの安心感と充実したサービス内容で、条件を満たす方には非常に魅力的な選択肢といえます。金利水準も業界トップクラスの低さを誇っています。
りそな銀行マイカーローン:年率1.300%〜4.200%

りそな銀行マイカーローンは、年率1.300%〜4.200%(変動金利・2025年9月1日時点)の金利で、EV/FCVなら0.3%優遇が適用されます。
さらにりそな銀行の住宅ローン利用者には特別金利年1.300%または2.300%が適用され、より有利な条件で利用できます。
借入金額10万円から1,200万円まで、返済期間最長10年まで対応しており、車が決まる前でも申込み可能です。Web完結で手続きでき、審査結果は翌営業日に回答されます。事務手数料・繰上返済手数料は無料で、りそなグループアプリで残高管理も簡単にできます。
新車・中古車購入、バイク購入、借り換え、運転免許取得費用、車検費用など幅広い用途に利用可能です。
ディーラーローンとの比較でも所有権や金利面で有利になる場合が多く、借り換えにより総支払額の削減が期待できます。りそな銀行の口座を持っている方には特にメリットが大きい商品といえるでしょう。
住信SBIネット銀行自動車ローン:年率2.275%〜4.475%

住信SBIネット銀行自動車ローンは年率2.275%〜4.475%(変動金利・2025年9月1日時点)の金利で利用できます。
金利は所定の条件に応じた優遇があり、申込時点でSBI証券口座を保有していれば0.5%の金利引き下げ、申込時点で住信SBIネット銀行の住宅ローン残高があれば年1.0%の金利引き下げが適用されます。
ネット銀行ならではの低金利と24時間365日Web手続きが可能な利便性が魅力です。借入金額10万円から1,000万円まで、返済期間最長10年まで対応し、車を選ぶ前でも仮審査申込みができます。
必要書類はWebアップロードで提出できます。繰上返済はいつでもWeb上で可能で手数料も無料です。住信SBIネット銀行に口座がなくてもローンと口座開設の同時申込みが可能です。
審査は年収や勤続年数、信用情報を総合的に判断し、ネット銀行としては標準的な基準となっています。スマートプログラムのランクに応じてATM・振込手数料の優遇もあり、総合的なメリットが期待できます。
イオン銀行自動車ローン:年率3.80%〜13.50%

イオン銀行自動車ローンは年率3.80%〜13.50%(固定金利・2025年9月1日時点)の目的別ローンです。借入金額は10万円から700万円まで、返済期間は1年から8年まで対応しています。
新車・中古車購入、バイク購入、車検・修理費用、オプション品購入など幅広い用途に利用できます。インターネットで申し込みでき、融資まで来店不要で手続きが完了します。
担保・保証人は不要で、6ヶ月毎の増額返済も併用可能です。繰上返済手数料は無料で、インターネットバンキングなら1万円から1円単位で一部繰上返済ができます。事務手数料は契約1件につき2,750円かかりますが、比較的低額に抑えられています。
金利幅が広いため、審査結果によっては高い金利が適用される可能性もあり、銀行の自動車ローンとしては金利が高い部類になりますが、ディーラーローンよりも低金利で車の名義を自分名義にできる等のメリットはあるでしょう。
審査が甘いマイカーローンの特徴をチェックしよう
審査が甘いマイカーローンは金利が高い傾向がある
審査が甘いとされるマイカーローンでは、金利が高く設定される傾向があります。これは金融機関のリスク管理の基本原則によるもので、審査基準を緩くする分、貸し倒れリスクを金利で補うためです。
自社ローンでは表向き金利0%としながらも、実際には車両価格や諸費用に手数料が含まれており、実質的な金利は年10%を超えることも珍しくありません。
信販ローンやディーラーローンでも、審査通過率を高めるために年5%から10%程度の金利を設定することが一般的です。
一方、銀行の自動車ローンは年1%台から4%程度ですが、その分審査は厳格になります。
審査の甘さと金利の高さは表裏一体の関係にあることを理解し、自分の信用状況と返済能力を客観視して、最適なバランスのローンを選択することが重要です。
短期間での完済予定なら多少金利が高くても影響は限定的ですが、長期返済では総支払額に大きな差が生まれることも覚えておきましょう。
審査が甘いマイカーローンは年収条件が低い傾向がある
審査が甘いマイカーローンでは、年収条件も比較的低く設定されていることが多いです。
銀行ローンでは年収200万円以上が一般的な条件ですが、自社ローンや一部の信販ローンでは年収150万円程度から利用できる場合もあります。
自社ローンであればパートやアルバイトの方でも、安定した収入があれば審査対象となることが多く、正社員でなくても利用できる可能性があります。
ただし、年収条件が低い分、借入可能額も制限される傾向があり、希望する車両の価格によっては利用できない場合もあります。
また審査が甘いマイカーローンは年収に対する返済負担率が高くなる傾向があり、月々の返済額が家計を圧迫するリスクも考慮する必要があります。
年収条件が緩いローンを検討する際は、借入可能額だけでなく、無理のない返済計画を立てることが最も大切です。収入の安定性や将来の見通しも含めて、慎重に返済計画を検討しましょう。
審査が甘いマイカーローンは申込基準が幅広い
自社ローンを中心とした審査が甘いとされるマイカーローンでは、申込基準も幅広く設定されています。
年齢制限では、18歳から利用可能なローンも多く、上限も75歳程度まで対応している場合があります。
雇用形態についても、正社員だけでなく、パート、アルバイト、派遣社員、自営業者など多様な働き方の方が対象となります。勤続年数の条件も緩く、転職したばかりの方でも利用できる場合があります。
外国籍の方についても、永住権がなくても在留期間中に返済が完了する契約であれば利用可能としているローンもあります。学生や年金受給者の方でも、一定の収入があれば審査対象となることもあります。
ただし申込基準が幅広い分、個別の審査は慎重に行われ、収入状況や返済能力を詳しく確認される場合があります。
また保証人や頭金を求められることもあるため、申込基準の緩さだけに注目せず、総合的な条件を確認することが大切です。
審査が甘いマイカーローンとは?審査基準を確認
雇用形態による違い
マイカーローンの審査は契約金額が大きく返済も数年に及ぶのが一般的なため、返済能力を担保するといった意味合いで雇用形態がより重要な判断要素となります。
最も有利とされるのは正社員で、安定した収入と継続的な雇用が見込まれるため、ほとんどのローンで優遇されます。公務員も安定性の観点から高く評価され、低金利での融資を受けやすい傾向があります。
契約社員や派遣社員の場合、契約期間や更新の見込みが審査に影響し、銀行ローンでは厳しく見られることもありますが、自社ローンでは比較的受け入れられやすいです。
パートやアルバイトの方は、勤続年数と収入の安定性が重視され、同一職場での勤務期間が長いほど有利になります。
自営業者は収入の変動が大きいため、銀行ローンでは最も厳しく審査される傾向がありますが、数年分の確定申告書による所得証明ができれば利用可能な場合もあります。
それぞれの雇用形態に応じて、最適なローンの種類を選択し、必要な書類を準備することが審査通過の鍵となります。
収入の水準(年収)
年収はマイカーローンの審査において最も重要な要素の一つです。一般的に銀行ローンでは年収200万円以上が条件とされています。
年収が高いほど借入可能額も増え、金利面でも優遇される傾向があります。ただし年収だけでなく手取り額や家族構成、他の支出なども総合的に判断されます。
自社ローンや信販ローンでは、年収150万円程度から利用できる場合もありますが、その分金利が高く設定されたり、借入可能額が制限されたりします。
年収に対する返済負担率は、銀行ローンでは通常30%以下、審査が甘いローンでも35%から40%程度が上限となることが多いです。
複数の収入源がある場合は、全ての収入を合算して申告できることもありますが、安定性が重視されるため、継続的でない収入は評価が低くなる可能性があります。
勤続年数
勤続年数は収入の安定性を判断する重要な指標として審査で重視されます。
銀行ローンでは一般的に1年以上の勤続年数が求められ、3年以上であればより安定しているとみなされます。転職直後の場合、試用期間中は審査が厳しくなることが多く、本採用後の申込みがよいでしょう。
自社ローンや一部の信販ローンでは、勤続年数の条件が緩く、半年程度でも審査対象となる場合があります。
自営業者の場合は営業年数が重視され、確定申告を2年分以上提出することで安定性を示すことが一般的です。
パートやアルバイトの方でも、同一職場での勤続年数が長いほど評価が高くなる可能性はあります。
勤続年数が短い方は、審査の甘いローンを選択するか、勤続年数が条件を満たすまで待つことを検討する必要があります。
信用情報(事故情報やクレジット履歴等)
信用情報とは個人のクレジットカードやローンの契約内容、支払状況などを記録した情報のことです。
信用情報は内閣総理大臣が定める指定信用情報機関によって管理されており、ローン審査の際には必ず照会されます。
銀行ローンでは、延滞、債務整理、自己破産などの事故情報があると審査通過は非常に困難になります。
またクレジットカードやローンの利用履歴がない「ホワイト」の状態も、年齢によっては審査で不利になることがあります。
事故情報の保存期間は延滞や債務整理は事故情報の解消から5年、自己破産では7年とされており、この期間中は銀行ローンの利用はほぼ不可能です。
一方、自社ローンでは信用情報機関への照会を行わない場合が多く、過去に金融事故があっても現在の収入状況で審査される可能性があります。
信用情報の確認は、指定信用情報機関のCIC、JICC、全銀協でそれぞれオンラインで可能なため、必要なら申込み前に自分の信用状況を把握しておくこともできます。
他社ローン等の借入状況
他社からの借入状況は、新たなローンの審査に大きく影響します。返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)は、銀行ローンでは通常30%以下、審査が甘いローンでも35%程度が上限とされています。
住宅ローン、カードローン、クレジットカードのリボ払い、スマートフォンの分割払いなども借入として計算されるため、申込み前に正確に把握する必要があります。
カードローンやクレジットカードのキャッシングなどの無担保の借金では借入件数が多いと審査で不利になることが多く、特に4件を超えると多重債務とみなされるリスクが高まります。
返済遅延の履歴がある場合は、それが軽微なものでも審査に影響する可能性があります。
借入状況を改善するためには、不要なカードローンの完済や解約、リボ払いの一括返済などが有効です。審査が不安な方は申込み前に借入額の調整や他の債務の整理を検討しましょう。
審査が甘いマイカーローンとは?審査に通るコツ
他社のローン残高を減らしておく
マイカーローンの審査に通りやすくするための効果的なコツの一つが、申し込み前に他社のローン残高をできるだけ減らしておくことです。
特に金利の高いカードローンやキャッシング、リボ払いの残高がある場合は、優先的に返済を進めましょう。
これにより年収に占める年間返済額の割合である「返済負担率」が下がり、新たなローンを返済する余力が生まれるため、審査で有利に評価されます。
また複数の借入を一本化する「おまとめローン」を利用して、借入件数自体を減らすのも有効な手段です。
計画的に借金を管理できる人物であるという印象を与えることにもつながり、金融機関からの信用度を高める効果が期待できます。
頭金を用意する

頭金を用意することはマイカーローンの審査において非常に有効な手段です。
頭金とは、車両価格の一部を現金で先に支払うお金のことです。例えば300万円の車を買う際に50万円の頭金を用意すれば、ローンの借入額は250万円に減ります。
借入額が少なくなれば、金融機関が負う貸し倒れのリスクが低減されるため、審査に通りやすくなるほか、月々の返済額が減ることで返済負担率が下がるというメリットもあります。
さらに頭金を準備できるということは、計画的に貯蓄ができる堅実な人物であるという証明にもなり、申込者の信用度を高める効果も期待できます。
ただし頭金を無理に用意することで、購入後の生活資金が不足するリスクもあるため、家計全体のバランスを考慮することが重要です。緊急時のための貯金は残しておき、余裕資金の範囲内で頭金を設定しましょう。
また、頭金以外にも諸費用(税金、保険、登録費用など)が必要となるため、総額での資金計画を立てることが大切です。
保証人を付ける

もしご自身の収入や信用情報に不安がある場合、保証人を付けることで審査に通る可能性を格段に高めることができます。
保証人(特に連帯保証人)とは、万が一申込者本人がローンを返済できなくなった場合に、代わりに返済義務を負う人のことです。親や配偶者など、安定した収入のある親族に依頼するのが一般的です。
金融機関にとっては保証人がいることで貸し倒れのリスクを大幅に軽減できるため、申込者本人の信用力が多少低くても、融資のハードルが下がります。
保証人には非常に重い責任が伴うため、依頼する際は事情を誠実に説明し、相手の理解と同意をしっかりと得ることが不可欠です。安易な依頼は人間関係のトラブルにつながるため注意しましょう。
保証人を依頼する際は、返済計画を明確に示し、万が一の場合の対応も含めて話し合っておくようにしましょう。
勤続1年以上になってから申し込む

ローンの審査では収入の安定性が非常に重視されます。その安定性を示す客観的な指標の一つが勤続年数です。
転職したばかりで勤続年数が数ヶ月といった状況では、「またすぐに辞めてしまうかもしれない」「収入が途絶えるリスクがある」と判断され、審査では著しく不利になります。
可能であれば、現在の職場での勤続年数が1年以上になってから申し込むのが賢明です。
1年以上の勤務実績があれば、安定した収入基盤があると見なされ、金融機関からの信用度が大きく向上します。
もし車の購入を急いでいないのであれば、審査通過の可能性を高めるために、申し込みのタイミングを少し待つというのも戦略的なコツの一つと言えます。
勤続年数が1年を超えるまでの間に、他の借入を整理したり貯金して頭金を準備したりするとより一層効果的です。
信用情報の事故情報が消えるまで待つ
過去に金融事故がある場合、信用情報から事故情報が削除されるまで待つことが、銀行のマイカーローンの審査通過に向けて最も確実な方法です。
事故の内容にもよりますが、原因となった問題を解決してから、通常5年~7年程度が経過すると情報は削除されます。自分の信用情報が現在どうなっているかは、指定信用情報機関(CIC、JICC、KSC)に開示請求をすれば確認できます。
急ぎで車が必要な場合は、自社ローンなど信用情報を重視しないローンの利用を検討し、信用回復後に借り換えるという方法もあります。
もし車の購入を急いでおらず、低金利のローンを利用したいのであれば、事故情報が消えるのを待ってから申し込むのが最も確実な方法です。それまでの期間は頭金を貯めるなど堅実な準備を進めましょう。
不要なクレジットカードやカードローン等を解約する

マイカーローンを申し込む前には、普段使っていないカードを整理・解約し、不要な借入枠をなくしておくことも、審査通過の可能性を高めるための重要なポイントです。
使用していないクレジットカードやカードローンの契約があると、利用していなくても借入可能額として審査で考慮される場合があります。
特にキャッシング機能付きのクレジットカードは、限度額分が潜在的な借入として評価されることが多いです。リボ払い専用カードや消費者金融のカードローンなども、契約しているだけで審査に影響する可能性があります。
これらの不要な契約を解約することで、見かけ上の借入余力を改善し、マイカーローンの審査で有利になる可能性があります。
審査が甘いマイカーローンとは?審査に落ちる原因と対策
信用情報に問題がある場合
審査に落ちる最も一般的な原因は信用情報に問題があるケースです。
過去にクレジットカードの支払いやローンの返済を長期間延滞した、債務整理や自己破産をした、といった金融事故の記録が信用情報機関に残っていると、「返済能力に問題のある人」と判断されてしまいます。
この状態は俗に「ブラックリスト」と呼ばれ、銀行や信販会社などの審査通過はほぼ不可能です。
対策としては、信用情報から事故記録が消えるまで待つか(通常5年~7年)、信用情報を重視しない独自の審査基準を持つ「自社ローン」などを検討する必要があります。
自社ローンは信用情報機関への照会を行わない場合が多く、現在の収入状況を重視した審査が行われます。ただし金利や手数料が高くなる傾向があるため、総支払額がいくらになるかは注意しましょう。
収入が不安定・低すぎる・無収入の場合
ローンの返済は安定した収入があってこそ成り立つものです。そのため収入が不安定であったり、金融機関が定める基準よりも低かったり、あるいは無収入であったりする場合は、審査に落ちる直接的な原因となります。
特に就職・転職したばかりで勤続年数が極端に短い場合や、収入のない専業主婦(主夫)、無職の方は、返済能力を証明することが難しく、審査は非常に厳しくなります。
自営業者で収入が不安定な場合は、確定申告書2年分以上を提出し、平均所得で判断してもらうことが可能な場合があります。
対策としては、頭金をできるだけ多く用意して借入額を減らす、安定収入のある配偶者や親族に保証人になってもらう、もしくは申込者本人になってもらう、といった方法が考えられます。
他社借入が多く返済比率が高い場合
現在、他に多くの借入を抱えている場合も審査に落ちる大きな原因となります。
金融機関は審査の際に、住宅ローンやカードローン、スマホ本体の分割代金など、全ての借入を合算した年間返済額が、年収に対してどれくらいの割合を占めるか(返済負担率)を計算します。
この比率が金融機関の定める上限(一般的に30~35%程度)を超えていると「これ以上貸しても返済できない」と判断され、審査に落ちやすくなります。
対策としては、申し込み前に繰り上げ返済をするなどして、既存のローン残高を少しでも減らすことです。これにより返済負担率が下がり、審査に通る可能性が高まります。
また家計の見直しにより返済額を増やし、短期間での借入整理を図ることも効果的です。
申込内容に誤りや虚偽がある場合
申込書の記入内容に誤りや虚偽があると、審査で発覚した際に審査落ちとなります。
年収の水増し、勤続年数の偽装、他社借入額の過少申告など、意図的な虚偽申告は信用失墜に繋がります。
このあたりは金融機関側は信用情報を照会したり、収入証明書類を確認すればすぐに嘘や間違いを見抜けるため、本当に審査で不利にしかなりません。
記入ミスによる軽微な誤りでも、審査担当者に不信感を与える可能性があるため、申込み前の確認は重要です。年収は源泉徴収票や確定申告書の金額を正確に記入し、勤続年数は入社日から起算して正確に計算しましょう。
他社借入については、わずかな金額でも申告漏れがないよう、すべての借入を洗い出して記入することが必要です。住所や電話番号などの基本情報も、本人確認書類と一致するよう注意深く確認しましょう。
審査が甘いマイカーローンならどこがいい?よくある質問
審査が甘いマイカーローンならどこがいい?まとめ
「審査が甘いマイカーローン」を探すとき、最も重要なのは「なぜ審査が甘いのか」その仕組みを理解することです。
過去の信用情報に不安がある方にとって、販売店独自の基準で審査を行う「自社ローン」は有効な選択肢となり得ます。
しかし審査に通りやすい反面、金利の代わりに手数料が上乗せされるなど、総支払額が割高になる傾向があることを忘れてはいけません。
一方で銀行のマイカーローンは低金利で総支払額を抑えられますが、審査は最も厳しい基準で行われます。
まずはご自身の収入状況や信用情報を正確に把握し、頭金を用意する、不要なカードを解約するなど、できる対策を実践することが大切です。
その上で、ご自身の状況に合ったローンを選び、無理のない返済計画を立てることが、賢い車の買い方と言えるでしょう。